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PSP-2000、いったぜ初週32万台~PSP国内普及台数は620万台に

新型PSPの初週販売台数は25万台(エンターブレイン調べ)

エンターブレインが新型PSP(PSP-2000)の初週販売台数を250,702台と発表。一週間早く発売された、PSP-2000同梱の『クライシス コア-ファイナルファンタジーVII- FFVII 10th Anniversary Limited』が75,943セット売り上げたとして、9/26時点で合計326,645台が日本国内に普及していることになるとしていました。また、初代PSP(PSP-1000)の普及台数5891019台と合算して、国内では6,217,664台のPSPが普及したとか。

iconiconPS3発売時とは大違いですね。カラバリも増えてさぞや大変だったと思いますが、それでも相当な数を用意したのでしょう(それが先日のネジ穴問題や後述するお話しに繋がる要因であったのかもしれませんが・・・)。アマゾンなどでは品薄が続いているようですが、昨日突然のプレステの販売参入icon(?)を果たしたソニスタでは一部を除いて在庫は潤沢みたいです(9/27現在)>PSP-2000icon(ソニスタ)

こちらで書いたようにテレビにつなぐことで可能性が大きく広がるのが今回の新型です。こういう面白さが今までPSPを敬遠していた人に伝わって興味を持ってくれるといいなあ・・・・・

なんてことを書こうと思ったのですが、新型PSPの仕様に関するP-chanさんからの情報で少々気持ちが萎えてしまいました。以下はそのお便り。(クリクラ時代からのご愛読含めましてお知らせ感謝です!>P-Chanさん)

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PSP on TV を試す~PSPをテレビにつなごーの意味とは

軽さや薄さ、ワンセグチューナーが何かと話題の新型PSP「PSP-2000icon」ですが、忘れちゃいけない新機能に「PSP on TV」があります。オプションのAVケーブルで、普段はPSPの液晶に映る画面(映像)をテレビに映すという単純明快な機能。一部のケーブルがゲーム画面出力に対応していないものの、XMB対応のHomeなどのシステム画面、静止画、音楽ファイル、Webブラウザなどは言うに及ばず、UMD Video、ロケフリ、ワンセグといった動画も、ケーブル一本で手軽にテレビに出力できるのです。同様のことができる製品としてはiPodやワンセグケータイなどもありますが、PSPほどの自由度はありません。

psp2000_15.jpgケーブルの種類は、映像出力が黄色い端子のAVケーブル、同S端子のSビデオケーブル、同D端子のD端子ケーブル、同RGBが3本のコンポーネントAVケーブルの4種類で、つなぎたいテレビの仕様にあわせてケーブルを選択することになります。クオリティの違いについては自分がここで説明するまでもないので割愛しますが、AVケーブルとS端子ケーブルはゲーム画面の出力に対応していませんので購入の際はその点に注意が必要かと。ちなみに、自分が購入したのはD端子ケーブル。これはD端子入力(D1~D5)のあるテレビで使えます。ケーブル長は約2.5mで、想像していたよりも太かったです。本体に接続する端子はPSP-2000専用の独自仕様なので、初代PSP(PSP-1000)では使えません。

ということで、早速テレビにつないでみます。我が家のリビングにあるWEGAはD端子がふさがっていたので、寝室のBRAVIA(20インチ)のコンポーネント端子につないでみました。つなぐ前にPSPの設定メニューから「外部ディスプレイ設定」を確認。「テレビタイプ」は16:9、「コンポーネント/D端子出力」はプログレッシブを選択、というかこれがデフォになってました。映像を出力の切りかえは同メニューの「映像出力切りかえ」を選択して決定ボタンを押す方法と、本体のディスプレイボタン(PSPロゴのすぐ右にあるボタンです)を長押しする方法があります。PSPの画面に切りかえたことを表すアイコンが出るまでがちょっと長いので、テレビにPSPの画面が映るまで押しっぱなしにするのがコツみたいでした。

