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VAIOもBDレコもPS3もNEXも繋がるHDMI対応フォトフレーム

オンキヨー、HDMI入力を備えた10.1型フォトフレーム-BDビデオも表示可能。リモコン付属で実売19,800円

オンキヨーが、HDMI入力対応のデジタルフォトフレーム「LPF10M01シリーズ」を8/6にオープンプライスで発売。10.1型で解像度1,024×600の液晶パネル採用。HDMI入力を装備し、パソコン、BD/DVDプレーヤー、デジタルチューナーなどが接続可能。最大入力解像度は1,920×1,080。リモコン、HDMIケーブル、USBケーブル、ACアダプタ付属で店頭予想価格は19,800円前後。

出力1.5Wのステレオスピーカーも搭載。512MBメモリー内蔵でメモステ含むメモリーカードスロットとUSB端子も装備しており、メモリー内の動画や写真が再生可能。カレンダー機能も搭載。対応動画形式は、AVI、MP4(MPEG-4 ASP、Motion JPEG)、MP3(256kbps)、WMA(192kbps)。外形寸法は 300×29×205mm、重さは約950g。

てことで、これいいですね~。解像度こそ低いけど色々使えそう。HDMI搭載のVAIOや各種HDDレコーダーはもちろん、PS3やXbox、ハンディカムやNEX、ロケフリHome HDなんかもいけますね。リモコンやケーブル付きで19,800円って値段もかなり両親的。これはちょっと使ってみたいかも。

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ワイヤレス伝送で世界最薄厚さ9.9mmを実現したZX1シリーズなど、BRAVIA新製品4シリーズ8機種をソニーが発表

世界最薄・厚さ9.9mm、世界初・4倍速動画表示などナンバーワン技術を豊富に盛り込んだ液晶テレビ〈ブラビア〉4シリーズ8機種を発売

ソニーが、本体の最薄部が9.9mmで世界最薄の液晶テレビや、世界初4倍速動画表示機能を搭載した機種などを含む、4シリーズ8機種のフルHD液晶テレビ「BRAVIAicon」を10/10(一部は11/10)に発売すると発表しました。

  • ZX1シリーズ “世界最薄”
    本体最薄部9.9mm、40V型として世界最軽量となる質量12.2kgの本体デザインにワイヤレス伝送機能を搭載し、自由な室内レイアウトを実現
  • W1シリーズ “世界初2・4倍速動画表示”
    「モーションフロー240Hz」でスポーツなど動きの早い映像をこれまで以上になめらかに表示
  • XR1シリーズ 〈ブラビア〉史上“最高画質”
    RGB LEDバックライトの部分制御により、100万:1以上の高いコントラスト比を実現
  • X1シリーズ さらに進化した“リアリティ”
    進化した高画質エンジン「ブラビアエンジン2プロ」を搭載し、さまざまなコンテンツをリアルに再現

ZX1シリーズは、ロケフリHome HDの技術が生かされているんですかね。にしても、どれも高いなあ…。

32V型から40V型の薄型テレビに適した、ブラビアリンク対応シアタースタンドシステム発売~別売アダプターを介して携帯電話に貯めた音楽も高音質・大音量で楽しめる~

また、ブラビアリンク対応シアタースタンドシステムの新製品も同時発表。Bluetooth対応携帯電話やポータブルオーディオプレーヤーの音楽をワイヤレスでホームシアターシステムに転送できるデジタルメディアポートBluetoothアダプター『TDM-BT10』もあわせて発売。

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AV機器のワイヤレス化がもたらすもの

新しいライフスタイルを生み出す、AV機器のワイヤレス化

デジタルメディア評論家の麻倉怜士氏がAV機器のワイヤレス化と、それがもたらす新しいライフスタイル、クリエーション、ニーズについて、とりわけハイビジョン映像の世界に及ぼす影響を中心に解説。ハイビジョン向けワイヤレス伝送の仕組みとして、1つの部屋の中で使われるワイヤレスユニットのほかに、部屋の壁を越えるソニーのロケフリHome HD(LF-W1HDicon)も取り上げられています。

iconiconこの2つは利用される技術こそ異なるものの、DLNAを含めどこかで融合していくのではないかと思うとのこと。レイアウトフリーと高画質の両立により、テレビは家庭へ入っくる多種多彩な映像を室内のどこでも楽しめるディスプレイとなり、私たちのライフスタイルを変えることになるとしています。今後は電力のワイヤレス化が課題になるそうです。

