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アップル、動画再生をサポートしたiTunes 4.8をリリース【追記あり】

Apple、iTunes 4.8リリース -動画の再生に対応

Appleが新たに動画の再生をサポートした「iTunes 4.8」をリリースしたというニュース。iTMSで配布されているプロモビデオと同形式の動画は再生を確認できたとか。また、shuffleを除くiPodシリーズに、Mac OS Xのアドレス帳およびiCalのカレンダーを転送する機能も追加されたそうです。

日本でも配布が始まっていたので早速手持ちのPowerBookに入れてみましたが、アドレス帳とカレンダーは10.4(Tigar)じゃないとダメみたいです。動画の再生をサポートしたということは、動画再生対応のiPodの登場も視野に入っているということなんでしょうかね。

さあ、ソニーもうかうかしていられませんよ~。

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ポータブルオーディオのサウンドをBluetoothで伝送

ポータブルオーディオやPCのサウンドをワイヤレス送信!~Bluetooth搭載、A2DPプロファイル対応で高品質サウンドを再生できます。(ロジテックのプレスリリース)

ロジテックは、Bluetooth搭載のHi-Fiステレオ オーディオトランスミッター2機種(「LBT-AS100C2/A(5月中旬)」「LBT-AS100C1/U(6月中旬)」を発売すると発表しました。「LBT-AS100C2/A」はオーディオアダプタ(送信機)と受信機のセットで、受信機をステレオなどに接続し、送信機をポータブルオーディオや携帯電話などに接続することで、ポータブルオーディオのサウンドや「着うたフル」などをステレオで再生することができるというもの。「LBT-AS100C1/U」はUSBアダプタ(送信機)と受信機のセットで、受信機をステレオに、送信機をパソコンのUSBポートに接続することによって、各種オーディオデータ、音楽CD、DVDメディアの再生音をパソコンから発信し、ステレオで再生することができるというものです。なお、アダプタそのものはBluetooth 1.2対応USBアダプタとして単体販売されている「LBT-UA100C1」と同等の機能を持つそうです。Bluetoothのプロファイルは、A2DP(Advanced Audio Distribution Profile)に対応しており、高品質なステレオサウンドを伝送可能とのことです。

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W31S vs iPod mini

iPod vs 音楽ケータイ~ポータブルプレーヤーとして音楽ケータイを検証する

話題の音楽ケータイのポータブルオーディオ機能を検証するとかで、auのW31SをiPod miniと比較しています。本体サイズ、本体の操作性、転送ソフトであるiTunesとSonicStageの比較を交えつつ、最終的には、W31Sが「想像以上にオーディオプレーヤーとして“使える”」印象を持ったようです。

W31Sがメモステベースのメモリオーディオなのに、iPod suffleではなくHDD搭載のiPod miniを比較対象にしているの点がよくわかりません。W31S単体とiPod+ケータイというトータルの体積比較にどれほどの意味があるのかという気もしますが、多機能化によってケータイそのものの筐体が、W31Sを見るまでもなく、ますます巨大化しているという事実のほうが個人的には気がかりです。

それにしても、多機能化が加速しているケータイって従来のカテゴリーを軽々と飛び超えてしまいますね…。「ケータイ vs なにがし」といったこの手の比較レビューはこれからもどんどん増えるんでしょうね。

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ウォークマン スティック「NW-E507」レビュー(7)

今回は、この10日間ほど実際に使ってみた雑感と、今後実現して欲しい機能について思いつくままにまとめました。

nwe507_8.jpg気に入ったところ
・バッテリーの持ち。とにかくもう強力。このスタミナ性能はゆるぎない。購入後、まだ一度もフル充電したことありませんが、一度も残量が半分、いや、1/3を切ったことがありません。ちなみに、自分が転送しているフォーマットはATRAC3の132kbpsです。
・プリセットボリューム機能。Low/Mid/Highの音量を独自に設定可能で、瞬時に3段階の音量を切り替えることができるというものですが、これがすごく便利。人が周りにいるときといないときなど臨機応変に切り替えられるので、外出時などに威力を発揮してくれます。
・NW-EシリーズはATRAC3(plus)/MP3のフォーマットに関係なく楽曲にイコライザーが効く。(HDDウォークマンはATRAC3(plus)のファイルのみエフェクトやイコライザーが有効になる)

