「ノイキャン」タグアーカイブ

ノイキャンヘッドホン最高峰「NC60」はNC機能のON/OFFで音質が変わるのか、変わらないのか?

ノイキャンヘッドフォンは進化する–ソニー「MDR-NC60」

CNET JapanのEditor’s Reviewにソニーのノイキャンヘッドホン最高峰モデル「MDR-NC60icon」が取り上げられました。音の「クリアさという面では、全体的にベールを1枚かけたような印象がある」ものの、「音楽の気持ち良いところをキレイに際立たせてくれるので、騒音を感じる場所でも、音楽を心地よく聴きたい人にオススメ」とか。

iconicon「ノイズキャンセルのオンとオフでも音質自体に変化はなく、非常に素直な音」との記述がありますが、以前のエントリーで取り上げたIT系メディアのレビューでは、「NCのON/OFFで大幅に音質が異なるのは気になる」、「NC OFFの時より遙かに音質は向上する」との評価でした。

すでにおわかりの方も多いと思いますが、ソニスタの最後のクーポンで自分が購入したのは実はこのヘッドホンで、初めて使ってみた段階でノイキャンのON/OFFであきらかに音質が違うことを確認できています。音の善し悪しは好みにもよるので人によって評価が異なるのは致し方がないにしても、このヘッドホンのNC機能については音の質の違いをはっきりと認識できると思うんですけどね…。「2Bの鉛筆で書いたような、しっかりとした音像」という説明もしっくりこないっす。ご購入なさった皆さんの感想はいかがですか?

旅客機内で携帯ゲーム機も常時使用禁止になる可能性

航空機内での無線付きゲーム機や携帯電話充電器などの規制強化へ

旅客機内での電子機器の使用について、改正航空法に抵触するケースが年間40~70件程度報告されており、運行計器に異常をきたす事例も増加していることが明らかになったようです。無線LAN内蔵のゲーム機など、施行当時は想定していなかった機器の増加も踏まえ、規制対象機器を増やすよう、国土交通大臣の諮問機関が提言しているとか。

新規に追加すべきものとして候補に挙がっているのが、無線LAN内蔵のゲーム機、ワイヤレスマウスなどのパソコン周辺機器、携帯電話用の充電器、アクティブ型電子タグの4項目。音声センサー・接触センサー付き電子玩具も悪影響が懸念されるとして調査対象になっているようです。一方で、現在規制対象となっている電卓と電子回路を含まないヘッドホンは除外すべきものとして挙げられたそうです。

PSPやDSの無線を使ったアソビはNGというのはわかりますが、ノイズキャンセリングヘッドホンiconBluetooth対応アクセサリiconは電子回路を含むので常時NGってことですか?Bluetoothは仕方がないとしても、ノイキャンはその開発意図からして使えなくなるのは業界的にもかなり厳しくなっちゃうのでは…。

続きを読む 旅客機内で携帯ゲーム機も常時使用禁止になる可能性

密閉型インナーイヤーレシーバー「EX85」のネックストラップ型が登場

ソニー、「EXモニター」イヤフォンのネックストラップ型-本革ストラップで7,455円。6色展開のEXシリーズも

iconiconソニーは、カナル型イヤフォンのネックストラップ一体型の新製品2モデルを発売するそうです。イヤフォン部の仕様が「EX85」と同じEXモニターイヤフォン「MDR-NX3icon」が7,455円で4/21発売、イヤフォン部がEX32と同じEXシリーズ「MDR-NX2icon」が4,305円で5/10発売とか。

ネックストラップ一体型は先だって購入したノイキャンの「NC32NXicon」で初体験でした。便利は便利なんですけど、プレイヤーを取り付ける回転ロックの着脱機構付きストラップの予備を2個ぐらいおまけでつけて欲しいです。プレイヤーとヘッドフォンが一対一ならともかく、複数のプレイヤーを使い分ける場合に、いちいちストラップを取り付け直すのが正直面倒なんです。A800のストラップホールは特に小さいから取り付けるのにいらいらしません?>使っている皆さん

最後のクーポンの使い道は…その他グダグダと

・先月にノイキャンヘッドホン「MDR-NC32NXicon」などで1枚、今月発売のウォークマンA800シリーズicon関係で1枚使い、残すところあと1枚になっていたソニスタの15%オフクーポンですが、3月も残すところあと数日ということで、色々と考えた末にあるものを注文しました。

ss_shopping_070327.jpg

金額を見ればわかる人にはわかるかもしれませんが、さて、自分は最終的にどちらに手を出したでしょうか?ちなみに、A808購入でいただいたソニーポイントなども有効に使ったので希望小売価格のほぼ半額で購入できそうです…って言えばどちらかわかりますよね~。

・サイバーショットの件、お便りありがとうございました>D.Dさん。掲載NGとのことでしたので細かい話はできませんが、自分もU10は大事に使い続けてというか所有し続けるつもりです。件のPalm本は昨年の11月末にメールインタビューこそ受けたのですが、返信してからは全くのなしのつぶてなので、中身がどうなっているのかは全くわからない状態なんですよね…。って探してみたら目次に載ってますね。一応なんらかの形で掲載はされたみたいです。またすでにアマゾンでも売ってるんですねこの本…>Palmクロニクル(技術評論社)