ロケフリは有料放送サービスとの組み合わせで1チューナーで2つのテレビの視聴が可能になることで、アンテナ端子のない部屋でもテレビ視聴を可能にしてくれるとしてその利便性を解説。「アンテナ端子のない部屋でも見られるテレビ」は家電業界の夢なんだそうです。

テレビはマルチディスプレイ化し、チューナーユニットはストレージを取り込んでサーバー化していく。サーバーは必ずしも一台ではなく、家の中でそれら全てがワイヤレスでシームレスに繋がっていて、出先からもアクセスできるようになる。昔から語られてきたような気もしますが、それらがやっと現実味を帯びてきたということなんですかね。

そういえば、昨日発表されたバイオブランドのエクステンションライン新シリーズもそういう流れの中で出てきたものなんでしょうね。また、一方でこんな調査結果もあるということも知っておきたいところ…>デジタル機器の複合利用はごく少数、ネットワーク利用に関する調査

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ロケフリは通信と放送を無理やり融合させてしまうキラーハード【追記あり】

通信と放送を融合させた家電“ロケフリ”視聴場所を問わない「プレースシフト」を実現

ロケフリはテレビ局がコントロールしてきた番組コンテンツをオープンにし、テレビ局のコントロールから解き放つことを可能にする。HDレコーダーは番組を見る時間帯をオープンにし、「タイムシフト」と呼ばれる視聴スタイルを確立した。ロケフリはこれに加えて、番組を見る場所さえもオープンにしてしまう。だからソニーはロケフリを「プレースシフト」という言葉で呼んでいる。

日経ビジネス オンライン、フリージャーナリストの佐々木 俊尚さんの「TV2.0への道のり」というシリーズコラムにソニーのロケフリが取り上げられました。エアボードが持っていた先進性を当時の関係者のコメントも取り上げつつ解説。ロケフリの歴史を再確認するのにも役立ちます。

iconicon佐々木さんは、ロケフリの最も大きな進化を遂げた点を、動画データをインターネット経由でも送信できるようにしたことと、動画データの受信側をマルチに展開(TVボックス、PC、PSPへの対応)したことの2点としており、通信と放送を無理やり融合させてしまうキラーハードへと大きく変貌したとしています。「ロケフリが持っている潜在的なテレビの破壊能力は計り知れない」とのコメントも。

ネットワークタイプのロケフリベースステーションにしてみれば、HDかSDかや、Blu-rayかDVDかや、パッケージかデータかもあまり意味がありません。無線LAN接続こそ必須ではありますが、自分が見たいコンテンツをいつでもどこでも楽しめるのがロケフリの魅力ですよね。

PC向け地デジチューナーの単体販売、4月上旬にも解禁 売れ筋モデルは1万9800円に

こちらは、放送業界が外付けタイプのPC用地上/BS/CSデジタルチューナーの単体発売の解禁が近いというニュース。コピー制御信号を無視してテレビ番組を複製できるチューナー「フリーオ」の登場で状況が一変。一刻も早くフリーオのような機器の影響力を薄めることが不可欠との見方から早期解禁に向け調整が進んだそうです。

加速するネットブック市場に揺れる国内PCメーカー

こちらは、笠原一輝さんのユビキタス情報局。内容的には先日の「インテルのAtomがもたらす新しい携帯端末市場にソニーはどう関わる?」というエントリーに関連づけた方が自然なのですが、インテルのCentrino Atomが動画再生を重視したUMPC/MID向けとの記述があったのであえて取り上げてみました。

iconiconかつてのエアボードは専用モニターがセットで提供され、Webブラウザやメールの機能も付いていました。今もロケフリクライアントとしてオプションで用意されている専用モニターも若干機能は削られましたが同等の機能を有しています。そういう意味では、エアボードこそがUMPC/MIDのはしりだったのかもしれません。今後は逆にCentrino Atom採用のマルチ動画再生ネットブックがロケフリクライアントとして登場する可能性も考えられそうですね。ちなみに、mylo2がロケフリ対応しなかったのは個人的に物欲の大きなマイナス要因です。