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我が家のBRAVIAは解像度が1366×768なのですが、PSPのホーム画面は自動的にフルスクリーンモードで表示されました。画像ではわかりにくいかもしれませんが、PSPの画面がアップスケールされて過不足無くそのまんま表示されています。少々眠たい画にはなりますが、20インチのテレビということもあって、さほど気になりません。所詮はホーム画面ですもんね。ということで、個別の機能でどうなるかを次々に試してみました。

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まずは、ワンセグ。ワンセグ自体の仕様が仕様だし、PSP-2000の液晶でもつらいと感じたこともありますが、まあ、そんなもんだよね、ぐらいの印象。そもそもが、地デジが見られるBRAVIAにつなぐ意味がありません。とはいえ、アナログテレビが現役とか、チューナーを内蔵しないモニター専用テレビなどを使っている人には意味のあるつなぎ方と言えそうです。もちろん、番組表やデータ放送の表示も可能です。

【参考】データ放送にも対応した新PSPのワンセグを検証-通信と併用でワンセグがほぼフル機能に(AV Watch)

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次にUMD Video。手元にあるチャリチョコで試してみましたが、これはなかなかいけてますねー。当然フルスクリーンもOK。これも20インチクラスのテレビだからなんでしょうけど、WEGAで見るDVDと大差ない感じ。こんな形でUMD Videoの実力を実感するとは・・・。ちなみに、モードの切りかえはノーマルとノーマル(85%)の二つだけでした。

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次はスゴ録のお出かけファイル。画像ははAVC Mainの768のものですが、384のもの含め、フルスクリーン表示が可能でした。ワンセグほどではないですが、全般的にジャギってる感じ。動きの多い映像だとつらいかもしれません。それでもまあ十分許容範囲というか、見られなくはありません。どうしても気になるならオリジナルに切り換えても良いですしね。

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お次はロケフリ。BRAVIA側はフルスクリーンなんですが、四隅に余白ならぬ余黒が発生。画面はハイビジョンスゴ録の画なんですけど、ベースステーションのアナログ映像も同様に余黒が表示されちゃいます。PSP側で表示を切り換えても同じ。映像のクオリティはUMD Video未満ワンセグ以上といったところか。

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最後がゲーム。ホーム画面の状態からPSP本体では表示されない余黒が発生。起動直後に表示されるPSPロゴ画面にも余黒が。ゲーム画面は、現在プレイ中のCCFF7なんですが、ご覧の通りフルスクリーンでは表示されません。BRAVIA側も勝手にズームモードに変わってました。これだと少々縦長で気持ちが悪いので、BRAVIA側のモードを色々と切り換えてみました。でも、どのモードもPSPと縦横比が一致せず、微妙な画角になってしまいます。強いて言えばワイドズーム(&字幕入り)がPSPの画面に一番近いでしょうか。どんな理由でこういう表示なるのかはわかりませんが、ゲーム画面もできるだけフルスクリーンで楽しみたいので、アップデートで対応してくれることに期待したいです。ちなみに、一番右下の画像はWebブラウザですが、こちらも余黒が発生しています。また、これ以外にもPS3のリモートプレイ画面を出力できるはずですが、今回は検証できなかったので割愛します。

以上のように、D端子とコンポーネントケーブルなら、あらゆるコンテンツをテレビに出力できるようになったのが新型PSPなのですが、今回色々検証してみてですね、なんかとてつもなくスゴイ事なんじゃなかろうかと自分は思い始めています。PSP単体でできることももちろんスゴイんですけど、ビデオアウトが可能になったことで、広義の意味での最強のロケーションフリー端末になってしまったんですよ、PSPが。これはさすがにクリエもできませんでした。ウォークマンやmyloにしても言わずもがなです。

ロケフリのクライアントでTVボックスがありますけど、映像のクオリティさえにしなければ、PSPとケーブルの組み合わせで十分その代わりになっちゃいます。もちろん、Wi-Fiの電波が届く範囲でという制限こそありますが、自宅にテレビが複数あっても、PSPとケーブルを持っていくだけでロケフリできちゃいます。TVボックスもさほどかさばるモノではありませんが、なにはなくとも電源が必要です。バッテリー駆動のPSPならそれがいらないと。ちなみに、ソニスタではTVボックスの値段が22,800円。対して新型PSPが19,800円、D端子ケーブルで2,800円ですから、両方足すと見事なぐらいにTVボックスの値段に近づきます。

