「iTunes」タグアーカイブ

ウォークマンケータイが3月に登場

「ウォークマン」ブランドのMP3携帯電話登場へ

3GSM World Congressでソニエリが音楽プレーヤー付き携帯電話を来月初旬に投入するろ発表したそうです。この携帯電話には、親会社ソニーの「ウォークマン」ブランドが使われる予定だとか。MP3やAACなどオープン形式のファイルが再生可能。ストレージ容量は250M~750MB程度で、当初は手持ちのCDをリッピングしてこの携帯電話にコピーすることを想定。その後は、ソニー「Connect」と協力して同製品向けに音楽ダウンロードサービスを提供する予定とのこと。

続きを読む ウォークマンケータイが3月に登場

ひねもす、プロプライエタリ、プロプライエタリかな…

Napsterも今や頼みの綱――オンラインを受け入れ始めた音楽業界

国際音楽見本市「MIDEM」のリポート。オンライン音楽サービスの動向について業界の幹部らが集まって議論したようです。注目は、iTunesソリューションに対してのSony BMG担当のコメント。

Appleはプロプライエタリなシステムで自らを窮地に追い詰めるという過ちを前にも犯している。明確な相互互換性の実現によって、消費者は大いに恩恵を受けられるはずだ。結局は、消費者の望むようになるはずだ

手前のことは棚に上げてよくもまあこんな発言を、って思った人も多いのでは。言ってることは至極まともなことなんですが、“プロプライエタリなシステムで自らを窮地に追い詰め”ていたのはソニー自体じゃないですか…。

続きを読む ひねもす、プロプライエタリ、プロプライエタリかな…

iPod suffle、ブランド力とトータルな製品としての完成度

全て偶然に任せられる? iPodブランドの格安オーディオプレーヤー アップル 「iPod shuffle」

AV Watchの週刊 デバイス・バイキングにiPod shuffle登場。外観、機能、操作体系までしっかり押さえた大変丁寧なレビューです。USB2.0サポートながら転送速度が遅いというのも話題になってましたが、フラッシュメモリの世代が若干古いのかもしれず、これが低価格の秘密の一因ではないかと予測しています。また、イヤホンにはコードの弛みを調整するアジャスターが新たに追加されているそうです。ギャップレス再生ができないのは残念ですが、ランダムシャッフルで運用するならそれほど気にならないことかもしれませんね。

続きを読む iPod suffle、ブランド力とトータルな製品としての完成度

大ヒットの影に「コンシューマー・インサイト」あり

放送・通信・家電融合のグランドデザインを求めて:2005年のキーワード

iTunes/iPodのような製品がヒットし、家庭にはPVR(パーソナルビデオレコーダー)のようにこれまでなかった価値提供を行う製品が進出してきた。ついに「融合」が時代の境界線にまで差し掛かっているのではないか、という印象がある。

という書き出しで始まるCNET Japan、森さんのコラム。
ここで言うところの「融合」は、旧来のテクノロジに+αするというもので消費者の「欲望の再発見・再認識」を具現化した商品が大ヒットになっていることをわかりやすく解説してくれています。そして、このような

表面上忘れかけているように見えるけれど、絶対に忘れられない欲望を発見する視点をコンシューマー・インサイトという。これが、越境の方向性の指針となる絶対唯一の軸

なのだとか。実に明快でわかりやすいです。
自分がクリクラでさんざん言い続けていたことは、PDA+AV(エンタメ)という「融合」の理想をクリエに求め続けた記録なんだなあと痛感。

ソニーという会社は、「コンシューマー・インサイト」を常に持ち続けていたはずなのに、いつのころからかそれを失ってしまっているような気がします。

コラム途中にある

本来、技術は利用者にとっての不便や限界を超克するための手段としてあった。しかし、ここ最近のIT技術の急速な進歩は、利用者の認知や学習、欲望が追いつけないほどのスピードだった。そのため、需要が形成される前に供給が準備される状況に陥ってしまった。

技術が技術それ自体のために進化し、技術に合わせて生活をするのに疲れた人は多いし、最初からそんな生活をすることを投げている人も多い。

というコメントには共感。パソコンを始め色々なものにあてはまるような…。下の関連ニュースも違う意味で興味深いですよ。

【関連ニュース】・【裏CES】最終日,盛り上がっていたのはCESの会場ではなかった… アダルト業界がデジタル家電に期待すること

BCN AWARD 2005、ソニーが受賞したカテゴリーは…

「BCN AWARD 2005」の表彰式を開催 PC関連及びデジタル家電商品84部門の国内セールスナンバーワン・ベンダーを決定

BCNは、全国の主要なパソコン販売店、家電量販店のPOSデータ集計に基づき、パソコン関連商品及びデジタル家電商品84部門でのセールスナンバーワン・ベンダーを選ぶ「BCN AWARD 2005」の受賞社を発表しました。今回が第6回となり、84部門39社が受賞しています。

