「SonicStage」タグアーカイブ

ソニー復活の鍵は、スタミナの優位性とそれを生かしたソニーらしい物づくり

ウォークマン復活を支えるキーデバイス「VME」

大河原克行さんの「パソコン業界、東奔西走」。ウォークマンスティック、ウォークマンスクエアに搭載され、「スタミナ」と呼ばれる長時間連続再生を実現する独自技術「VME(Virtual Mobile Engine)」を解説。技術的なことはよくわかりませんが、「リコンフィギュアブル(再構成)技術」の採用もさることながら、低消費電力化LSI技術といったSoC技術を採用したことも驚異的なスタミナを実現した大きな要因とか。

そして、音楽を楽しむための「遊び」の要素、言い換えると「ソニーらしい」製品作りも、「スタミナ」に余力がないと実現できないのだとか。さらに、それを実現する技術がソニー社内に存在していることに最も気がついていなかったのはソニー自身であり、それがオーディオ事業の赤字転落の原因でないかとも考察しています。

スタミナの優位性と、それを生かしたソニーらしい物づくり。ウォークマンスティック、ウォークマンスクエアが、ソニーのポータブルオーディオ、そして、ソニー全体の復活につながる狼煙であることを期待したい

という最後のコメントには共感を覚えます。

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W31S vs iPod mini

iPod vs 音楽ケータイ~ポータブルプレーヤーとして音楽ケータイを検証する

話題の音楽ケータイのポータブルオーディオ機能を検証するとかで、auのW31SをiPod miniと比較しています。本体サイズ、本体の操作性、転送ソフトであるiTunesとSonicStageの比較を交えつつ、最終的には、W31Sが「想像以上にオーディオプレーヤーとして“使える”」印象を持ったようです。

W31Sがメモステベースのメモリオーディオなのに、iPod suffleではなくHDD搭載のiPod miniを比較対象にしているの点がよくわかりません。W31S単体とiPod+ケータイというトータルの体積比較にどれほどの意味があるのかという気もしますが、多機能化によってケータイそのものの筐体が、W31Sを見るまでもなく、ますます巨大化しているという事実のほうが個人的には気がかりです。

それにしても、多機能化が加速しているケータイって従来のカテゴリーを軽々と飛び超えてしまいますね…。「ケータイ vs なにがし」といったこの手の比較レビューはこれからもどんどん増えるんでしょうね。

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ウォークマン スティック「NW-E507」レビュー(7)

今回は、この10日間ほど実際に使ってみた雑感と、今後実現して欲しい機能について思いつくままにまとめました。

nwe507_8.jpg気に入ったところ
・バッテリーの持ち。とにかくもう強力。このスタミナ性能はゆるぎない。購入後、まだ一度もフル充電したことありませんが、一度も残量が半分、いや、1/3を切ったことがありません。ちなみに、自分が転送しているフォーマットはATRAC3の132kbpsです。
・プリセットボリューム機能。Low/Mid/Highの音量を独自に設定可能で、瞬時に3段階の音量を切り替えることができるというものですが、これがすごく便利。人が周りにいるときといないときなど臨機応変に切り替えられるので、外出時などに威力を発揮してくれます。
・NW-EシリーズはATRAC3(plus)/MP3のフォーマットに関係なく楽曲にイコライザーが効く。(HDDウォークマンはATRAC3(plus)のファイルのみエフェクトやイコライザーが有効になる)

気になったところ
・透明プラスチック(アクリル?)部分に傷が付きやすそう。指紋も付きやすい。
・有機ELディスプレイの視認性。屋内や夜間は優れた性能を発揮するものの、日中の屋外ではほとんど認識できない。
・ソニスタ限定のプレミアムゴールドなんですが、言うほどプレミアム感がないような気がします。光の当たり方によって変化するとありますけど、どうにもそれが実感できず。ゴールドが意外に地味で、今ひとつ際だっていないように思えます。
・MP3ファイルのギャップレス再生ができない点。
・確認音(Beep)設定がONの場合、操作ごとにいちいち確認音が鳴るので音楽再生中は音楽がとぎれてしまう。なので、自分は常にOFFで運用してます。