・どうも今日の朝から鼻とのどの調子が悪いです。もしかして風邪ひいたかも…まいった。

・こんなタイミングですが、能登半島地震で被害を受けられました皆様には心よりお見舞い申し上げます。

ウォークマンA800シリーズ絡みのお便り紹介

久々の二日酔いでグダグダな日曜を過ごしているSPAでございます。それはさておき、この週末にいただいたウォークマンA800シリーズicon絡みのお便りをまとめてご紹介します。(って、最近は特にウォークマンネタ多いですね…)

まずは、昨日取り上げたA800シリーズに搭載されたNECエレのチップに関する、野原重彦さん(@FIFTH MONSTER)からのお便りです。

こんばんは!お久し振りです。NW-A800シリーズについて記事を読んでへ~と思いましたがちょっと違和感があったので所感をお送りします。platformOViA基づき、MP201にはCPUやOS(Linux)・ドライバ等が基本パッケージになっているようですので、制御系ハードはNECエレが担当した感じです。これはSONYがこれまでの批判にあたり、これまでにない最速のCPUを評価した結果、自社製品ではなく他社の製品を選択した結果と思います。これはARM社からのライセンスによる製品ですので全てがNECエレではありません。社内で当初このチップが発表された時はARMのライセンスだ!とビックリしました。大手家電メーカーでは他社のICやLSIは使い勝手が良いものは取り入れているのは通常になっています。もう日本のメーカーにはそういう他社のICだから使わないという事はないようです。とりあえずNECの末席に籍を置いてますので連絡してみました。ま、こうゆうニュースも売り文句になるから良いんではないでしょうか。

あのチップにはOSやドライバもパッケージになっているんですね~。結局はソニーよりもNECエレの方が良い仕事をしたってことになるのかな…。しかも、ARMのライセンスですか。なんかクリエを思い出しますね。いやー、勉強になりましたです。ということで、お知らせ感謝です!>野原さん。(サイト拝見しましたが、MC-50懐かしいですね~。自分もかなり昔ですがKAWAIのQ80を買ってちまちま打ち込みやってました。まだ実家にあるかなあ。ちなみに、今住んでいる家の押し入れにはKORGのM1が入っております。もう何年電源入れてないか…。ということで、バンド活動頑張ってくださいね~!)

次は久しぶりにウォークマンをご購入なさったというtersさんからのお便りです。

SPAさんはじめまして!tersと申します。クリクラ時代からずっとサイトを拝見しておりましたが、初めてお便りします。自分はNW-HD1で携帯プレーヤーデビューしましたがSonicStageになじめず、その後はずっとiPod系を渡り歩いてきました。が、A800シリーズの高評価をいろいろなサイトで読むうちに実際にいじってみたくなり、某量販店でいじり倒していたところ気付いたらA-808のバイオレットを購入していました(^^ゞ。でもSonicStageはやっぱり…でしたが、以前よりは大分よくなっているみたいなのでじっくりつきあってみます。
ところで投稿をしようと思ったきっかけなのですが、自分はイヤホンにオーディオテクニカのATH-CK7を愛用しています。A808でも常用しようかと考えていたのですが、電源ONでホワイトノイズがあり結構気になります。付属のイヤホンだとかなり小さいのですが、それでも聞こえます。SPAさんのはどうですか?また、いろいろとヘッドホン、イヤホンをお持ちのようですが、変えてみたときの変化はどうですか?またほかの方から同じような話はありませんでしょうか?皆さん出ていないようならサポートに連絡してみようかと思っています。なにかあれば教えていただけると助かります。よろしくお願いします。

iconiconクリクラ時代からおつきあいいただき、ありがとうございます!NW-HD1からということは2年数ヶ月ぶりってことでしょうか。お帰りなさいませ、ご主人様。と、それはさておき、ホワイトノイズ気になりますか…。一応、我が家にあるヘッドホンをとっかえひっかえ試しましたが、ノイキャン&Bluetooth経由以外は特に気にならないですね。しかも、外で使う分には正直どれも大差ないと感じております。

ちなみに、こちらのインタビューでは細萱氏がこんなことをコメントしていますね>「やれることはやり尽くした」――動画対応の新ウォークマン(後編)

音質回路はNW-S600/700と完全に違う、新設計の回路です。設計に際して一番念頭においたのは内部のノイズを抑制することです。あわせて、周波数特性もよりフラットになるよう設計されています

かなりノイズ対策は頑張ったようなんですけどね…。あいにく「ATH-CK7」は所有しておらず比較もできない状況です。他の方からもホワイトノイズに関しては特にお便りはございません。個体差もあるやもしれませんので、念のためサポートに連絡してみてはいかがでしょうか。ということで、なんだか全くお力になれなくて申し訳ございませんです…。

