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α100付属のMS Duo-CFアダプタ「AD-MSCF1」はクリエで使えるか【追記あり】

α「DSLR-A100icon」に標準で付属するMS Duo-CF slotアダプタ「AD-MSCF1」について、クリエユーザーの匿名さんから大変参考になるレポートを頂戴しましたのでご紹介します。(大大感謝っす!)

iconiconα100ご購入のSPAさんもたぶんやってないだろう(?)と思うテストを報告します。
デジタル一眼α100に付属のMS Duo-CF slotアダプタ「AD-MSCF1」ですが、ご存知のとおり、このCFアダプタ単体で、来年早々にアクセサリとして販売予定があります。MS DuoをCF Slotに挿すためのアダプタは、以前、ソニーがMSAC-MCF1というアクセサリを出していたこともご存知のとおりです。
私、このアダプタをVZ90にて使うことでDuoを2枚挿しできるというヒジョーに便利な環境で快適に使ってきたんですが、クリエのCFスロットはみな「イジェクト」ではなく爪でCFの端をひっかいて引き出さないと抜けないため、MSAC-MCF1を何度かひっかいているうちに外周のプラスチック部分が疲労骨折してしまいました。既にMSAC-MCF1はディスコンなので、それでα用のアクセサリを使い始めたと、こういう長い前置きです。

さて、αのアクセサリであるAD-MSCF1とメモステアクセサリのMSAC-MCF1は全くの同型品であると私は勝手に思い込んでいたのですが、見てみたら全く別物でした。で、これがまたクリエにとっては一長一短のブツで、かつ、要注意のブツになりそうなので報告する次第です。

・MSAC-MCF1は、CF TYPE Iサイズ (3.3mm厚)だが、AD-MSCF1はCF TYPE IIサイズ (5.0mm厚)厚みが増えたことにより、モノによっては挿入できないこともあるかもしれませんが、強度的には強くなっていると感じます。ちなみに、CFスロット搭載のクリエ (NX70V/60/80V/73V/VZ90) は、いずれもTYPE IIスロットなので、厚みの上での問題はありません。
しかし、…

・同じCFスロット付きクリエでも、NX80VとNX73Vに、挿したら抜けなくなります!これは、クリエ本体のCFスロットのためのガイド(留め具)がAD-MSCF1のDuo差し込み口と干渉するためです。メモステアクセサリのMSAC-MCF1では問題になりませんが、それは、α用のAD-MSCF1でDuoの差し込み口が左右逆となっているからです。かなーりキビしいですよ。
AD-MSCF1は「あくまでもα専用アダプタとして販売する」のかもしれませんが、私のようにクリエや、あるいは一般PC/PDAに使われているCF用スロットなどで直接挿すために買ってしまうユーザーもけっこういるんじゃないかと思いますよ。その場合、これらのクリエのように「抜けない」とか「TYPE IIサイズのスロットなのに入らない」という事態が起きる可能性は十分にあります。

・VZ90やNX70V/60でのAD-MSCF1利用は「とりあえず」可能です。ただし、抜くのがちょっとつらいです。というのも、前述のとおりVZ90/NX70V/60ではカードを抜く際、終端部のへりを爪でかき出すようにして抜くのですが、AD-MSCF1は、終端部中央にわずかに溝が切られているだけなので、ひっかけ部分が小さくて力がかけにくく、抜きにくく感じられるのではないかと思います。
※ただし、MSAC-MCF1の外周プラに比べると、AD-MSCF1のほうが疲労骨折は起こしにくいかもしれないという期待もちょっと持てます。今後使い続けないとわかりませんが。

・最後はやや蛇足ですが、MS Duo脱着時にバネでカチっとはまる/飛び出す動作があるAD-MSCF1自体にはなかなか高品質感があり、ロックの安心感もあります。MSAC-MCF1は単に挿す/抜くだけでした。(ただし、不用意に落ちるなどの不安は別に感じたことはありませんが。)VZ90で使う分には、厚み的にもしっかりしているAD-MSCF1は、その故に高品質感もあり、持っていて損はなかろうと思います。

AD-MSCF1.jpgとってもわかりやすいレポートありがとうございました。特にサイトで報告していませんが、実は自分もVZ90をフォトビューワ代わりに使い始めたところなんです。NXシリーズは今は寝かせてある(?)関係で試していなかったので、とても参考になりました。

単体発売はたしか来年でしたよね。クリエ用に購入を検討している方は、匿名さんのレポートを是非ご参考にしてください。特にNX80V/NX73Vユーザーは要注意かと。

ちなみに、自分が補足する点はほとんどありません。が、あえて書かせていただくとすれば、アダプタ関係なく、VZ90の有機ELで見る画像はとってもキレイということだけ強調しておきます。(重ね重ね、クリエ撤退を残念に感じます…)

vz90_MSCF1.jpg

#α絡みですが、ソニスタでGPSユニットキット「GPS-CS1Kicon」が入荷待ちの予約可能ステイタスになってます。欲しかった人はお早めに!