今後実現して欲しい機能
・ストラップホールの位置はできれば上下2カ所にして欲しい
→ネックストラップを使う場合は操作部が下側の方が操作しやすいから
・(上記に伴って)ディスプレイの左右(上下)反転
→見るだけでなく、見せるのにも便利
・単純操作で全曲シャッフル
・プレイリストの完全アルファベット順実現
→アーティストとアルバムはアルファベット→かな→漢字順でソートされ、Groupは転送順のまんまというプレイリストの並び順をすべてアルファベット順に統一して欲しい。
・MP3ファイルでもギャップレス再生可能に
・FMチューナーの文字放送(見えるラジオ)対応
・表示画面のモード追加・カスタマイズ(自作)機能
・メモリ使用量・残量表示
・Bluetooth内蔵(やりたいことはこの辺で書いたことです
・SonicStageへの要望ですが、繋がった機器の情報を把握した上でもっとインテリジェンスな機能を盛り込んで欲しい。たとえば、本体の残メモリなどを把握した上でインテリジェントに選局してくれるといったiTunes+iPod suffle並みの簡単シャッフル転送とか。

ウォークマン スティック「NW-E507」レビュー(6)

Moraについて

ソニーも出資するLabelGateの「Mora」(すでにこの説明がわかりにくい…)について感じたことを少し書きます。ウォークマンスティック発売後にSonicStageからサイトを呼び出しててみたら、オープン1周年を迎えたとかで、なにげにリニューアルしていて、以前よりはデザインも洗練された印象を受けました。

mora.jpg以前は試聴にも別なソフトが必要でしたが、SonicStage ver3以降は試聴機能も統合されたようで、他のソフトを立ち上げる必要もなく、同一画面上で試聴可能になってます(できて当たり前だし、わざわざ褒めるようなことも無いのですが…)。そんなこともあって、少しは期待して良いのかと思ったら、使い勝手はさほど以前と変わらず、取り扱いの楽曲が結構増えたなあといった印象。楽曲が増えることはイコール選択肢が広がるわけで、音楽ファンにとっては素直にありがたいことなんでしょうけど、問題となるのはやはり楽曲の検索機能でしょうか。アーティストやアルバムタイトル単位以外に、キーワード検索も用意されているので、意外な楽曲との出会いも可能な点は評価できます。

しかしながら、日本の国内向けのサービスということからなのか、データベースに英文と和文が混在していて、使い勝手がどうにも微妙です。例えばTOTOをカタカナ入力して検索するとどういうわけか「森田公一とトップギャラン」やら「キンモクセイと東京ジェンヌ」がリストアップされていたりします。反対に漢字の邦楽アーティストをアルファベットで入力すると検索対象にならなかったりと、なんともちぐはぐ。

と、文句ばかり言ってもなんですので、手っ取り早くEdyを使って何曲か購入してみることにしたんですが、これがまた制約が多いんです。SonicStage上でMoraを利用する場合は、Edyによる決済自体ができません。クレジットカードまたはカード情報の事前入力による簡単決済サービスを利用すれば遙かに手軽に楽曲が買えるのですが、少額決済だからこそ個人情報が漏れにくい電子マネーを使えるようにして欲しいんですけど…。ちなみに、IEから直接Moraを利用する場合はEdyが利用可能です。しかしながら、ここでも問題が。なんと、楽曲の複数購入ができないのです。なので、1曲ずつ購入手続きをしないといかんのです。せっかく選んだ曲もリストから削除するしか選択肢が無く、再度曲を検索しないといけません。ああ、なんてめんどくさいんでしょう。