もちろん、UMD Videoやお出かけスゴ録にしても同様のことが言えます。旅行先や出張先など、出先に(モニター)テレビさえあれば、ひとりでもみんなでもコンテンツを楽しめるんですから。さらに、出先でWi-Fiが使える環境なら、ロケフリやPS3のリモートプレイもできちゃうわけです。

てなことで、今更ながらPSPの持つパフォーマンスに驚いてしまいました。PS3がゲームにコミットする戦略に転換する一方で、PSPはゲーム以外の機能がこれまでにないほど充実してきました。久多良木さんの21世紀のウォークマンという発言は、ちょっと微妙というか、そういう範疇にすら収まらなくなってきたのが今のPSPなんじゃないでしょうか。

PSPも基本はゲーム機というスタンスは変わらないのかもしれませんが、これだけのことができるなら、クリエっぽいオトナ向けのPSPがあっても十分アピールできるのではないかと思います。個人的には思い切ったバリエーション展開に期待したいです。

そんなこんなで、個人的にはPSPが断然面白くなってきたと思うのですが、そんな風に感じているのは自分だけなのかなあ・・・?

(このエントリーをサイトにアップする前に、ソニスタがプレステのハード・ソフトの取り扱いを開始。タイミングが良くてびっくりです。今後はPSPと他のソニー製品との連携を強力にプッシュしてくれることでしょう。期待してます!>PlayStation(ソニスタ)icon

ソニスタでPS3やPSPが買えるようになりました!

PlayStation(ソニスタ)icon

iconiconソニスタ「Home AV Style」のメルマガで電撃発表。なんと、ソニスタでプレステ本体とゲームソフトの取り扱いがスタート。なんでそうしないんだという声も多かったですが、やっとそれが実現したんですねー。パチパチパチ。ちなみに、送料無料クーポン以外は使えないようです。

こうなると、PS.comとの棲み分けはどうなる、みたいな話になりますが、そんなことは内部で調整してくださいって事で、販路が広がることだけを素直に喜びたいと思います。

iconiconメルマガでもロケフリベースステーションとPSPの組み合わせについて紹介していますが、ソニスタ的には他のソニー製品との連携を軸に、今後は様々な提案をしていくつもりなんでしょうね。

Media Manager for PSPの無料配信と新型PSPのネジ穴不具合について

連休はPSP、というよりCCFF7、三昧だったSPAでございますが、そんなPSP絡みで、ソニ太郎さん(グッドなハンドル名!)からマンモスうれぴー情報をお知らせいただきました。

はじめまして。いつも楽しく拝見させていただいております。私もその薄さと軽さに、ついPSP-2000+CCFF7を衝動買いをしてしまいました。今日川崎のヨドバシカメラに行ってみたらすでに全色完売となっており、新聞で「発売開始時以来の売れ行き」というのは決して誇張ではなさそうです。
さて本題ですが、先日オープンしたPC向けPlaystation Storeにアクセスしたところ「Sony Media Manager for PSP近日無料配信」というバナーがでていました。これってAV Watchで取り上げていたソフトだと思うのですが、新PSP発売にあわせて、こういったユーティリティを無償かつたぶん日本語で提供してもらえるというのは素直にうれしいです。
ちなみに製品情報のサイトをみてみると、以前特集されていた頃から機能的に大きな変更はなさそうですが、Office文書の転送機能が追加されていました。私は使わない機能ですが、どうやってPSP側で閲覧するんでしょう?
ざっと見た感じ、どのニュースサイトでもふれられていなさそうなので、ご報告までに投稿させていただきました。
突然、拙い文章にて失礼しました。これからもお体に気をつけてがんばってください。

PS3を持っていることもあって、新たに始まったPC版のPS Networkは完全にスルー状態でしたが、改めてサイトを覗きに行ってみると・・・・・ありますねー、右下の方にバナーが。米Sony Media Softwareの「Media Manager for PSP」については、当サイトでも2005年11月にここここで取り上げておりますが、このソフトが正式にローカライズされて、しかも無償で公開されるってことですよね。

