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2006年2月18日
ソニーコネクトてこ入れの中心人物、元アップルのTim Schaaffとはどんな人
彼は慎重で、落ち着きがあり、精神的にとても成熟しているので、日本人幹部らとも非常に上手くやっていけるだろう。われわれは貴重な人材を確保できたと考えており、そのことを嬉しく思っている
とはストリンガー氏のコメント。ウォークマン新製品がソフトの不具合などで伸び悩んだため、そのテコ入れに向け開発体制の見直し人事が行われたソニー。その開発力の底上げを狙い採用された元アップルの技術者であるTim Schaaff氏の人柄や経歴、そしてソニーにおける同氏の課題は何かをさぐるというコラム。
かつては「Synclavier」の開発にも携わり、アップルではQuickTime開発チームの責任者だったSchaaff氏は、元同僚からは「Steve Jobsとは正反対の人物」といわれているそうです。また、氏は業界団体や社外パートナーとの活動や協力を積極的に進めていたとかで、それがソニーとの関係に繋がったとか。確かにソニーは他のメーカーとは違ってQuickTimeを積極的に採用してきた経緯がありましたね。
ソニーのソフト開発部門は「Appleで働く場合と同じような給与や報酬が得られない」とのことですが、それでも入社を決めたのがSchaaff氏なんですね。彼を知る人間は、「Appleに各種のオープン標準を受け入れさせたSchaaffが、ソニーでも同じような動きを見せるだろうと予想し」、「彼こそさまざまな部門が進めるソフトウェア開発の取り組みを連携させるのに必要な外交手腕の持ち主だ」とコメントしてます。
ソフトウェア関連のサービスやソフトウェアにバグが多く使いづらいとの批判が浴びせられ、ソニー最大の汚点とまでいわれた「Connect」。Schaaff氏のこれからの手腕に期待したいです。
あ、そうそう、一部海外メディアの報道によると、ウォークマン ビーンズが4月にも販売を終了する可能性があるとか。モノは決して悪くないのに発表、発売ともにタイミングが悪すぎたましたよね…。iPod shuffleの値下げも今後の売り上げに大きく影響しそう…>ウォークマン ビーンズ販売終了か、海外メディアが報道
投稿者 SPA : 2006年2月18日 16:00 : カテゴリー Walkman