気になるソニーの受賞ですが、ハードウェア部門で1位を獲得できたのは「携帯情報端末部門」、「HDD・DVDレコーダー部門」、「DVDプレーヤー部門」、「デジタルビデオカメラ部門」のみ。クリエの「携帯情報端末部門」とハンディカムの「デジタルビデオカメラ部門」以外は2位以下と僅差のものもあります。(いわゆるメディア製品はのぞいています)

また、かろうじてトップ3にランクインした部門は、「デスクトップPC部門」(3位)、「スピーカ部門」(2位)、「デジタルカメラ部門」(2位)、「デジタルチューナー部門」(2位)、「液晶テレビ部門」(2位)、「プラズマテレビ部門」(2位)。

それにしても、かつてウォークマンのひとり勝ちだった携帯オーディオ部門にソニーの「ソ」の字も出てこないとは…。それと、「ソフトウェア部門」でもソニーの名前は一切出てきません。もちろん販売タイトルも少なく、大半をネットで販売していることもあって数字では出てこないのかもしれませんが…。変わって印象的なのはアップル。iTunesの例を出すまでもなく、ハードだけでなくソフトでもしっかりと競争力を維持できているのが素晴らしいと思います。

iPod shuffle登場!Mac miniはiPod用周辺機器に

昨年末から噂になっていたフラッシュメモリタイプのiPod「iPod sufflle」がついに正式発表になりました。

アップル、iPod shuffleを発表(アップルのプレスリリース)

アップルは、iPodで好評を得ているシャッフル機能をベースとし、音楽の楽しみ方を無限に広げる革新的なデジタルミュージックプレーヤー「iPod shuffle」を発表しました。
ガムのパッケージより小型でかつ軽量のiPod shuffleには、身に付けて使うこともできるように、専用のストラップが付属しています。iTunesの画期的なAutoFill機能とシームレスに連携しているので、クリック1つでiPod shuffleの容量にピッタリの曲数をユーザの音楽ライブラリから自動的に選択します。

初代iPodから第4世代となるClick Wheelモデルまで買い換えしてきましたが、今の自分にとってのiPodの最大の魅力は数千曲単位の大量の楽曲を持ち歩くだけでなく、それをワンクリックでシャッフルすることで新鮮な音楽体験ができることにあります。このシャッフル機能は第4世代iPodで初めて実現され、その後にiPod miniにもアップグレードで提供された機能です。

iPod sufflleはその機能をメインのコンセプトとして打ち出し、すでに群雄割拠なフラッシュメモリオーディオプレイヤーというカテゴリーに殴り込みをかけてきました。アップルのすごいところは、ごちゃごちゃした余計な機能をばっさりと切り捨て、シャッフルプレイによる新しい音楽体験をマーケティングの軸にしていることです。実際のところ、この潔さはiTunesという優れたソフトウェアが逢って初めて成立するハードとも言えるわけですが…。

本体デザインや仕様も製品コンセプトがしっかりしているから実にシンプル。一度設定さえしてしまえば、USBポートに本体を差し込むだけで毎回新しい楽曲が転送され、毎日新鮮な気分で音楽を楽しめるわけです。だいたいにおいて、自分のような一日中音楽漬けでいたいマニアでもなければ、一日に音楽を聴ける時間なんて限られているわけです。そう考えると、120曲~240曲でも多いぐらいかもしれません。バッテリも4時間の充電で12時間再生だそうですから無問題。そして、一番ビックリなのがその価格。

120曲保存できる512MBモデルがわずか10,980円(本体価格10,457円)、240曲保存可能な1GBモデルがわずか16,980円(本体価格16,171円)と、iPod shuffleはiPodファミリーの中では最もお求めやすい製品です。

他社の競合製品に比べかなりの割安感があります。ソニーのネットワークウォークマンと比べるとその割安感がさらに増幅。ワールドワイドでビジネスしてるアップルならではの今回の戦略的な価格は他社にも大きな影響を与えることは間違いないでしょうね。ちなみに、自分以上に物欲に駆られた同居人がポチっとなしたようなんで、到着次第インプレッションなどをお届けしたいと思います。って、到着は来月の中旬以降らしいのですが…。

続きを読む iPod shuffle登場!Mac miniはiPod用周辺機器に