出始めの頃はダウンロード版が米国で19.95$でしたが今は16.99ドルで販売されているようですね。ソニ太郎さんがおっしゃるように色々と機能アップもしているようです。これを日本でタダで配っちゃうんですか?いやー、なんて太っ腹。ホントですか?いいんですか?>SCEさん。もしかしたら、フリーなのは機能限定版でフル機能版は別売なんてことになったりするのかもしれませんけどね。

それはともかく、ソニーのAV系のソフトでここまで統合されたものは他に見あたりませんよね。ウォークマンですら、音楽と映像はバラして提供しているぐらいですし。これをしてiTunes対抗ソフトと決めつけるのは早計ではありますが、可能性は無いこともないですよね。ということで、正式公開が非常に楽しみになってきました。そして、お知らせくださったソニ太郎さんに大感謝!今後ともよろしくお願いしますね、ソニ太郎さん。

話は変わりますが、Virgoさんから新型PSPに関してこんなお便りを頂戴しました。

2回に渡るPSPレビュー楽しく拝見いたしました。特に妄想レビューは、もう私の新型PSPに対する残念感を吹っ飛ばしていただいてもう大爆笑でした。
さて、私も相変わらずのエントリーをこちらに上げたのですが、
http://blog.so-net.ne.jp/virgo_dragoon/2007-09-23
http://blog.so-net.ne.jp/virgo_dragoon/2007-09-24
SPAさんのお宅の新型はちゃんと、ワンセグやGPSのネジは締まってらっしゃるようですが、我が家のは、ネジ穴がずれてましてネジはもう空廻る、空廻る状態でした。他にも空廻る方もいるようなので、この現象、どのくらいの頻度で起こってるのか、とても心配しております。
とにかくchina製、korea製の現地製造担当者は、なぜそこまでネジ穴だとか厳しく精度を求めるのか判らないと愚痴をこぼすのが日常茶飯事なので、中国には精密機器を生産させない理由にあげられるもの造りの人たちの声も聞きます。先日、ご紹介したGSXブランドの石田社長がその際たる方ですが。
そんな中、このPSPのねじ穴ずれはもうホントビックリです。ネジが締まっても不安とSPAさんもおっしゃってますから。ネジが締まらなければ・・・もうどうしましょう。大騒ぎして混乱になってもいけませんが、保証が切れた頃に、USBオプションが取り付け出来ない、もしくはロック出来ないというのは、とても良いことではないと思いお知らせしました。実際、私も旧PSPでは、1個もUSBオプションを買わなかったので。もし、旧PSPもそうだったら、ショックで立ち直れなかったと思います。

Virgoさんが購入なさった新型PSPで、周辺機器を固定するネジ穴の不具合というか、ネジ穴の精度に問題があったようなんです。ブログのエントリーやいただいたお便りの文面から、Virgoさん以外にも同じ不具合が発生している人がいらっしゃるようですね。初代の□ボタン問題に続いて、新型ではネジ穴問題ですかーっ!心配になったので、手持ちの周辺機器でチェックしてみましたが、自分の場合は、新型と旧型2台全てが、GPS、カメラ、ワンセグ(旧型では意味無しですが)全て、ネジが効き(ロックでき)ました。カラバリによる個体差なのか、それとも組み立て時の調整ミスなのかよくわかりませんが、なんにしてもSCEにはしっかりと品質管理して欲しいものです。ということで、お知らせ感謝です&不具合が改善された新型が一日も早く里子から帰ってくることをお祈りしております>Virgoさん。

新型PSP絡みで、嬉しいことと残念なことを紹介する形になってしましたが、このネジ穴問題が火種になり、初代のボタン問題のようなことにならないとも限りません。せっかくの好調に水を差すようなことになるのも悲しいじゃありませんか。自分が言うようなことじゃないですけど、ここは数に関係なく、迅速な対応をお願いしますね!>SCEさん。

