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小寺さんとMさんのロケフリ Home HD 体験レポート

どこでもハイビジョン、ソニー新ロケフリ「LF-W1HD」~ 新展開を見せる「ロケフリ Home HD」コンセプト ~

小寺さんの週刊「Electric Zooma!」にロケフリ Home HD「LF-W1HDicon」が登場。ハイビジョンのワイヤレス伝送で、テレビライフがどう変わるのかを的確にレポートしてくださってます。STBやHDCP対応PCモニタとの組合せについて言及していることにも注目です。

PCモニタとの組合せについては先日の対談で話をしましたです。実際に自分もトライしましたので、詳細は後日レポートしますね。

iconiconそれと、ご紹介が遅れましたが、ロケフリのオフィシャルサイトに「家中どこでもハイビジョン」の実例として、ロケフリHome HD『LF-W1HD』の体験レポートが掲載されています。2階リビングがある一戸建てにお住まいのMさんは1階の寝室のテレビに「LF-W1HD」を接続。その設置や設定の容易さが評価されています。

ロケフリ Home HD 体験レポート~有機ELテレビ「XEL-1」との組合せ編

iconiconロケフリ Home HD (LF-W1HDicon)の体験レポートも3回目。今回は有機ELテレビ「XEL-1icon」との組合せについてレポートしたいと思います。寝室のBRAVIAに繋いでいた受信機を自分の部屋に移動。前回同様の手順でHome HDの受信機をHDMIケーブルでXEL-1に接続後、電源を入れるだけで使い始められました。送・受信機間はおそらく直線距離で6~7m程だと思います。

準備編の間取り図をご覧いただければおわかりの通り、送信機が置いてあるリビングと自分の部屋の間には、寝室と違って障害物となる壁やドアが多いのですが、それでも非常に安定した伝送が行われているようです。右下の画像はロケフリの使用時に、リモコンの「リモコンガイド」や「レート変更」ボタンを押すと表示される受信感度アイコンです。ケータイで言うところのバリ3です。また、廊下のドアと自分の部屋の開き戸を閉めた状態で試してみたところ、感度は一段階下がったものの、画面が乱れる、つまりは伝送がとぎれるようなことは一切ありませんでした。

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ところが、これがロケフリ旧製品である「LF-X1」だと結構厳しいんですよね。かなりの頻度で画面がブラックアウト、つまり伝送がとぎれることがあります。ところが、Home HDの場合は、自分の部屋で使い始めてから何日も経つのに、今の今まで一度も伝送がとぎれたことはないんです。それほど、Home HD搭載のセクターアンテナが優秀ってことなんでしょうね。

lfhhd_10.jpgXEL-1で見るロケフリHome HDの絵は、BRAVIAの時と同様、個人的には十分すぎるクオリティ。有機ELパネルの優秀さもあるでしょうが、画面か小さいこともあって、詰まった感じに見えるのも関係しているのかもしれません。ちなみに、HDMIケーブルで接続した場合のHome HDの映像信号は1125i(1080i)でした。また、ソニー製品同士の組合せということもあり、BRAVIA同様、Home HD付属リモコンの設定を変えることなく、電源のオン・オフやボリューム操作ができるのも良いです。

ところで、自分は今回のレポートの前置きエントリーで、ロケフリ Home HDは有機ELテレビと非常に相性がよいと書きました。実際、上に書いたようなロケフリそのもの使い勝手はBRAVIAでもXEL-1でもそう変わりありません。言い換えれば全く同じ使い勝手だとも言えます。が、しかし、しかしです。XEL-1ぐらい小型になると、テレビとそれを使う人の関係みたいなものが変わってきます。

こちらの記事で紹介しましたけどXEL-1開発者の酒井さんは、「人がテレビを中心に動かされているという生活スタイルを有機ELを使うことで変えたい」と語っていらっしゃいました。そんな思いから生まれたXEL-1の思想はまさにロケフリの考え方そのもの。さらに、酒井さんは有機ELパネルを使えば人間の生活にあわせられる動的なテレビを作れるとして、一例としてロケフリという選択肢もあるかもしれないと語っておられます。

iconiconXEL-1は画面サイズが11インチの軽量でコンパクトなテレビで、地デジアンテナも内蔵されています。場所に縛られずにハイビジョン放送を楽しいんでもらいたい、という思いがなければアンテナが内蔵されることも無いですよね。ただ、地デジの電波を、それも家の中で安定して受信できるような環境はなかなか手に入るモノではありませんし、実際に構築するのも大変です。

