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PSP-2000専用クレードル「PSP-S340」を試す

本日発売のPSP-2000専用クレードルが届きましたので速攻インプレをばお届けします。自分が購入したのは「クレードル&D端子ケーブル(PSPJ-15013)」。購入元はアマゾンで購入価格は5,256円(安いと思います)。パッケージは紙製で、クレードル(PSP-S360)とD端子ケーブル(PSP-S170)の単品が一緒に入っているだけでした。

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ケーブルはすでに所有しているので、予備として封を切らずに保管。クレードルのパッケージはブリスターパックで中身は本体と専用リモコンに取説。ACアダプターはPSP本体同梱のものを使ってくれとのこと。クレードル自体は、純正だけあって隙のない作り。適度に重さがあり、粘着力のあるゴム足もあってぐらつきも全然ありません。

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クレードル前面には左にリモコン用の赤外線ポート、中央に本体を外す時のイジェクトボタンがあります。また、右側上部にはクレードルにD端子ケーブルで接続した場合にPSPとテレビへ出力をワンボタンで切り換える「ディスプレイ選択ボタン」があります。このボタンの下には「PSP」と「TV」の2つのLEDがあり、出力を切り換えた際に点灯するようになっています。なお、このディスプレイ選択ボタンとLEDはACアダプター接続時のみ有効になりました。

底面にACアダプター用のDC IN 5V端子とビデオ/ヘッドホン/マイク端子があります。クレードルに対して90度の角度で用意されているので、双方が干渉しにくい作りです。後者はPSP本体同様、一般的なステレオミニケーブルにも対応していますので、音声のみ外部スピーカーなどに出力することも可能。

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本体は左右にあるガイドにそってはめればOK。電源オンでもオフからでも問題なし。本体を載せれば即座に充電が開始されます。また、PSPの電源が入っていれば、前面右にある「PSP」のLEDが常時白く点灯します。なお、画像は用意していませんが、向かって右側のガイドは電源スイッチが操作できるよう、開口部が儲けられています。なお、向かって左側はメモステスロット用の開口はありません。

リモコンは電池の絶縁シートを外せばすぐに使い始められます。アナログスティックこそありませんが、PSP本体と同じボタンが独自に配列されていて、PSPの大半の基本操作が可能でした。また、PSP本体には無いボタンとして、クレードルにも用意されたディスプレイ選択ボタンに相当する「DISPLAY SELECT」や、○ボタンと同様の動きをする「ENTER」、UMDビデオや動画再生用に「PLAY/PAUSE」と「STOP」も用意されています。また、テレビ用のボタンもあります。国内メーカーの大半のテレビに対応しており、メーカー設定コードも用意されています。

テレビへの出力も簡単。D端子ケーブルでクレードルとTVを接続して、クレードルまたはリモコンの「DISPLAY SELECT」ボタンを押すだけ。PSP本体にD端子ケーブルで接続する場合はディスプレイボタンの長押しですが、クレードルの場合は即座に(2-3秒程度)出力が切り替わり、前面右にある「TV」のLEDが常時白く点灯します(下中央画像参照)。

出力後の操作はいわゆるPSP on TVと同じ(参照:PSP on TV を試す~PSPをテレビにつなごーの意味とは)。なお、ACアダプターを使わないで、なおかつクレードル経由でPSP on TVを楽しみたい時は、お馴染みPSP本体のディスプレイボタンの長押しでいけます。

ただですね、購入したクレードルもしくはPSP本体のビデオ/ヘッドホン/マイク端子の接触が今ひとつ良くないのか、テレビ側には最初RGBのRが抜け落ちた画像が表示されていました。PSP本体をクレードルにぐりぐり押しつけたら治りますが、角度が悪いと同じ症状になってしまいます。ぐりぐりすれば復旧するのでもう少し様子を見てみようと思いますが、ちょっと残念でした。