嫌気がさしたついでに使い勝手の点で気になることがいくつか。楽曲をカートに入れた後に、カート画面から「お買い物を続ける」をクリックするとMoraのトップページに戻るんですが、お気に入りのアーティストだったりした場合に、他のアルバムの曲も聴いてみたい人にはかなり不親切な仕様のように思います。直前の画面に戻ってくれれば、アーティスト名のクリックだけで他のアルバムへのアクセスもしやすくなるはずなのに…。また、アルバム丸ごと購入は割安になっているようですが、楽曲数に関係なく曲単価が決まっているため、中にはほとんど価格に差がないものや、アルバム丸ごと購入するよりもバラで全曲買うほうが安かったりする場合があります。この辺は、もっと融通を利かせてもらわないと混乱の元になるのではないでしょうか。それと、視聴した履歴がわからず、もう一度あの曲をと思ってもすぐにデータにアクセスできないのがつらいです。やっぱり履歴やブックマーク機能みたいなものがあると使いやすくなると思うんですが…。とまあ、Moraへの不満はまだまだたくさんあるのですがきりがないので別な機会にツッコミを入れることにします。

そんなこんなで色んな不満こそあれ、楽曲が購入できさえすればさほど苦労することなく、SonicStage経由でウォークマンスティックに転送できます。配信されている楽曲は大半がATRAC3でビットレートが132kbpsのものですから、個人的にはポータブルオーディオで聞く分としては許せるぎりぎりの音質といったところ。もちろん、着うたなどと比べて音質は良いです。もちろん、ポータブルオーディオへの転送回数は3回という制限付き。

価格については、アルバムのまとめ買いで100円程度になるものから、一曲300円を超えるものもあるなど、レーベルによってばらつきがありますが、概ねCDを購入するよりは安く提供されているようです。自分にとっては、まだまだ魅力を感じる楽曲がそろっているようには感じないので積極的な利用はできそうにありませんが、一部のアーティストのシングル曲などについては、アルバムがでるまでのつなぎ的な感覚で購入するのもアリかなあといったところです。最近はCDシングルも1,000円を超えるものが当たり前で、ぼられているような気さえしますから…。そういう意味で問題となるのがレンタルCDショップとの競合ですね。シングルは単価が下がれば競争力が上がるかもしれないけど、アルバムはさすがに厳しいですね。iTMSが上陸しても、この辺の問題は大きくのしかかってくるのかもしれません。

と、さしたる結論めいたこともなく、ウォークマンスティックのレビューからも脱線気味になってしまいましたけど、今後のポータブルオーディオの利用方法の一つとして確実に広まって行くであろうという意味で感じたことを書いてみました。

ちなみに、今回のレビューを書くにあたって購入した曲はコレ↓。

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ウォークマン スティック「NW-E507」レビュー(5)

本体への音楽転送について

ウォークマンスティックを使うには楽曲を本体メモリに転送(コピー)する必要があります。従来のネットワークウォークマンですと、主にパソコンを使う方法と、NetJukeなどの対応コンポを使う方法のふたつがありますが、普及の度合いからしてもパソコンを利用するスタイルが圧倒的多数と思われます。ちなみに、後者の場合、いわゆるメモリ内蔵タイプのウォークマンには対応していないようです(そのことに対するツッコミはここでは控えます)。ということで、ここではパソコンと付属の専用ソフト「SonicStage」を使ってみた感想などを思いつくままに書いてみたいと思います。

ちなみに、NW-Eシリーズに付属するSonicStageのバージョンは3.0ですが、現在はMP3のリッピングにも対応した最新版となるバージョン3.1が公開されています。また、SonicStageに統合されている音楽配信サイト「Mora」でも無償で配布されています。

パーソナルオーディオカスタマーサポート
音楽ダウンロード・メガサイト Mora のプレイヤーダウンロードページ

SonicStageをNW-E507との組み合わせで使ってみて感じたこと

自分は、NW-E507の発売日前にすでにSonicStage 3.1へアップグレードしていましたので、付属のインストールCDを使用せずにそのままNW-E507をパソコンに接続してしまいましたが、なんの問題もなく認識され、曲転送も問題なくできました。これはSonicStageのアップデートプログラムにNW-Eシリーズ用のドライバも含まれているからなのか、ネットワークウォークマン用のドライバが汎用性のあるものなのかよくわかりませんけど、問題なく使えているのでよしとしました。ちなみに後日、3.1バージョンが入っているパソコンに3.0収録のインストールCDを使用して上書きしてみましたが、バージョンは3.1のままで何も変化はありませんでした。