【追記1】JRCとGoogleが「YouTube」の日本における音楽著作権の包括利用許諾契約を締結。JRCの管理楽曲(約5000曲)をユーザーが演奏した動画をYouTubeにアップロードして公開できるようになるそうです。ちなみに、eyeVioはJASRACが管理している国内楽曲が対象JRC、YouTubeと音楽著作権の包括利用許諾を締結

【追記2】ロケフリHome HDのシステムソフトウェアがバージョンアップ。パナソニックやパイオニアの機器へのリモコン対応機種が増えたそうです。Home HDのアップデートは初めてですね。更新にはUSBメモリーが必須とのことで、その方法が詳しく解説されています>ハイビジョンワイヤレスリンクセット“ロケフリ Home HD”「LF-W1HD」システムソフトウェアアップグレード(バージョン 1.01.0.1)

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BluetoothとWi-Fiが合体?~ワイヤレス伝送規格関連トピック

Bluetoothが無線LANに対応 – 高速化を実現へ

Bluetoothの標準化団体「Bluetooth SIG」が、Bluetoothと無線LANの両方に対応した物理層をもつBluetoothの新アーキテクチャ「Alternate MAC/PHY」を発表。物理層を無線LANに対応させることで、通信の高速化を図るとか。大量の写真をプリンタやパソコンに転送する場合など、既存のBluetoothでは時間がかかりすぎるため、大容量のファイルを扱うときのみ高速な無線LANを用いるようにするそうです。なお、UWB採用については後回しで、まずは技術的に安定している無線LANを採用。将来的にはUWBを含む3つの無線伝送に対応する予定とか。

Bluetooth機能と無線LANがひとつになるというイメージがいまひとつわからないのですが、要はワンチップで両方に対応するという理解で良いのですかね…。

Bluetooth 機器の所有者は5人に1人程度、約4割は「聞いたことがない」

iconiconモバイラーにはなじみの深いBluetoothですが、一般的な認知度はいまだに低いんですね。auが「ワイヤレスミュージック」として訴求しようとしているのも「Bluetooth」という言葉だけでは何も伝わらないからですもんね。

デジモノ家電を読み解くキーワード:「ワイヤレス伝送」――HD映像もワイヤレスの時代

ハイビジョン映像ですらワイヤレスで伝送する時代ですが、大容量データ転送用のワイヤレス通信規格にも色々な種類があって、理解するのも一苦労ですね。ソニーには、ロケフリ Home HDのような、規格そのものを意識せずに使ってもらえるモノ作りに期待したいです。

ロケフリHome HDといえば、ソニードライブで「LF-W1HDicon」の体験モニターを募集しています。体験期間終了後、取材が入り体験モニター記事としてプロモーションコンテンツとして掲載させるとか。条件が合う方は応募してみてはいかがでしょうか>『LF-W1HD』 体験モニター募集

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MPEG-4 AVC伝送に対応したロケフリプレイヤーMac版を試す

やっとのことでソニスタでダウンロード販売が開始されたMac版のロケフリプレイヤー最新版「TLF-MAC2icon」ですが、3,480円は高いと思いつつもロケフリマニアとしては手を出さないわけにもいかんだろう、みたいなことで結局購入してしまいました。さほど使い込んでみたわけでもないのですが、プチレビューっぽい感想をば。ちなみに、TLF-MAC2の動作環境はMacOS 10.3.9~10.5&512 MB以上のメモリ搭載のMacで、CPUクロックスピードが1GHz以上が必須とのことです。我が家はかろうじで512MBメモリ搭載のMac mini(PowerPC)で使えるという状況っす。

■Winで買ってMacへインストール

iconiconMac用のソフトなのでMacのブラウザ経由でといきたいところでしたが、ソニスタ経由でelio決済がしたかったので、手持ちのバイオからいつも通りの手順で購入手続きをしました。購入後はdmgの拡張子が付くファイルをダウンロードしますが、Windowsマシンでも特に問題なし。バイオからUSBメモリ経由でMacにコピーして、解凍後にインストーラーを起動して、あとは手順に従うだけ。