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ちなみに、大容量バッテリー+専用カバーの組合せの場合でもクレードルへの装着は問題なし。ワンセグチューナーを繋いでのリモコン操作も問題なし。上下ボタンでチャンネル送りも可能でした。ただ、リモコンではPSP本体のボリューム操作ができないんですよね。これはちょっと残念。あと、PSPの音声は出力が弱いのでクレードルにブースターを内蔵して欲しかったっす。

そんなこんなで、ちょこっと使ってみた限りではありますが、あったらあったで便利だけど、無くても別に困らないというのが正直な感想。PSPのマルチメディア的機能を突き詰めたい人には便利なアイテムですが、値段が値段なのでもう少しかゆいところに手が届くと良かったかなあという気もします。あと、本体のみにジャストフィットする設計のため、クリアケースやシリコンジャケットを使っている場合に運用が面倒になりそうです。また、旅行のオトモにするにはそれなりにかさばるのでちょっとつらいです。そういう意味では万人受けは難しい製品かも…。

(蛇足ですが、クレードルでMHP2Gをリモコン経由でプレイできるか試してみました。結果はNG。アナログスティックに相当するボタンが無いから無理でしたー)

ソニーのAMステレオ対応ラジオは3機種しかないんですね…

机の引き出しの奥からソニーのポータブルラジオ「SRF-M911」を発見。…って実はこれ、2005年の連休中に発見したラジオなんですけど、またもしまいっぱなしで、その存在をすっかり忘れておりました。

せっかくなので、ラジオを聞いてみようと、単四電池を入れて電源オンしてみたのですが、ヘッドホン端子の接触不良で音の調子が悪くラジオが楽しめません。ならば、手持ちのヘッドホンと取り替えればいけるだろうと思ったんですが、なんとこのラジオのヘッドホン端子は超ステレオミニなのでした。ちなみに、ヘッドホンの型番は「MDR-E552」で、ラジオ本体を含め、MADE IN JAPANでございますっ!

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残念ながら手持ちのヘッドホンで超ミニ端子のものはありません。てなことで、ソニスタで超ミニ→ステレオミニの変換プラグを探してみるもありません。昔のウォークマンでよくあったマイクロプラグ←→ステレオミニのタイプはあるのですが…。幸い、アマゾンで探してみたら、少ないながらもいくつか売られていました。ということで、早速バッファローコクヨ製のものを注文。届くのは後日になりますが、これで好きなヘッドホンと組み合わせてこのラジオを使うことが出来ます。

ところで、まだAMステレオ放送ってやってるんですよね。というか、今のソニーのラジオのラインナップでAMステレオ放送対応のものってたった3つしかないんですね。自分のはAMステレオ再生対応でしかもシンセチューニング方式なんですよ。実は意外に貴重なラジオだったりして…。ということで、これからも大事に大事に使い続けようと思います。

BluetoothウォークマンA820シリーズを試す(5)~Bluetoothレシーバー編

現在、自分が所有するソニーのBluetoothオーディオはレシーバー内蔵ヘッドホン「DR-BT50icon」、好みのヘッドホン(イヤホン)と組み合わせて使えるBluetoothレシーバー「DRC-BT15icon」「VGP-BRM1Dicon」、Bluetoothスピーカー機能搭載の「Rolly(SEP-10BTicon)」です。他社から発売されているBluetoothケータイ用トランシーバーも所有していますが、今回はソニー製品のみに絞って、ウォークマンA820との組合せでできることの違いを書き留めておきます。

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繰り返しになりますが、A820が対応するBluetoothプロファイルはA2DPとAVRCPの2つです。A2DPはAdvanced Audio Distribution Profileの略で、音楽をレシーバー(ヘッドフォン・イヤホン)に伝送するためのプロファイル、AVRCPはAudio Video Remote Control Profileの略でAV機器のリモコン機能を実現するためのプロファイルとなっています。