新型PSP「PSP-2000」ゆるゆる真面目レビュー

ドタバタも一段落ということで、うっぷんを晴らすが如く、新型PSPでCCFF7をやりまくっていたSPAでございます。前回のふざけた妄想レビューは、つぶやき扱いのご愛敬ということで、今回は少し真面目に、そして、肩肘張らずに新型PSP「PSP-2000」をレビューしてみたいと思います。

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お約束の初代PSP「PSP-1000」との比較。手持ちのPSPは2台ありますが、MHP2用に購入したサテンシルバーがお気に入りだったので、新型も同系のアイスシルバーにしました。ということで、本レビューは新旧シルバーモデルの比較ということになります。

言い尽くされた感がありますが、新型の最大の売りはその薄さであり軽さであります。写真で見ると、パッと見、変化がないように思えますが、実際に手にした瞬間にそれを実感できます。ま、これが初めてのPSPという人にはなんのこっちゃかもしれませんが、旧型を常日頃愛用している人ほど感動するでしょうねー。初代で定着したPSPとしてのイコンを崩すことなく、軽量化と薄型化を果たした設計陣、技術陣の手腕にはひとまず拍手を送りたいです。

新型のスピーカー位置は、正面の液晶面上方の左右に変わりました。旧型は底面でしたね。旧型は持ち方によって手のひらが干渉することもあったのですが、個人的にはどっちでも良いという感じです。液晶面にあるボタン類は配置こそ変化はありませんが、上下左右キーと○×△□キーにクリアパーツが採用されたのは良いと思いました。あくまでデザイン的にということですが。裏面もふくらみがとれてすっきり。電池蓋やメモステの蓋へのアクセスが側面に移動したこともあり、見た目が大変すっきりしました。

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HOLDスイッチ付きの電源の位置は以前と変わらず。電池蓋の取り外しも側面に移動。個人的には前より取り外しやすくなり、好感触。初代では左側面にあったWi-Fiスイッチは上面に移動。初代は手のひらが干渉することもなきにしもあらずでしたが、新型の位置ではそんなことはまず起こらないでしょうね。

また、新型では赤外線ポートが無くなってしまいましたが、ゲームシェアリングはWi-Fiでもできるし、実際に使っている人もいなかったんでしょうね。使ってもらえそうな提案が無かったとも言えますが、使われない=必要ないものはカットしてコストを下げるとそういうことなんでしょう。

表面の塗装については、いずれもシルバー系なんですが、新型の方が目が粗いというか、旧型と比べてラメラメ感が強く、最終的なクリア塗装(?)の違いもあるようです。その辺については右上の画像や下の画像で確認できるかと。

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また、底面のヘッドホン端子のDC IN端子は仕様と位置が変わりました。前者はAVアウトに対応し、後者は接触式の端子が削られました。DC IN端子の位置は初代とさほど変化がありませんが、ヘッドホン端子は本体が薄くなった関係もあるのか、以前よりも内側に配置されました。ちなみに、「PLAYSTATION Signature」ブランドのスタンドだと、この端子が干渉します。新型対応版でるんですかね・・・。

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細かいところで、UMDスロットも仕様変更があって手動式になったとか、メモステスロットの蓋も変わってますよね。作り的には安っぽくも見えるのですが、いずれも改悪でなく、むしろ使いやすくなったので個人的には非常に好感触。本体の薄型化にあわせて、バッテリーのサイズも変わりましたが、底面にある突起のせいで、初代用の充電器で充電できなくなったのは残念でした。メディアのレビューで書かれていましたが、新型では初代のバッテリーも問題なく使えるので、早く専用の電池蓋を出してください>SCEさん。

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また、初代用に発売されているGPSレシーバーやちょっとショットに付属するカメラなどは新型で使えました。当然といえば当然ですね。ただ、GPSレシーバーは、初代にあわせて設計されていてるので、新型で使うと折りたたんだ状態の時にちょっと余白というか、余分な空間ができちゃいます。この状態だと、場合によってはレシーバーのミニUSB端子に不要な力が加わる可能性があり、少々心配かもしれません。