ウォークマン専用Bluetoothオーディオトランスミッターを試す

目下べた褒め状態のウォークマンA808ですが、一緒に注文してあったBluetoothオーディオトランスミッター「WLA-NWB1icon」と組み合わせて使ってみたら、これまたグッドなんです。

DSC01619.jpg

「WLA-NWB1」はウォークマン専用だけあって本体はコンパクト(その割にパッケージがやたらと大きいのですが…)。縦横はおおよそメモステDuoぐらいですが、厚みが7.8mmあります。コネクタは22ピンのWM-PORT。表面のど真ん中にある円いボタンは電源の入/切、ペアリング、初期化などの操作を行う際に使用します。そして、正面の中央左にあるランプで通信状態を表示します。また、裏面にあるスイッチはMODEスイッチで、通信モードを切り換える際に使用します。モード1が音質優先、モード2が通信の安定を優先するモードになっています。

WM-PORT採用のため、対応ウォークマンは今のところS700/600シリーズとA800シリーズオンリーですが、今後の製品にも全てではないですが主力機にWM-PORTが採用されていくはずなので今買っておいても損にはならないかと。

ちなみに、A808とS705Fに接続してみたのが下の画像です。S705Fの場合はとってつけたみたいでですが、A808との組み合わせは、カラーリング含め、良い感じでマッチしているように思います。実のところ、A808の本体色をブラックにしたのも、「WLA-NWB1」との組み合わせを意識していたためだったりします。なお、A808にWLA-NWB1を取り付けるとヘッドホン端子に干渉します。

DSC01630.jpg

ウォークマンへの取り付けはWM-PORTに挿すだけ。何も説明する必要がありませんね。ウォークマンに接続するとウォークマンから電源が供給され自動的に電源が入ります。ちなみに、ウォークマンを使っていなくても、トランスミッターは常に動作しています。ペアリングした機器からの命令を待つためなんでしょうね。完全に電源を切るには中央のボタンを約2秒間押し続けます。

こいつは送信担当のトランスミッターなので、次は受信担当の機器とペアリングしてあげなくちゃいけません。ということで、手持ちのBluetoothオーディオコントローラー「VGP-BRM1Dicon」とペアリングしてあげることに。手順は以下の通り。WLA-NWB1の取説を参考にしました。

1.WLA-NWB1とウォークマンを接続
2.WLA-NWB1のボタンを約2秒間押して電源を切る
3.VGP-BRM1Dの電源ボタンを長押しして、ペアリング処理状態にする
4.WLA-NWB1のボタンを約7秒以上押し続けてペアリング処理状態にする(ランプが速く点滅し始めたらボタンを離す)

以上の手順でペアリング処理が行われ、VGP-BRM1D側からウォークマンの操作が可能になります。いやー、簡単、簡単。この際、WLA-NWB1とVGP-BRM1Dのランプはゆっくりと青く点滅します。また、一度ペアリングしてしまえば、次回からは電源オンで勝手に繋がってくれます。ということで、繋がってしまえばあとは使いたおすのみ。

ダイレクト接続よりも音質は落ちますが個人的には許容範囲。ワイヤレス機器特有のホワイトノイズも外で使う分には気にならないレベルかと…。それよりなにより、VGP-BRM1Dは自分の好きなヘッドホンと組み合わせて使えるのが素晴らしいのです。街の喧噪が気になるなら、ノイズキャンセリングヘッドホンiconやオーバーヘッドの「MDR-D777SLicon」と組み合わせれば良いですしね。ちなみに、ノイキャンとの組み合わせになるとホワイトノイズの量が気になってきますが、これも状況いかんということで。なお、VGP-BRM1Dを使い始めたときからわかっていたことですが、通信状態が悪くなると再生スピードが変化することがあります。安定してくると元通りになるのですが、人によっては気になるかもしれません。

それと、自分の設定が悪いのか、A808ではVGP-BRM1Dからアルバム単位の切換ができませんでした。ちなみに、S705Fではなんの問題もなくできました。

DSC01636.jpg

まあ、ウォークマンもEシリーズ、Sシリーズだけでなく、フラッグシップのAシリーズまでもがどんどん小型化しているので、無理にワイヤレスにする必要も無いっちゃ無いのかもしれません。ただ、今回のA808に関して言えば、動画や静止画再生でしょっちゅう液晶とにらめっこする場面も増えそうですので、ワイヤレスにする恩恵はそれなりにあるのかなあと考えてます。手のひらでA808を持ち替えるのも楽ですしね…。

DSC01629.jpgということで、個人的にはA808+WLA-NWB1+VGP-BRM1Dで大満足のワイヤレス環境なんですが、このエントリーを書いている途中でちょっとしたアクシデントが起こりました。VGP-BRM1DにEX90SLを接続しようと思ったら、手元がくるってデスクに置いてあった湯飲みの中に左のハウジングがぽちゃんと水没。慌てて取り出し速攻乾燥中ですが、もしかしたら逝っちゃったかも。最近あまり使っていなかったしEX85相当の純正品を褒めたのがよほど気に障ったんでしょうかね。やれやれ…。

(右画像は青く光るのに使えないアイツにBluetoothを積んで欲しいという願い込めてってことで…)