A820側の音声ソースをステレオでレシーバー側に飛ばすのがA2DP、A820とペアリング機器との間で再生・停止や早送り・巻き戻しといった機器操作に関わるリモコン信号をやりとりするのがAVRCPということですね。A820のBluetooth機能を活用する場合は、必然的にレシーバー側もこの2つのプロファイルに対応している必要があるわけですが、ソニー製品に限らずとも最近のBluetooth製品の大半が対応していますのでプロファイルそのものを意識する必要は無いと思います。

iconiconただ、リモコン機能(AVRCP)に関しては組み合わせて使うBlueotooth機器によってできることとできないことが出てきます。レシーバー側でコントロール可能な、再生や停止、早送り(曲送り)や巻き戻し(曲戻し)といった基本操作は大半のレシーバーが対応しているので問題ないのですが、アルバム(フォルダ)送り・戻しについてはその機能を持つものと持たないものがあります。

BT50やBRM1はアルバム(フォルダ)送り・戻しボタンを持っています(下の画像の赤丸部分)が、BT15は持っていません。A820にはA800になかったアルバム(フォルダ)送り・戻し機能が実装されましたが、BT15ではその機能に限ってはリモートでコントロールできないということになります。ちなみに、同じソニー製品のBT25NXやBT30QA、BT22といったBluetoothヘッドホンもBT15同様アルバム(フォルダ)送り・戻し機能には対応しておらず、むしろ対応製品の方が少ないというのが現状のようです。

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iconiconまた、RollyのBluetooth機能はちょっと特殊なんですよね。BT50やBT15などはレシーバー側がマスターでA820がスレーブ的な関係とすれば、Rollyはそのどちらにもなるんです。Rolly側からは、トップにあるボタンで再生や停止、ホイール操作で早送り(曲送り)や巻き戻し(曲戻し)と、さらにアルバム(フォルダ)送り・戻しが可能です。なお、ホイール操作はRollyを音楽プレイヤーとして使う場合と全く同じです。

さらにRollyとの組合せで面白いのは、A820からRollyのボリューム操作ができることです。BT50やBT15といったレシーバーの場合は、レシーバー側からA820をコントロールするのがメインですが、RollyをBluetoothスピーカーとして使う場合は、逆に手元にA820があって、Rollyが離れた場所にある形になるわけです。なので、A820からボリューム操作ができるのは理にかなっていますよね。ちなみに、Bluetoothスピーカーの新製品「SRS-BT100」でも同様の操作ができるのかどうかは不明です(どなたか教えてください)。可能です(お知らせ感謝!>恭さん&匿名設定さん)。

iconicon最後に音質についてですが、レシーバータイプのものはあまり差がないように思います。組み合わせるヘッドホンによっても音は変わるので、TPOにあわせて使い分ける楽しみもありますね。また、オーバーヘッドタイプのBT50はドライバーユニットの恩恵もあって、Bluetooth経由でも大変迫力のある音を再生してくれます。ちなみに、アルバム(フォルダ)送り・戻し機能の対応、バッテリーの保ち、ケーブルレス、遮音性という要素からして、個人的にはA820との組合せのベストマッチングはBT50です。夏場はちょっと厳しいですが…。

それと、前回のレビューでA820のBluetooth「接続待機」について「繋ぐ機器によってクセがあるようで、ソニー製品ではBRM1はOKでしたが、BT15やBT50、RollyでもNGでした」と書きましたが、それについてkiraraさんから「クイック接続に指定しているもの以外は一覧からでないと接続できない仕様になってるみたいです」とのお知らせをいただきました(感謝です!)。ところがですね、その後も検証してみたのですが、やっぱりBRM1に関してだけは例外で、クイック接続に指定していなくても接続できちゃうんですよ。どういう理由かは全くわかりませんが…。不思議です。

【追記】SRS-BT100のボリュームコントロールについてご連絡くださった恭さんのお便りです。

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PSPのSkype機能は家の中での発信専用としては結構便利

PSPのSkypeはどこまで使える!?