そんな時にこそ、ロケフリ Home HD。

って、どこかのクスリのCMみたいですね。XEL-1でテレビを楽しむには有線のテレビアンテナもしくは内蔵アンテナを使う必要がありますが、ロケフリ Home HDの受信機と組み合わせれば、外部機器がチューナー代わりに使えるのでアンテナ線が一切必要ありません。ロケフリの電波が届く範囲なら、どこでも手軽にハイビジョン放送が楽しめるということになります。

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実際は、テレビと受信機以外にそれぞれのACアダプターとHDMIケーブル、そしてリモコンも必要なのでそう単純な話ではないのですが、これをBRAVIAの20インチでやろうと思うと結構大変なことになります。ということで、XEL-1の中にロケフリの受信機機能が内蔵された時に真の動的なテレビが生まれるんじゃなかろうかと思うわけです。

と、ここまで書いて気がつきました。それってロケフリ「LF-X1」のハイビジョン版じゃんかと。ベースステーションと専用モニターがあらかじめヒモ付けされ、ひとつのシステムとしてエアボードブランド時代の最後を飾ったのがLF-X1でした。受信機としての機能がモニター自体に内蔵され、しかもバッテリーで動いて、バーチャルリモコンまで使えるんです。これほどの動的なテレビが他にあるでしょうか。

XEL-1のあの筐体サイズにデジタル放送のチューナーが詰め込まれているのなら、ロケフリのシステムとバッテリーを入れるのもそんなに大変じゃないですよね…(<簡単に言いすぎ?)。大型化が望まれるソニーの有機ELテレビですが、スタパ齋藤さんがおっしゃるような小型で高画質のテレビへの取り組みもさることながら、ロケフリの受信機機能を内包した新ジャンルの商品にも果敢にチャレンジして欲しいなと、XEL-1とHomeHDの組合せを使ってみて思いました。

今年は小物を、特に小型スピーカーをたくさん買いました

先週はXEL-1やロケフリHome HDのレポートのせいでトップページが重くなりがちでした。本当に申し訳ございません。今週も同様の状況が続きますが、ネタがつきれば自然と終わりますので、もう少し我慢してくださいませ。

さてさて、XEL-1購入で火の車な自分の財布ですが、小物を買う時だけは何故か自分の置かれている現実が頭の中からすっぽりと消えてしまいます。そんなこんなで、最近こんなモノをゲットしました。

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アラゴロクさんから「PC用の無線スピーカーとして常用したい人には、クレードル必須」と言われ、はや一ヶ月。今更ですがやっとこさゲットしましたー。最初はUSBケーブル経由の充電は苦ではなかったのですが、なんかスマートじゃないんですよね。専用の充電器だけにやはり便利ですね。ちなみに、ACアダプターが5.2VでPSPのそれと近かったんで流用できるかなあと思ったのですが、プラグの形状の関係でうまいこといきませんでした。にしても、これで4千円弱はやっぱ高いっすね・・・。

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こちらはプリンストンテクノロジー製の初代PSP専用外付スピーカー。単四乾電池2本またはPSP付属のACアダプターを使うと音が出ます。音質は物足りないですが、ロケフリやスゴ録のお出かけビデオを見るのに便利かなあと思いまして。なんで今更初代用のスピーカー?と思われるかもしれませんが、新型も買ったのでこれがあればデスクトップで有効活用できるかなあと。というか、めちゃめちゃ安かったんですよ。アマゾンで1,100円ちょいでした。相変わらずの安物買いの銭失いですけど、この値段でこの性能なら十分満足です。ちなみに初代のブラックならカラーリングもばっちりですよん。

しかし、今年スピーカーいっぱい買ったなあ・・・。TDKのスピーカー(×2)に、多摩電子工業のスピーカー、そして今回のプリンストン。これにRolly入れたら5つです。ちなみに、Rolly以外のスピーカーの購入金額合計は約3,600円。Rollyの十分の一にもなりません。すごいギャップですね・・・。

071202_3.jpgさてさて、今年も残すところあと一ヶ月ということで、これからが年末商戦本番です。本番前に安物買いの何とかで、財布のヒモをゆるめすぎないよう皆様もくれぐれもご注意ください。以上、そのヒモがゆるみっぱなしのSPAがお伝えしましたー!
【て、これ(→)は一体?大物じゃないけど小物でも無し。酔った勢いは怖い・・・】

