「ソニー全体」カテゴリーアーカイブ

BCN AWARD 2005、ソニーの受賞コメント

We are No.1(BCN RANKING TOP VENDER)

先月発表されたBCN AWARD 2005の受賞社によるコメントが掲載されてました。ソニーは、「HDD・DVDレコーダー部門 DVDプレーヤー部門」と「デジタルビデオカメラ部門」の2部門でコメントが掲載されています。

前者はトップを獲得できても事業としては儲けがでてないということで話題になりましたね。しかし、携帯情報端末部門では64.4%という圧倒的なシェアでトップを獲得しているにもかかわらず、なんのコメントも掲載されないんですね…。

コンバージェンス=集中、収束、収斂、輻輳・・・

コンバージェンス戦略に賭けるソニー、PSP北米発売で新局面に

今は社内の協力体制が確実に整った。ハードウェア部門とコンテンツ部門が互いに相手の抱える問題を理解するようになり、いくつかの問題を解決できる可能性が高まっている

とは米ソニーCEOでソニー本体の副会長も務めるHoward Stringer氏の弁。

ソニーでデジタル著作権管理をめぐって数年間続いたグループ間の内紛が収まり、ついにこのコンバージェンス戦略を奉じる献身的な信者が現れ始めている

のだそうです。コンバージェンスの意味ですが、辞書を引くと、「集中」とか「収束」という意味なんですね。ハード部門とソフト部門の人材が一つに集結したコネクトカンパニーの設立と、そこから生み出される新たなAVソリューションのことを指しているのでしょう。

音楽分野での失敗を繰り返さぬよう、ビデオの配信にあたってはあらゆる問題点を早急に解決しなくてはならない

など、動画の配信も期待できるコメントも。このコラムを読む限り、アップルのiPodソリューションに対して、ソニーはPSPを核にしたAVソリューションをConnectサービスに統合していく姿勢のようにとれます。

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Cellの実態がまもなく明らかに

PlayStation 3に搭載予定のCellチップ、間もなく実像が明らかに

サンフランシスコで開催中の「International Solid-State Circuits Conference」で、次世代プレステに搭載されるCellプロセッサの最新情報が明らかにされるようです。難しいことはわからないので、これから出てくるであろう各ITメディアの詳細リポートに期待したいと思います。

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アップルを追いかけるソニーの苦悩

2月に品薄解消を目指すiPod shuffle~追う立場のソニーの苦悩

PC Watch、大河原克行さんのパソコン業界、東奔西走。iPod関連ビジネス好調なアップルの動向と、反対に不振が話題になっているソニーのパーソナルオーディオ事業の現状と今後の課題に関するコラム。色々と言われていることも、すでに耳タコでソニーの関係者も充分自覚していることでしょうね。

ソニーは、携帯音楽プレーヤー事業の速度をさらにあげていかないと、取り返しがつかないことになるとはいえまいか。

と締めくくられていますが、単一の事業スピードだけでなく他のカテゴリー製品との連携もしっかりと視野に入れて腰を据えて開発に取り組んで欲しいと思います。

また、下にリンクしておきましたが、ソニースピリットはよみがえるかの第13回で、ソニーのエレクトロニクス事業が度重なる価格低下に追随できていないことにも触れていました。

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キャリア女性が最も評価するブランドは「ソニー」

キャリア女性が最も評価するブランドは、1位SONY、2位伊藤園。背伸びしない身近なブランドが高い評価に

日本ブランド戦略研究所とCafeglobe生活研究所調べによる「キャリア女性によるブランド調査結果。
消費者市場の攻略に最も重要なステークホルダーのひとつが「キャリア女性」らしいのですが、彼女たちが日本でもっとも評価しているトップブランドはソニーだったそうです。指標別では、ソニーは優位性のトップに。また、購入意欲(購入したいか)でもトップを獲得しています。ちなみに、認知度トップが資生堂、好感度トップが伊藤園。

ブランド・パーソナリティ分析の結果をみると、キャリア女性はブランドを5つの軸(ブランド因子)で判断・評価しているとしており、創造的で独自性があり、新しくてセンスがよいという因子「革新」が強いブランドは他のブランドより優位性を高める効果があるそうです。アップルやiPod、ソニーやVAIOなどはこのイメージが高いブランドとか。反面、愛着を高める効果は希薄になっているそうですが…。

久しく「革新」というイメージからかけ離れたように見えたソニーですが、キャリアウーマンはそれでもソニーを支持してくれたようです。でも、働き盛りの男性諸氏も大事にしてくださいね、ソニーさん。