【追記】kAbajyUさんはCFアダプタ「MSAC-MCF1」に透明プラ板を貼ることでクリエNX80Vで問題なく使用できているとのこと。「最初は少々取り出しにくいですが、慣れればどおってことない」とか。SDのCF アダプタにも応用出来るのとのことで試してみる価値はあるかもですね。もちろん自己責任ですが…。ということで、お知らせ感謝です!>MSAC-MCF1での解決方法

なんだかんだで吉田カバン

猫も杓子もってことで最近は少々敬遠気味だった吉田カバンですが、なんだかんだと20年近く愛好してきた身にとっては気にある存在であることは変わりません。

porter_heat.jpg今現在、一番愛用しているのはヒートシリーズのショルダー(ショルダーベルトが短い初期ロット)。いわゆるカブセタイプのヨコショルダーで、バリスティックナイロン採用のはしりだったのではないかと思います。ジッパーエンドのマグライトも特徴ですね。もう何年使っているかわかりませんが、いまだに現役バリバリで、なんでもかんでも放り込んで持ち歩いています。type Uもクリエもデジカメもまるっとまるごと持ち歩けて便利なのですが、詰め込みすぎるとかなーり重くなるので気軽なお散歩向けとしては少々大きいと感じていました。それでも使い続ける最大の理由はカブセタイプが自分に合っているからなんですよね。軽くベルクロで止まるだけなので、カバンの中身にさくっと(バリッと)アクセスできるのが好きなんです。

先日久々にお台場に行きましたが、デックス東京ビーチ3FにあるKURA CHIKAお台場には必ず足を踏み入れてしまいます。で、色々と物色していて見つけたのがコレ。レイバーシリーズのウエストバッグ(品番:815-06669)です。購入後ネットで調べたら、メッセンジャースタイルからインスピレーションを受け、新しい型や要素を加えて構成したシリーズなんだとか。

porter_labor_1.jpg

ウエストバッグといいながらもショルダーストラップ付なのでショルダ-バッグとしても使えます。なにより気に入ったのはカブセタイプということ。容積は愛用中のヒートショルダーの半分以下ぐらいですが、小型のポケットをうまく活用すれば色々入るんじゃないかと予想して勢いで買っちゃいました。サイズはW200xH145xD100。価格は税込で11,550円。

主な素材はパラフィン加工された帆布(6号)、裏面はポリエステルコーデュラ、底面サイドにもナイロンテープを縫い込み、補強してありますので強度はばっちり。ちなみに、ウエストバッグにするには背面のストラップを活用、ショルダーにするにはストラップ上部のリングに付属のショルダーを取り付けるだけです。

porter_labor_2.jpg

で、帰宅後に色々とつめこんで試してみましたが、いやー入る入る。左下の画像では、財布、コンデジ、ケータイ、ポータブルオーディオ(iPod 5G、ウォークマンS2)、クリエ、タバコが入ってなお若干の余裕があります。中央下の画像は、財布、type U、Stowaway Keyboad & Mouseが入っています。ここまで入ればお散歩用途には十分すぎるぐらい。画像ではわかりにくいですが、小型のポケットが内側にも3つあるので、ケータイやポータブルオーディオも良い感じで収まってくれます。ちなみに、カブセ部分の表面には反射テープが縫い込まれているので夜道などでも目立ちますですよ(右下画像参照・デジカメのフラッシュ撮影でこんな感じです)。

porter_labor_3.jpg

ソニスタでもウォークマン絡みで吉田カバンのオリジナルケースが色々出てますけど、自分の経験では専用ケースよりも収納力のあるこの手の汎用タイプの方が圧倒的に使いやすいんですよね。ということで、久々に大満足のお買い物でした。ヒートショルダーに変わり、見事メインの座を射止めたレイバーシリーズ。くたくたになるまで使ってやりますよ~。