ロケフリ Home HD 体験レポート~設置&カンタン設定編

前回のレポートは準備編と言いつつ、ロケフリ Home HD「LF-W1HDicon」の送信機をリビングのスゴ録に、受信機を寝室のBRAVIAに接続したところまでをはしょってお伝えしてしまいましたが、ここで改めて設置の手順を整理しておきます。

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【送信機】
・スゴ録(送信元となる機器)に送信機をD端子ケーブルで接続(スルー出力は液晶テレビへ)
・スゴ録のリモコン受光部に信号が届く範囲にAVマウスを設置
・ACアダプターをコンセントに挿す

【受信機】
・付属の専用リモコンに乾電池を入れておく
・BRAVIA(受信元となる機器)に受信機をHDMIケーブルで接続
・ACアダプターをコンセントに挿す

以上の非常に少ないステップで設置完了。送信機も受信機もACアダプターをコンセントに挿した段階で自動的に電源が入り、接続を開始します。接続されているかどうかは両機の全面にある「LINK」インジケーターで確認できるのですが、それだけではよくわからないのでスゴ録とBRAVIAの電源を入れます。BRAVIAを受信機を接続した入力に切りかえ、スゴ録の映像が映っていれば成功。

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設置さえできてしまえば電源オンから1分もかからずに使えるようになってしまいます。もちろん、この後スゴ録(外部機器)をコントロールするためにリモコンの設定をする必要はあるのですが、ネットワークタイプのロケフリのようにクライアントの登録やら何やらをする必要はありません。基本的には電源を入れるだけ。なんの苦労もなく、すぐに使えるようになるのがロケフリ Home HDの素晴らしさです。オフィシャルサイトにあるイラストはそれを実に良く表現しています。

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なお、取説に書いてあったのですが、受信機とテレビをD映像ケーブルまたはコンポジットケーブルで接続している場合にのみ、接続するテレビの画面タイプを設定してあげる必要があるようです。とはいっても、リモコンの「設定」ボタンを押して16:9か4:3のどちらかを選択するだけなのでカンタンです。

最後に、受信機側からスゴ録(外部機器)を操作できるようにするための設定を行います。これがまた親切丁寧設計なんです。外部機器のリモコンを用意してから、ロケフリ付属のリモコンの「設定」ボタンを押し、「リモコン設定」>「外部機器の選択」>「かんたん選択」に進みます。以後は案内に従うだけ。、PK20同様、外部機器のリモコン信号を読み取り、自動的にどのメーカーの機器かを割り出してくれるのです。ちなみに、こちらもPK20から実現された機能ですが、外部機器のリモコンをそのまま使えるようにするリモコンスルー機能も用意されています。

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付属のリモコンもしくは、外部機器のリモコンで操作可能になったら、あとは使い倒すのみ。今回の場合は全てがソニー製品なのでロケフリ付属のリモコンで、BRAVIAの電源オンオフ、ボリュームの上げ下げから、スゴ録の基本操作までできました。ロケフリ機器に特有の遅延こそあって、操作に若干のコツを要する場面もありますが、それ以外はほぼ完璧。寝室のテレビにスゴ録が繋がっているかのような錯覚を起こしてしまいます。

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画質については、標準レート(3:最大レートは4段階の4)で個人的には全く申し分ありません。我が家はリビングのWEGAも寝室のBRAVIAも720pまでのハイビジョンテレビなので、MPEG-4 AVCエンコードのクオリティでも十分キレイ。それより何より、リビングにしか配線していないBS放送が寝室でも見られるというのが大きいです。テレビアンテナが無い、もしくは制約や諸事情でアンテナが引き込めないような部屋でもテレビ放送を、それもハイビジョン放送をそれなりのクオリティを保ったまま楽しめるのが今回のロケフリ Home HDの最大の魅力だと思います。

iconiconちなみに、リビングの送信機と寝室の受信機間の直線距離は約5~6m。リモコンのレート設定でレートを最大の4にしても、感度はバリ3、というか最大を示しています。しかも、サンプル機をお借りして、初めて電源を入れてから、Home HDの電源を入れた状態で伝送がとぎれたことは今の今まで一度もありません。しかも、我が家は他のロケフリベースステーションやら無線LANのアクセスポイントがゴロゴロしています。そんな状態で、一度も伝送が不安定にならないということは、それだけセクターアンテナが優秀ということなんでしょうね。だてに6本あるワケじゃないって事ですね。(反対に5GHz帯を使っているX1のベースステーションが不安定になることがしばしばありました。ロケフリ機器を複数を使い分ける場合は周波数帯を考えた方が良いかもです)