気になったところ
・透明プラスチック(アクリル?)部分に傷が付きやすそう。指紋も付きやすい。
・有機ELディスプレイの視認性。屋内や夜間は優れた性能を発揮するものの、日中の屋外ではほとんど認識できない。
・ソニスタ限定のプレミアムゴールドなんですが、言うほどプレミアム感がないような気がします。光の当たり方によって変化するとありますけど、どうにもそれが実感できず。ゴールドが意外に地味で、今ひとつ際だっていないように思えます。
・MP3ファイルのギャップレス再生ができない点。
・確認音(Beep)設定がONの場合、操作ごとにいちいち確認音が鳴るので音楽再生中は音楽がとぎれてしまう。なので、自分は常にOFFで運用してます。

今後実現して欲しい機能
・ストラップホールの位置はできれば上下2カ所にして欲しい
→ネックストラップを使う場合は操作部が下側の方が操作しやすいから
・(上記に伴って)ディスプレイの左右(上下)反転
→見るだけでなく、見せるのにも便利
・単純操作で全曲シャッフル
・プレイリストの完全アルファベット順実現
→アーティストとアルバムはアルファベット→かな→漢字順でソートされ、Groupは転送順のまんまというプレイリストの並び順をすべてアルファベット順に統一して欲しい。
・MP3ファイルでもギャップレス再生可能に
・FMチューナーの文字放送(見えるラジオ)対応
・表示画面のモード追加・カスタマイズ(自作)機能
・メモリ使用量・残量表示
・Bluetooth内蔵(やりたいことはこの辺で書いたことです
・SonicStageへの要望ですが、繋がった機器の情報を把握した上でもっとインテリジェンスな機能を盛り込んで欲しい。たとえば、本体の残メモリなどを把握した上でインテリジェントに選局してくれるといったiTunes+iPod suffle並みの簡単シャッフル転送とか。

音楽ケータイ、ウォークマン携帯が人気~NokiaもHDD搭載音楽携帯投入

みんなが欲しい音楽携帯は……ウォークマン携帯?

ITmediaが行った読者アンケート結果に関するニュース。音楽ケータイに魅力を感じるかについて、「とても感じる」が52.6%で、「まあ感じる」も合わせると約9割。通勤や通学などに音楽を聴いているかどうかでは、「いつも聴く」が37.1%で、「けっこう聴く」の44.8%とあわせると8割を超えるなど、同サイト読者は音楽ケータイに興味があり、日頃から音楽を聴いていることが分かるとか。また、音楽ケータイに関心を持つ読者に、「どの機種が欲しいか」も聞いてみたところ、海外で展示されていたソニエリのウォークマン携帯「W800i」と、auの新機種「W31S」に人気が集中。結果は、僅差で「ウォークマン携帯」がトップになったそうです。

一方で、ノキアが音楽ケータイを意識したHDD搭載のスマートフォンなど新製品3機種を発表して話題になっています。スマートフォン繋がりでは、ドコモ初となるビジネス向けFOMA端末「M1000」の詳報も話題になっているようです。iTunes携帯で話題のモトローラ製ということで、ビジネス向けとしながらも音楽プレーヤー機能もしっかり搭載しているようです。

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ウォークマン スティック「NW-E507」レビュー(5)

本体への音楽転送について

ウォークマンスティックを使うには楽曲を本体メモリに転送(コピー)する必要があります。従来のネットワークウォークマンですと、主にパソコンを使う方法と、NetJukeなどの対応コンポを使う方法のふたつがありますが、普及の度合いからしてもパソコンを利用するスタイルが圧倒的多数と思われます。ちなみに、後者の場合、いわゆるメモリ内蔵タイプのウォークマンには対応していないようです(そのことに対するツッコミはここでは控えます)。ということで、ここではパソコンと付属の専用ソフト「SonicStage」を使ってみた感想などを思いつくままに書いてみたいと思います。

ちなみに、NW-Eシリーズに付属するSonicStageのバージョンは3.0ですが、現在はMP3のリッピングにも対応した最新版となるバージョン3.1が公開されています。また、SonicStageに統合されている音楽配信サイト「Mora」でも無償で配布されています。

パーソナルオーディオカスタマーサポート
音楽ダウンロード・メガサイト Mora のプレイヤーダウンロードページ

SonicStageをNW-E507との組み合わせで使ってみて感じたこと

自分は、NW-E507の発売日前にすでにSonicStage 3.1へアップグレードしていましたので、付属のインストールCDを使用せずにそのままNW-E507をパソコンに接続してしまいましたが、なんの問題もなく認識され、曲転送も問題なくできました。これはSonicStageのアップデートプログラムにNW-Eシリーズ用のドライバも含まれているからなのか、ネットワークウォークマン用のドライバが汎用性のあるものなのかよくわかりませんけど、問題なく使えているのでよしとしました。ちなみに後日、3.1バージョンが入っているパソコンに3.0収録のインストールCDを使用して上書きしてみましたが、バージョンは3.1のままで何も変化はありませんでした。