なお、利用に必要なシリアルNo.は購入直後にソニスタから送られてくる確認メールに記載されています。ちなみに、取説はパッケージ版と同じ内容のものがPDFデータで提供されてました。ロケフリを使い慣れている自分のような人間なら問題なかもしれないけど、初めて使うような人には不親切な内容かも。

また、ソニスタで購入できるのはバージョン2.0ですが、加賀電子のサポートページでは「チャンネル設定不具合の修正」をしたバージョン2.0.1アップデータが公開されています。旧バージョン同様、ケーブルテレビの選局・表示の修正が行われたようです。(なんでバージョン2.0.1を配布していることをアナウンスしないのかな…。加賀電子もまっさきにサポートトップでアナウンスすべきでしょうに…)

■使ってみよう

iconicon使い始めるには、旧バージョンやWindows版同様、ベースステーションへの機器登録が必要になります。ベースステーション(LF-PK20icon)をセットアップモードにした後、プレイヤーを起動。初回のみメールに記載があったシリアルナンバーを入力すれば、Mac版の新しいプレイヤーがベースステーションに登録され、すぐに使えるようになります。自分はPK20の機器登録台数がMaxを超えていたので、Webブラウザ経由で登録内容を調整する必要がありました。

■旧版とWindows版との違い

プレイヤーのデザインが異なりますが、使い勝手そのものは旧版やWindows版と変わりません。チャンネルや外部機器のリモコンの登録設定、外部機器ごとの画角設定も同じ。外部機器にハイビジョン対応機器を接続する場合は16:9の画角を選択すればワイドウインドウで楽しめます。

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Windows版との明確な違いは、ウインドウスタイルを「枠なし」か「メタル」の二つから選択可能な事以外に、旧バージョンの「TLF-MAC」との併用が可能な事。複数のベースステーションを併用していてMacユーザーなら好みに応じて使い分けられるとか。また、オフィシャルサイトでは、旧バージョンからの改善点としてチャンネル切換などのタイムラグが小さくなったことをあげていました。

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新バージョンは環境設定の「レート」項目で「AVCコーデック」にチェックを入れるとMPEG-4 AVC伝送へ対応(PK20のみ)。AVCをぶんまわすには、Windows版同様にCPUへの負荷がかかるようで、Mac版のタスクマネージャー「アクティビティモニタ」でもCPU使用量が大きいのが確認できます。ただ、残念なことにAVCをオンにしてもオフにしても正直あまり違いがわかりません。プリセットでレートを最高にしてもわかりません…。自分が使っているマシンのCPUとメモリが非力だからなのかもしれませんが、もしかしたら自分の目が耳同様に衰えてきたのかもしれません…。

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あと、バーチャルリモコンの反応は、Windows版同様、速くなってますね。XEL-1接続のロケフリ Home HDと比較してみましたが、リモコンの反応はパソコン用のプレイヤーの方が速いです。反対に画面の表示速度はロケフリ Home HDの方が速いです。これはパソコンのパワー(=デコード速度)やネットワーク環境に伴う転送時間の差によるものでしょう。ロケフリ Home HDは一対一ですから、映像の転送は速くて当然といえば当然。パソコン版プレーヤーソフトのリモコンの反応が良いと感じるのは、映像の伝送がHomeHDよりも遅いためなんでしょう。

■いいかげんな雑感

なにはともあれ、Windows、PSPに続いてMacのプレイヤーもついにAVC対応を果たし使い勝手も向上。ソニーの純正品ではないですが、Windows版に引けをとるようなこともなくなりました。ただひとつの難点は価格ですかね。実売でWindows版の1.5倍はさすがに高いかなあ。ソニーのライセンスフィーやら開発コストや中間マージンを考慮してそうなったのかもしれないけど、あまりにも違いがありすぎますね。あいかわらず、パッケージ版とダウンロード版の価格は同じだし…。(PSP版が無償なのは久多良木さんの貢献なんでしょうね。ありがたや、ありがたや…)

てなことで、個人的には値段をのぞいて概ね満足という感じですが、加賀電子のサポート体制(Webデザイン含む)には相変わらず少々不安を感じますです。最後に繰り返しますが、ダウンロード版ぐらいは少しでも良いから安くしましょうよ…>関係者各位。

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【追記】TLF-MAC2を愛用中のhide.さんから以下のようなお便りをいただきました。(感謝です!)

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