システムソフトウェアv.3.93から正式にSkypeへの対応したPSPのSkype機能をITmediaの、しかもBiz.IDがレビューしています。必須のマイクについて、新発売の「マイクロホン(PSPJ-15014)」以外に、「TalkMan」同梱のマイクロホンと「ピーカラ」同梱のヘッドセット(要「リモコン付きヘッドホン(PSP-S140)」のリモコンへの接続)が使えたとか。全体的な評価は厳しめ。着信に関しては、常にSkypeを起動状態にしなければならないため、ほとんど使えないと考えざるを得ないとのこと。「家の中での発信専用と割り切れば、結構便利に使える」とか。

自分もPSPのSkype機能はv.3.93にアップデートした時に一度使ったきりです。ことSkypeに関してはmyloの方が使い勝手は全然上っすね…ってそっちも今ではほとんど使ってないけど。さておき、「ピーカラ」同梱のヘッドセットは日本では結構レアなんですね。買っておけば良かったかなあ。「ピーカラ」向けの配信サービスも終わっちゃいましたし…。ちなみに、「ちょっとショット」同梱のカメラもマイクが内蔵されているのでSkypeに使えますよー。

あと、これはSCEのソフト絡みなんですが、ひでさんから「なんだかわからないですけど、カウントダウンが始まっています」とのお知らせをいただきました(感謝です!)。なんなんでしょうね、「さ」の文字の意味と変な音声。カウントダウンの数字からして本日の15時頃に判明するようですが、PS3のソフトなのか、PSPのソフトなのか…。(追記:SIRENという名のPS3ソフトでした。バイオハザードとサイレントヒルを足して二で割ったようなホラーゲーム。プロモムービーが怖い怖い…)

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ソニーの活動や開発者インタビューを動画で配信する「Sony Talk」が正式スタート

ソニー、開発者インタビューなどを動画で配信する「ソニートーク」

ソニーが同社の活動を動画として伝える「Sony Talk」の正式サービスを「eyeVio」にてスタートしました。初回更新ではノイキャンヘッドホン開発者インタビューや「Sony x au Music Project」の担当者インタビューが用意されています。以後は毎週2本ずつの動画を配信予定とか。また、ソニーグループの最新情報を配信するウィジェット「ソニーグループニュースリーダー」の配信も開始されています。

ヘッドホン開発者&Sony x au Music Project担当者インタビュー見ました。ヘッドホンマイスター角田さんとあの耳型職人の松尾さんが出演(?)なさってますね。お二人共にクレバーな語り口。すごいですねー。

それはそうと、eyeVioってPCだとCPUへの負荷がスゴイですね。自分のバイオ(type T)のCPUパワーが非力だからなんでしょうけど、もう少しサクッと動くようにならないもんでしょうか…。ちなみに、Sony TalkのコンテンツはウォークマンやPSPにダウンロードできます。何度も見返す場合に便利ですね。

ソニスタでスポーツ向け防滴ヘッドフォン5機種の受注がスタート

スポーツシーン用ヘッドホン(ソニスタ)icon

iconicon4/4に発表があったソニーのスポーツ向けの防滴仕様ヘッドフォン5機種の受注がソニスタで始まりました。販売価格は、AS100Wが9,980円、AS50Gが4,980円、AS40EXが3,980円、AS30Gが2,980円、AS20Jが1,980円。ちなみに発売予定は4/21なんですが、試しにAS50Gをバスケットに入れて確認してみたら、お届けの目安が4/17頃になってました。今週末には出荷されちゃうようです。

この半年ほど、地元にある安いサーキットトレーニングジムに通っております。サーキットの前と後にバイク漕ぎがあるのですが、ジムのBGMがいつも同じで退屈しているところなのでした。てなことで、AS50GとS205Fの組合せをトレーニングのオトモにしたいと考え中…。