準備も設置も手間いらずで操作もカンタン、なおかつ映像のクオリティも高いロケフリHome HDは、これからのセカンドテレビのあり方や使い勝手を大きく変えてくれる素晴らしい製品だと思います。

lfhhd_06.jpg※蛇足ですが、これが我が家のAVマウスたちです。たまに両面テープがはがれたり、テレビ裏の配線を動かしたりした時に、明後日の方向を向いている時があります。そうなると当然ロケフリで外部機器をコントロールできなくなります。前にも書いたことありますが、AVマウス自体がバッテリ内蔵で、ワイヤレス(Bluetooth?)対応になって、1つに集約できて、なおかつリモコンの信号のやりとりが速くなったら言うこと無いです・・・ってさすがにそれは無理ですか?>ロケフリ開発チームの皆さん。

ロケフリ Home HD 体験レポート~準備編

ロケフリ Home HD「LF-W1HDicon」体験レポ第1弾は準備編。ということで、まずはパッケージ内容を紹介していおきます。箱は3色刷りで側面に製品ロゴや製品の概要が印刷されています。中身はとてもシンプル。送・受信機が各1台とそれら用のACアダプターが2つ(16Vで仕様は全く同じ)、リモコン、そしてD端子ケーブルとHDMIケーブルが一本ずつ。なお、実際に出荷される正規品とはケーブルが異なります。D端子&HDMIケーブルは付属せず普通のコンポジットケーブルが2本入っているそうです。また、正規品に同梱されるはずのマニュアルはカラーコピーで別途いただきました。

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PK1やPK20などのロケフリNetwork商品はベースステーション(送信機)や対応クライアント(モニターやTVボックスなど)が単体で販売されていますが、Home HDは送信機と受信機があらかじめセットになっているのがポイントですね。この送・受信機はあらかじめペアリングされているため、ロケフリNetwork商品のようにいちいちクライアント機器を登録する必要が無いんです。

iconicon通信は無線LANを使用しますがデータのやりとりは送・受信機間だけでしか行われない排他な関係になっています。これが、家庭内LANやインターネットを経由して使えるロケフリNetwork商品群との最も大きな違いになります。排他なシステムだからこそ著作権に配慮したハイビジョン伝送が可能になるというわけですね。

次に、送信機と受信機の仕様を確認してみましょう。これがまた実にシンプルなんです。背面の写真が今ひとつわかりにくいので、パッケージ側面のイラストを使わせてもらうことにします。

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従来機のベースステーションに当たる送信機(左)は、ロケフリNetwork商品とは異なり、チューナーを持たず外部機器入力を一系統備えるだけです。映像はコンポジットとD端子のみで音声は一般的な赤白のステレオのみ。D端子はD1からD4信号まで対応しています。同じ端子のセットが2つ並んでいますが、一つは入力端子に接続した機器の信号をスルー出力するためのものです。

これ以外に、ワイヤレスチャンネルの切りかえスイッチと外部機器のコントロールに必要なAVマウス用の端子があるだけ。ちなみに、前者は他の無線LAN機器との干渉回避に使うものです。いわゆる周波数の切りかえスイッチですが、基本は環境に合わせて自動的に最適な周波数を選択してくれる「オート」モードで問題ないと思います。

受信機(右)の出力は送信機と同じコンポジットとD端子のセットに加えHDMI端子が用意されており、接続するテレビに応じて使い分けることになります。HDMIの場合は受信機側でアナログ→デジタル変換が行われるようです。受信機には接続するテレビの仕様に応じてD1からD4までの信号を切り換える「D映像切りかえスイッチ」が用意されています。D端子付きブラウン管テレビなどに接続する場合に使うことになるのでしょう。

これ以外に受信機にはイラストに記載のない端子がひとつあります。インターネット接続が基本のロケフリNetwork商品とは違い、Home HDは排他なシステムゆえ、いわゆるネットワーク経由のアップデートができません。なので、PC経由でダウンロードしたプログラムをコピーしたUSBメモリーを受信機背面のソフトウェア更新用USB端子に挿してアップデートするそうです。送信機側でなく受信機を使うというのがなんだか不思議な感じがします。なお、更新時は送・受信機共に電源を入れておく必要があるそうです。ちなみに、11/27現在でHome HD用のアップデータは公開されていません。