パソコンとNW-E507はUSBケーブルで接続しますが、クリエやNW-HD1でクレードル文化に慣れきってしまった自分にとってはこれが結構わずらわしいというか、面倒なんですよね。ちなみに自分は付属のケーブルは使わずに手持ちのショートケーブルを使っています。製造元がどこだか失念しましたけど、20cm程度の長さなので取り回しがしやすく、持ち歩きも苦にならないから気に入っています。

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そして、もう一つ気に入らないのがNW-E507本体のUSB端子カバー。他の作りが高級感にあふれるものなのにここだけがやけにプラスチッキー。色もダークグレーで地味な上に、キャップがはめにくいという点が不満です。そういった不満を抑えつつ、ケーブルを使ってパソコンと接続すれば、SonicStageが勝手に立ち上がって楽曲を転送できるモードになります。

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SonicStageの使い勝手についてここでとやかく掘り下げるつもりはありませんが、ウォークマンスティックを使いこなすという側面から見たときに気になってくることがありました。SonicStage自体はソニー製の各種ポータブルオーディオやメモステベースの音楽再生機能を有するデバイス(クリエやPSPなど)にも対応する必要があるためか、仕様自体が非常に最大公約数的であると感じでいます。そのため、複数のデバイスを1台のパソコンを母艦にして使うスタイルの場合に使い勝手に差が出てきてしまうのです。

たとえば、自分は初代HDDウォークマンを持っていますが、こちらの場合はどちらかというと、パソコン上にある楽曲をすべて持ち歩く使い方がメインなので、新たに録音した楽曲は本体の接続時に自動的に転送する設定にしています。この辺の動作は同じく初代から何台も買っているiPod&iTunesのシンクロ機能に近いものがありますが、元来ずぼらな性格の自分にはとても楽ができる機能というか好きな設定なわけです。

ところが、こういった環境の中で新たにNW-E507のようなメモリ容量が少ないデバイスを一緒に使おうとするとこの自動転送機能が使えなくなるわけです。そりゃそうです、パソコン上のファイルが1GB以上あれば全部の楽曲を転送できるわけにはいきません。NW-E507はそういうコンセプトの製品じゃないといえばそれまでなんですが、初回の接続時にSonicStage側で自動転送機能が勝手に立ち上がって「転送しますか~」みたいなことを聞いてくるもんだからややこしいんです。

それならばということで、自分の聞きたいと思うアルバムを複数選択してまとめて放り込んでやるかと妥協をしてみるものの、転送画面では選択したアルバムのデータ容量の合計すら表示されないもんだからいくつ選択して良いものかがまったくわかりません。適当に選択して、えいやで転送ボタンを押すと、アラートで入りきらない曲を表示してくれはしますが、実際に転送されるアルバムもアルファベット順のようで、選択肢を全く与えてくれないんです。

そういう意味では、iPod suffleとiTunesの関係はホントによく考えられていると思う訳ですよ。iTunesのアルバムもプレイリストもひとつだろうが複数だろうが常に合計容量を表示してくれるし、繋がれたデバイスのメモリ容量を把握して容量にあった曲をアトランダムに選曲してくれる「オートフィル」機能も手間いらずで便利。ユーザー側はキャップはずしてPCに挿してマウスでワンクリック、転送終了後に本体を抜いて終わり。パソコン上の操作はほんのワンクリックです。

ソニーにとっては耳タコな話でしょうけど、ハードの出来だけじゃなくてソフトの使い勝手みたいな話が多いのはこういうことなんじゃないのかなあって思うわけです。ウォークマンのハード開発チームがいくら頑張って良いものを出しても、こういうところでユーザーが使いにくいと感じたり、つまずいちゃうようなことがあると、二度と使いたくなくなっちゃうと思うわけです。だからこそ、SonicStageの開発チーム(またはConnectチームになるのかな)には、もう少しこういったちょっとしたことだけど使い勝手の向上を目指して欲しいなと思います。

最後に、パソコンから本体への転送スピードですが予想以上に遅いと感じましたです。まあ、この辺はiPod shuffleも同じようなものですが、shuffleは「オートフィル」機能が使える分、クリック1回でほったらかしにできる点が勝っているかなあと思います。