【おまけ】お台場に行った本来の目的はα100の特訓。夜景モードで撮影したお台場っす。使ったレンズは50mmのマクロですが、コイツで撮ると随分と奥行きのある画が取れるんですね~。レンズの威力を思い知りました。

屋形船とベイブリッジ 女神と屋形船とベイブリッジ

αデビュー二日目

しちゃいかんでしょ…連休最終日はめずらしく午前中からα100を携えて神楽坂へ。
αデビューから随分と日が経ったけど、αを持ち出すのはまだ二日目。
天気も良くて、カメラ日和だったけど路地裏にはいると影が多く、
思っていたよりも良いなと思える写真は撮れませんでした。
まだまだ勉強不足。これからがんばります…。

毘沙門天 路地裏の猫1 路地裏の猫2
オレンジ チェリー チャーリーブラウン

にしても、最近猫の写真が多いなあ…。

リニアPCMレコーダー「PCM-D1」が2006年度グッドデザインBEST15に入選

GOOD DESIGN AWARD [ Winners 2006 ]

iconiconソニーの携帯型リニアPCMレコーダー「PCM-D1icon」が2006年度グッドデザインBEST15に入選したようです(お知らせ感謝です>アルパパさん)。「何ともアナログなヒューマンウエア感覚でデザインされている部分にこそ、この製品の特色と美質がある」、最新のデジタルテクノロジーを、「アナログレベルメーターやアーチ型のマイクガードでくるんだセンスこそ、愛着というもう一つの品質を発信できた秘密」とは副審査委員長の赤池学氏の弁。

ちなみに、ソニーとしては、α100、バイオ(type L)、ハイビジョンハンディカム、BRAVIAなどを含め12製品をエントリーしていたようですが、受賞できたのはPCMレコーダーただ一つ。2000年以降でも、プラズマテレビ「KDE-P42/ 50HX1」の金賞受賞以来みたいです。デザインのソニーと言われていますが、蓋を開けてみるとこんなに少ないんですね…。

ちなみに、アマゾンがグッドデザイン受賞製品を購入できる「グッドデザイン賞ストア」を用意していますが、残念ながらPCMレコーダーは取り扱われていません。

【追記】はるまきさんから以下のお便りをいただきました。

グッドデザイン賞に関して、ベスト15に入ったのはPCM-D1だけですが、受賞作としてはバイオタイプLやアルファ、HDR-HC3やブラビアXシリーズなど12点(PCM-D1含む)が受賞してますよ。こちらのページで、“企業名”をソニーとして検索してみてはいかがですか。

自分の勘違いというか書き方が悪かったですね。すいません。検索して調べた上で書いたのですが、ノミネート=グッドデザイン受賞なんですよね。その中でも特に優秀な製品へ贈られる特別賞の受賞が今回の「PCM-D1」であり、過去のプラズマテレビだったということになります。いずれにしても、ソニーならもっと特別賞をもらって欲しいという気持ちには変わりはありません。

お便り紹介

10月に入ってからいただいたお便りをご紹介。
まずは、ウォークマン新製品情報に反応してくださったやまけいさんから。(感謝です!)

いつの頃からか、毎日このサイトを拝見するのがライフワークになってしまいました。以前MDR-EX90SLのレビューを投稿させていただいた者ですが、昨日のNEW WALKMANの画像は相当テンションが上がりました。いや、ここ1ヶ月はウォークマン関連のニュースがいつUPされるのかとそれが楽しみで毎日拝見させて頂いていたので。無難な進化といえばそうかもしれませんが、Aシリーズに失望し、周囲がIpod nano新型を手に入れているのをグッと我慢し、もう相当待っているのです。(ipod唯一のバッテリ問題もクリアしてるし..)
ウォークマンよ、お前はもうダメなのかと。完全なる敗北の元、SONY信者だよりに生きていくのかと。そうじゃないだろ、好きな洋楽アーティストがビックインジャパンになっていくのをFANは見たくないのだと。無駄に熱くなっていた今日この頃。HDDモデルにも、最大限の期待をもってプレスリリースを待ちます。(ソニモバさんの方が早かったりして笑)
テレビはWEGA HVXシリーズ、DVDはスゴ録、コンポは使いにくいのに初代NETJUKE NAS-A1、もちろんサイバーショットT10、あんまり使いこなせてないCLIEはPEG-TH55DK、携帯は毎日見とれるso902i、プロバイダは安くもないのにSONET、こんなダメ信者に惚れられるのでなく、問答無用に愛せる新機種を!!
もはやこのサイトは僕の周りのSONY信者の神サイトになってます。毎日ありがとうございます!!