ということで、前置きが長くなりましたが、送・受信機の仕様が確認できたらあとは設置するのみ。SPA家の現在のAV環境の中にHome HDを組み込んでみます。言葉で書くよりチャートを見ていただく方が早いですね。過去の体験レポートで作ったSPA家のロケフリ環境にHome HDを追加したのが下の図です。

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ごちゃごちゃしてわかりにくいかもしれませんが、Home HDのみを取り上げると実に単純。ハイビジョンスゴ録(RDZ-900A)のD端子出力をHome HD受信機の入力に接続して、スルー出力を液晶ベガに接続。寝室のBRAVIA20インチに受信機をHDMIで接続しただけです。

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ちなみに、以下はSPA家の現在の間取り図です。賃貸マンションの2LDK。スゴ録を含めメインの録画機器はリビングに集中しています。今回はリビングと寝室、そして、リビングと自分の部屋の2カ所でHome HDを実際に動かしてみてレポートにしようと思っています。

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リビングと寝室を隔てるものは壁一枚(行き来はふすまの開き戸)。リビングと自分の部屋を隔てるものはドア一枚(自分の部屋にも開き戸がありますが、いつも開けっ放し)ですが、直線距離の間には壁が複数あります。さてさて、こんなシチュエーションでハイビジョン伝送が果たしてうまくいきますでしょうか・・・って、まあうまくいくんですけど、これ以上書くと長くなりそうなので続きは次回に。

ロケフリ Home HD 体験レポート始めます

昔から当サイトをご覧いただいている方はおわかりかと思いますが、エアボード時代に購入した「LF-X1」から始まり、ロケフリはSPA家にとって無くてはならないアイテムであります。また、ソニーマーケティング(SMOJ)さんの体験レポートを通じて、「LF-X5」「LF-PK1」「LF-PK20」をモニターさせていただく機会にも恵まれ、公私(?)ともにロケフリと縁深い生活を送ってきました。

先日、世界初となる有機ELテレビ「XEL-1icon」を購入し、その映像美に酔いしれる日々が続くSPAでございますが、実はXEL-1が出荷された11/22はロケーションフリーの新製品「ロケフリ Home HD」の出荷日でもあったんですよね。

自分は、SDC2007のセミナーを通じてロケフリ Home HDの性能と実力を体感し、ワイヤレスでハイビジョン伝送が可能になった事実に驚愕しました。ロケフリ愛好家のSPAとしては、当然の如く関心の高い製品となるわけですが、周知の通り、有機ELテレビを購入する計画(実際にもう購入してますが)もあり、予算の関係からしばらくは静観していようと思っていたところ、思いがけない福音が訪れたのです。

過去のロケフリ体験レポートつながりで、SMOJさんからロケフリオフィシャルサイトに掲載予定の新製品の対談企画に参加しないかいう打診があったのです。しかも、その対談相手は、なんと!あの!小寺信良さんだというではありませんか。話を聞いて思い切り舞い上がってしまいましたよ、もう。自分ごときが小寺さんの対談相手で良いのかと悩みましたが、短い人生の中でこんな機会はメッタにないだろうということで、思い切って参加させていただくことにしました。

iconicon今回の対談企画は新製品がメインになるということで、小寺さんと自分にSMOJさんからサンプル機の貸し出しがありまして、対談のために実際に「LF-W1HDicon」を使わせていただいたんです。対談自体はすでに終わってましてですね、今はまだSMOJさん側で編集中で正式公開はもう少し先(12月上~中旬)になるそうです。なので、今もまだ貸出機が手元に残っている状態が続いているんですが、実機への感想や意見があればサイトで取り上げても(取り上げなくても)構わないとのお話しをいただきました。

ちなみに、対談は小寺さんが終始リードしてくださったおかげで滞りなく終了。舞い上がっていたせいか、何をしゃべったのか今ひとつ記憶にないのですが、色々な意味で有意義な時間を過ごすことができました。

幸か不幸か(?)、対談が終わってから有機ELテレビが到着。XEL-1との接続を試してみたのですが、これがもう相性ぴったりなんですよ。で、この際、有機ELテレビと同時進行でロケフリ新製品の体験レポもお届けしちゃおうかなと思った次第です。どんどん自分の首を絞めているような気がしますが、どちらも使っていて楽しいし、エポックメイキングな商品なので、モチベーションも維持できることでしょう。そんなこんなで、前置きが長くなりましたので、次回からが本番ということで・・・。

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