パソコンとNW-E507はUSBケーブルで接続しますが、クリエやNW-HD1でクレードル文化に慣れきってしまった自分にとってはこれが結構わずらわしいというか、面倒なんですよね。ちなみに自分は付属のケーブルは使わずに手持ちのショートケーブルを使っています。製造元がどこだか失念しましたけど、20cm程度の長さなので取り回しがしやすく、持ち歩きも苦にならないから気に入っています。

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そして、もう一つ気に入らないのがNW-E507本体のUSB端子カバー。他の作りが高級感にあふれるものなのにここだけがやけにプラスチッキー。色もダークグレーで地味な上に、キャップがはめにくいという点が不満です。そういった不満を抑えつつ、ケーブルを使ってパソコンと接続すれば、SonicStageが勝手に立ち上がって楽曲を転送できるモードになります。

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SonicStageの使い勝手についてここでとやかく掘り下げるつもりはありませんが、ウォークマンスティックを使いこなすという側面から見たときに気になってくることがありました。SonicStage自体はソニー製の各種ポータブルオーディオやメモステベースの音楽再生機能を有するデバイス(クリエやPSPなど)にも対応する必要があるためか、仕様自体が非常に最大公約数的であると感じでいます。そのため、複数のデバイスを1台のパソコンを母艦にして使うスタイルの場合に使い勝手に差が出てきてしまうのです。

たとえば、自分は初代HDDウォークマンを持っていますが、こちらの場合はどちらかというと、パソコン上にある楽曲をすべて持ち歩く使い方がメインなので、新たに録音した楽曲は本体の接続時に自動的に転送する設定にしています。この辺の動作は同じく初代から何台も買っているiPod&iTunesのシンクロ機能に近いものがありますが、元来ずぼらな性格の自分にはとても楽ができる機能というか好きな設定なわけです。

ところが、こういった環境の中で新たにNW-E507のようなメモリ容量が少ないデバイスを一緒に使おうとするとこの自動転送機能が使えなくなるわけです。そりゃそうです、パソコン上のファイルが1GB以上あれば全部の楽曲を転送できるわけにはいきません。NW-E507はそういうコンセプトの製品じゃないといえばそれまでなんですが、初回の接続時にSonicStage側で自動転送機能が勝手に立ち上がって「転送しますか~」みたいなことを聞いてくるもんだからややこしいんです。

それならばということで、自分の聞きたいと思うアルバムを複数選択してまとめて放り込んでやるかと妥協をしてみるものの、転送画面では選択したアルバムのデータ容量の合計すら表示されないもんだからいくつ選択して良いものかがまったくわかりません。適当に選択して、えいやで転送ボタンを押すと、アラートで入りきらない曲を表示してくれはしますが、実際に転送されるアルバムもアルファベット順のようで、選択肢を全く与えてくれないんです。

そういう意味では、iPod suffleとiTunesの関係はホントによく考えられていると思う訳ですよ。iTunesのアルバムもプレイリストもひとつだろうが複数だろうが常に合計容量を表示してくれるし、繋がれたデバイスのメモリ容量を把握して容量にあった曲をアトランダムに選曲してくれる「オートフィル」機能も手間いらずで便利。ユーザー側はキャップはずしてPCに挿してマウスでワンクリック、転送終了後に本体を抜いて終わり。パソコン上の操作はほんのワンクリックです。

ソニーにとっては耳タコな話でしょうけど、ハードの出来だけじゃなくてソフトの使い勝手みたいな話が多いのはこういうことなんじゃないのかなあって思うわけです。ウォークマンのハード開発チームがいくら頑張って良いものを出しても、こういうところでユーザーが使いにくいと感じたり、つまずいちゃうようなことがあると、二度と使いたくなくなっちゃうと思うわけです。だからこそ、SonicStageの開発チーム(またはConnectチームになるのかな)には、もう少しこういったちょっとしたことだけど使い勝手の向上を目指して欲しいなと思います。