画像のレビューはこんなもんで終わりますが、新型の魅力はとにかくその軽さですね。入れて歩くかどうかは別にして、スーツのポケットに入れられるぐらいの重量にはなったんじゃないでしょうか。コレぐらいならモバイルしても良いと思わせるモノがあるのが新型です。CMでは薄さよりも軽さを強調してますもんね。

値段が初代よりも少しだけ安いというのも絶妙。周辺機器を揃えれば、ゲームのみならず、AV機能も充実するのは初代と同じですが、ワンセグチューナーや映像出力ケーブル対応と、初代には無い新しい映像体験をもたらしてくれたことも注目ですよね。特に、映像出力については、実際に使ってみて、ハッと気づかされることがたくさんありました。その辺については、また次の機会にレポートしたいと思います。

大いなる進化とは言えないかもしれないけど、PSPは確実に進化しています。ゲームソフトのラインナップも充実してきたし、出始めの頃には考えられないくらいソニー製品との連携も増えてます。もちろん、PS3との連携もさらに深まることでしょう。ソニーファンな方なら、初代も新型も持ってる人が多いかもしれませんが、そうじゃないフツーの人たちにも今なら自信を持ってすすめられそうです。

個人的にも新型にひとまず満足。今後はさらなる小型化はもちろん、周辺機器的機能全部入り+アルファ(Bluetoothとか)的な大人のPSPの登場も期待してまーす。

【追記】書き忘れていたのですが、新型PSPのシステムソフトのバージョンは3.60でした。ささっと3.71にアップデートしてしまいましたので違いを把握してないのですが…。

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新型PSP「PSP-2000」ゆるゆる妄想レビュー

指名したのはアイスシルバー。前のツレ(PSP-1000)のためにストックしてたホリの保護シートを何も考えずにプレゼントして(貼って)やるオレ。微妙に寸足らずだ。しかも、少々反り返っている。悪かった。でもまあ、そんなこと気にしないのが大人ってヤツだろう。さあ充電だ。って、バッテリー入ってねーぞ。箱から取り出して手際よく装着だ。バッテリーやバッテリーケースの話は後回しだ!生き急いでんだよ、オレは。

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とても身持ちの堅そうに見えないブリスターパックを身にまといやがって、ワンセグボディコンめ。強気に攻めたいところだが、まあこれも駆け引きだ。やさしくセロテープに切り込みを入れるオレ。どうだ、カッターひとつであられもない姿にしてやったぞ。にしても、なんだ。正面から見ると端正だが後ろ姿は・・。まあやめておこう。外見でオマエを判断するほど、オレは子供じゃないからな。しかし、なんだ、そのミニ(USB端子)は・・。ミニはキライじゃないが、そんなネジ一本で本当に大丈夫なのか?

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決してグラマラスとは言えないが、そのすらっと伸びたツイッギーのようなアンテナに免じて許してやろう。さて、ここからが本番だ。サクッと行くぞ、サクッと。え、なんだよ。まだダメ。おいおい、この期に及んでそれはないだろ。何?メモステが欲しいだと。全く世話のかかるヤツだ。内蔵メモリでなんとかならなかったのかよとも思ったが、それを声に出さないオレは大人だ。ほら、これでいいか。ん、次はなんだ。チャンネル設定?次から次へとよくもまあじらしてくれるもんだ。まあ、そういうのは実際はキライじゃない。長いとも短いともよくわからない時間が経過したが、待った甲斐あって結果は良好だ。NHKと民放各局に加え、関東ローカルが2局リストアップされたぞ。思っていたより感度も悪くないじゃないか。これからどうまとめたらいいのか、わからなくなってきたぞ。勢いで書くもんじゃないな。ただ、なんだ。すでにケータイワンセグとつきあっているオレにしてみれば、さほどの感動は無いもんだな。期待しすぎたオレが悪かったよ。でも、やるやる言ってて放置プレイの二枚舌(2画面)野郎よりは立派だよ、おまえは。そんなこんなで、もう時間か。悪いな、延長は無しだ。CCFF7がオレを待ってるんだ。じゃあな。

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