ウォークマンの新製品は本当に期待がふくらみますよね。先だってSDCで見たBluetooth対応機器(ヘッドホンや送受信ユニット)などとの連携もありそうなので楽しみです。こだわる必要はないにしても大容量で動画対応となればHDDは必須ということで、HDDウォークマンとネットジュークの新製品にも大いに期待したいところです。にしても、やまけんさんはソニー地獄にずっぽりですね。もちろん、自分も人のことは言えませんが…。まだまだ年内は散在しそうですね。新ウォークマン、マジで楽しみです。ところで、神ってのは言い過ぎです。どこにでもいるメタボリック症候群オヤジですから…。

続いて、α絡みのエントリーで反応してくださったkon2さんのお便り。

ペンタックスもK10Dがソニーにとって痛いとか,サムソンがどうとかいうハナシが,あるんですけども,そもそも,そのCCDを作ってるのはどこよ,という感じですわね。あの記事書いた奴出てこい,という感じです(笑)。ソニーが2チャンネル読み出しの軽量1000MCCDを作ったからペンタックスでも使えたわけで(ニコンは大口の客なので要望スペックを作ることも可能ですが,旧コニミノやペンタックスなどは規格品を使わざるを得なかったわけだし)。ソニーにとっては痛いどころか,利益が出てありがたい限りでしょうね(ニコンだっておかげでD80をあの値段で出せたわけだし)。

おお~、確かにCCDはソニー供給でしたよね。CCD絡みでは少し前に大きなトラブルがありましたけど、それでもメーカー各社はソニーの技術力に頼るしかないってことなんですよね。そういえば、α100のそれはソニーの誇りをかけた「究極のCCD」なんですよね。完全ガイドにも書いてありましたけど、ソニーにはCCD開発者がカメラ開発者と密にコミュニケーションが取れる強みがありますもんね。αはまだまだスタートしたばかり。まさに、これからですよね!>デジタル一眼10メガ決戦、週替わりで主役交代の序盤戦は「Kiss」に軍配

Photokina 2006のソニーブースレポート

【Photokina 2006】ソニー、αコーナーにCarl Zeissレンズ3本を展示

iconiconPhotokina 2006、ソニーブースのレポート。αコーナーでは今秋から来春にかけて発売予定のレンズも展示されたとかで、Carl Zeissレンズの「SAL85F14Zicon」、「SAL135F18Zicon」を試せたとか。サイバーショットコーナーでは、日本未発表の「DSC-S500」が展示されたそうです。1/2.5型有効600万画素CCD、光学3倍ズームレンズ、2.4型液晶モニターなどを搭載で海外ではベーシックモデルの位置づけですでに発売済み。日本での発売は未定とのことです。

Photokina 2006といえば、シグマの新製品が話題になっているみたいですね。28mm相当の単焦点でリコーの「GR Digital」を彷彿とさせるコンデジ「DP1」はなんと約1,406万画素。広角の単焦点、しかもハイエンドモデルはサイバーショットにはラインナップされていません。10周年と言うことで、その辺期待してますからね、ソニーさん!>SD14とDP1に注目が集まるシグマブース

また、ペンタックスもK10D投入で俄然勢いづいてきました。「K10Dの登場で、イチバン痛い思いをしているのはソニー」、「機能面を見てもほとんどの項目でK10Dがα100を上回っている」、「ペンタックス躍進の原動力になっているのが、ソニーが液晶パネルで手を組んでいるSamsungというのは何とも皮肉なハナシ」とのコメントもあります。これらの風評をひっくり返すにはα中級機の発表を待つしかないですね>スゴいぞ、ペンタックス「K10D」 元気の源は韓国パワー?

iconiconついでといっては何ですが、ソニスタでサイバーショット「DSC-T50icon」と「DSC-N2icon」の先行予約販売が始まったようです。15%オフクーポンをお持ちの方は、確か今日が期限ですよね。使えるのはAV製品全般ですので、有効にお使いくださいませ~。(自分はαで使い切っちゃいました…)

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