最後に、パソコンから本体への転送スピードですが予想以上に遅いと感じましたです。まあ、この辺はiPod shuffleも同じようなものですが、shuffleは「オートフィル」機能が使える分、クリック1回でほったらかしにできる点が勝っているかなあと思います。

ウォークマン スティック「NW-E507」レビュー(4)

本体の操作性

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ウォークマン スティックは、上の画像のように片手で包み込むように持つことで、親指と人差し指でほぼすべての操作が可能です。個人的には左手で持つほうがディスプレイを指で覆うこともなく、一番使いやすいと感じました。シャトルスイッチのみ、親指と人差し指で挟み込まないと操作しにくいですが、残りのボタンはすべてどちらか一方の指で操作できます。そのシャトルスイッチですが、プルダウン(上下)と回転(左右)の操作時に微妙に持ち替えが必要ですが、コツさえつかめればなかなか快適に操作できます。おしむらくは、透明カバー側に付いている「Search/Menu」と「Disp/FM」ボタンの操作性。ちょうど3次曲面っぽところについていることもあるのですが、ボタンも小さく、ちょっと自分には操作しにくいかなあという印象です。

ウォークマンの場合、SonicStageとの相性もありますが、楽曲をアルバムまたはプレイリスト単位で複数持ち歩くというスタイルが標準と考えられているようで、ハードウェア側で自分が聞きたいと思う楽曲に素早くアクセスすることに重点を置いているのでしょう。
「アーティスト」「アルバム」「グループ(プレイリスト)」の3つのカテゴリーを起点に楽曲を検索する手法はNW-HD1から大きな変化はありませんが、シャトルスイッチの採用でNW-HD1よりも少ない動作で楽曲検索ができるようになっています。(NW-HD1ではさらにジャンルからの検索ができるという違いはありますが…)

ちなみに、iPod suffleの場合は、シャッフル再生がメインのコンセプトになっているので、楽曲の検索は機能として持っていません。ですから、操作系のボタン類もいたってシンプル。前後の曲への移動とボリューム調整がひとつになったホイールスイッチと再生・一時停止ボタンしかありません。背面にあるスイッチの切り替えでシャッフル以外にアルバムやプレイリストを順番通りに転送・再生もできますが、転送した順番通りに記録されているため、検索性能は低いと言えます。

また、本体裏側にある「Repeat/Sound」スイッチは、短押しが再生モードの変更、長押しが2種類のイコライザー切り替えとなっています。個人的にはiPod suffleのような一発で全曲シャッフルが欲しかったんですが、そもそものコンセプトが違うようなので少数意見になってしまうのでしょうね。

それと、驚くのは起動のスピード。「ソニースピリッツはよみがえるか」では0.1秒と記載がありましたけど、ホントに速いです。まさに一瞬で起動します。ちなみに、NW-HD1でも数秒、iPod suffleでもスリープモードから復帰して再生が開始されるまで数秒かかる感じなので、これだけ比較したらウォークマンスティックはそれらと比べて数十倍速いということになります。

#操作性とは関係ありませんが、右上の画像は手持ちのライターとの比較画像です。ソニーはデザインコンセプトが香水瓶とか言ってますけど、我が家では同居人もライターというイメージが強かったようです。実際にこうして並べておくと、無意識に手にとってタバコに火をつけたくなっちゃうから不思議です。

NW-E50xシリーズのみ搭載のFMチューナーについて

関連して、FMチューナーの起動についてですが、「Disp/FM」ボタンの長押し一発でFMラジオモードに切り替わります。長押しといいつつ実際の時間は約0.5秒ほどで、これもまたかなり速いです。なお、同モード時にはシャトルスイッチの切り替えでプリセットとマニュアルによる選曲が可能になります。ちなみに、音楽再生に戻る場合は「Play/Stop」ボタンを押すだけ。こちらは体感約1秒程度で切り替わる感じですがそれでも充分速いレスポンスです。参考までに、ラジオの受信感度については、アンテナ代わりになるとされるヘッドホンのコードの長さや受信する場所に影響されますが、見渡しの良い屋外なら普通に聞けます。