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2005年3月 1日
ドコモ、PHSから撤退～135万人の利用者の今後は…
PHSサービスの新規申込み受付終了及び2005年3月期業績予想の修正に関するお知らせ（ドコモのプレスリリース）
NTTドコモは、2005年4月30日をもってPHSサービスの新規申込み受付を終了すると発表。PHSサービスについては、今後、ユーザーの利用状況等を見つつ、サービス終了の検討を進めていくとして、PHS事業からの事実上の撤退を宣言しました。また、PHS事業の方向性を踏まえて、今期末にPHS事業資産の減損損失等の計上を行うとともに、2005年3月期の業績予想の修正も発表。
PHS事業撤退の理由は、携帯電話サービスの低料金化や多機能化等によりPHS利用者の減少傾向が続くと予想されることから、経営資源を携帯電話事業（FOMA）へ集中するためとしています。現在、PHSサービスを利用者については、引き続き利用できるとしていますが、同社携帯電話への変更を希望する場合には、各種特典を4月1日より用意するとしています。
IT系メディアのニュースには同社が記者発表の席上でFOMA向けのフルブラウザ搭載端末の開発も検討していることなども記載されています。
クリエでドコモのPHSを使っている人にとってはダブルパンチ。もちろん、それ以外のモバイラーの皆さんにとっても悲しい発表になってしまいましたね。なんだかんだと135万人ですよ。クリエとは比較にならない桁違いの数字です。そして、損失額も桁違い。通しで約4400億円ですか…。気の遠くなるような数字です。
【関連リリース・ニュース】
・【続報】NTTドコモ、PHS事業から撤退へ――事業移管後6年間で3800億円の赤字、今後はFOMAへの乗り換えを推進
・ドコモ、PHS事業から撤退へ～FOMAに経営資源を集中
・ドコモ、PHSサービス撤退も視野に4月末で新規受付終了
・ドコモ「PHS撤退」の真意
投稿者 SPA : 2005年3月 1日 10:46 : カテゴリー 携帯電話・PHS
