iPod専用ミニスピーカーを試すことでソニー「SRS-NWT10M」の良さを確認
先日、久しぶりに地元のヴィレッジバンガードに立ち寄ったんですが、レゴブロックのようなiPod専用のミニスピーカーが売られているのを発見。ポップな外見につられて購入。VERSOSというメーカーの「iBlock(BB5002)」という製品で税込2,100円。iPodのドックコネクタに装着するタイプで対応機種が多く、電源いらずなのが最大の売りみたいです。「Active Bass System」なんてコピーもあるので低音にも自信があるのでしょうか。
外見は正にレゴブロック。正面の左右にある十字の切かきがスピーカー部。中央下部の凸部2カ所がボリュームスイッチになってます。裏面はメーカーロゴの類が入っているだけ。使い方は説明いらず。ドックコネクタに装着してiPodのプレイボタンを押すだけ。iPod本体からのボリューム操作ができないので、音量は先述のスイッチで調整することになります。
肝心の音質は、AMラジオ並といったところでしょうか。「Active Bass System」と名が付く割に乾いた音。まあ、このサイズじゃ、これが精一杯ですよね。ボリュームもなめらかに上下するのかと思いきや、どうやら大中小の3段階しか無いようで、大だと露骨に音が歪んじゃいます。
こういう比較対象を使ってみると、ソニーのウォークマン専用「SRS-NWT10M」は実に良くできてるなあと感じます。ボリュームも本体側から出来るし、ボリュームがマックスでも絶対に音割れしないですもん。さらに、安全面から使い始めにフェードインしながら音を出力する機構も取り入れてますしね。実売は2,980円ですが、iBlockの2,100円を考えると結構お得なんじゃないかとも思えたり…。
とはいえ、iBlockにも良いなあと思うところがあります。スピーカーを装着した状態で自立できるんです。決して安定しているわけではないのですが、自立させることでバッフル効果も生まれ音にメリハリが出てくるような気がします。色々いうてますけれども、この手のミニスピーカーに高性能を求めるのは酷というもの。所詮はおもちゃと割り切って、ながらBGM的に使うのが幸せなんでしょうね。
そういえば、最近、スピーカー内蔵のDAPも増えてますよね。iPhoneはケータイですが、モノラルスピーカー内蔵で音楽再生も可能とか。飲みの席とかで、この曲良いよー、みたいな感じで聞いてもらうのにも便利ですよね。今後はスピーカー内蔵のウォークマンも出てくるのでしょうかね…。
【参考リンク】
・iPod専用 ブロックスピーカー BB5002 ブラック(Amazon)
※マーケットプレイス経由は別途送料がかかります。
モバイル製品のマニュアルは使い勝手が悪い?
家電の「製品マニュアル」、デジタル家電は低評価――アルゴノートが発表
家電製品の「製品マニュアルの使い勝手に関する調査」で、携帯電話、カーオーディオ、ポータブルオーディオ等のデジタル家電、情報家電の評価が低いことがわかったそうです。購入者がデジタル家電で問題を抱えた場面の「調べた方法」や「解決した方法」として「製品マニュアル」をあげる人が最も多いにも関わらず、「マニュアルを調べたけれど問題は解決しなかった」という人も多く、マニュアルの不備が低評価に直結してしまったようです。
ケータイのマニュアルは買った時ぐらいしか目を通さないもんなあ。iPod touchの裏技は全部ネット経由で知ったし…。最近のウォークマンのマニュアルは良くできてると思いますけど、用語一つとっても人によってはなじみがない場合もありますからね。一つのボタンに複数の機能を割り当てることも多いのも問題なのか?でもって、Bluetoothとか入ってくると余計に複雑になっちゃうのか?何にしてもメーカーは大変っすね…。
(デジタルディバイドとはちょっと違うのでしょうが、Windows98以降のPCカルチャーの影響もあるようなないような…。あとユーザ中心設計との関連性も大事かも…>ユーザは使いよう)
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限定3000台、SAS仕様のソニエリ「フルチェンケータイ re」の申込受付開始
LISMO Recommend サザンオールスターズ
auがソニエリ製「フルチェンケータイ re」をサザンオールスターズ(SAS)仕様に変更できる「サザンケータイ」の抽選販売用申し込み受け付けを7/26から開始しています。背面にSASの歴代ヒット曲やアルバムのジャケット写真をコラージュ。裏面はメンバー5人のサインと、サザン30周年ロゴマーク。8/6発売の新曲の着うたやジャケ写真をコラージュした待ち受けFlashがプリセットされるなど、すべてがSASの世界観に統一されているとか。フルチェン価格は税込13,020円(本体別)。申込期間は8/31(日)の17時までで、当選者発表は9月上旬以降を予定しているそうです。
デビュー30周年を迎えたSASですが、来年以降無期限の活動休止に入るんですよね(auの特設サイト経由でメッセージも送れます)。SASファンのコレクターアイテムになることは必至でしょうが、「フルチェンケータイ re」本体ありきなのがややこしいですね…。
着うたと言えば、公正取引委員会がソニー・ミュージックエンタテインメントなど5社の着うたが独禁法に違反しているという審決を下したそうです。レーベルモバイル以外の着うた提供業者に対して原盤権の利用を許諾していないことが第19条の規定に違反すると判断したとのこと>公取委、ソニーミュージックら5社の「着うた」独禁法違反を認定
サザンにもソニエリにも関係ないけど、「モバHO!」が来年3月終了するそうです。ああ、確かそんなサービスがありましたね…>「モバHO!」3月末に終了 ワンセグに敗北
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・「モバイルプロジェクト・アワード2008」受賞者に聞く 次世代のケータイを予感させる「フォンブレイバー 815T PB」
ソニーの2008年Q1決算は734億円の黒字も頼みのデジカメ&ビデオが減収要因
2008年度 第1四半期 業績説明会(Sony Japan)
ソニー、2008年第1四半期決算発表。営業利益は734億円-BRAVIAは損益改善。PS3販売は前年比倍増の156万台
ソニーが2008年第1四半期の決算を発表。売上高は1兆9,790億円と前年同期比微増も、営業利益は734億円(前年同期比39.5%減)、税引前利益629億円(同40.5%減)、純利益350億円(同47.4%減)とふるいませんでしたが赤字じゃないだけ立派っす。減益の主な要因は、ソニエリの持分法による投資利益の減少とか。
エレキ分野の売上高も前年同期比微増の1兆4,391億円で営業利益は同57.2%減の444億円。これまで好調だったデジカメ&ビデオの減収がイタイっすね。ゲームは黒字に転換。正にこれからが正念場。バイオは日本で減収要因、その他の地域が増収要因というのも面白いです。ちなみにバイオの今年の売上台数見込みは680万台。平均単価がいくらなら1兆円を余裕でクリアできるんだろう…。type Zがポンポン売れれば楽勝?>ソニー「VAIO」の逆襲(3) 「VAIO type Z」は普通の感覚じゃ作れないぞ
音楽も調子悪いですね。それを受けてか知りませんが、ソニーBMGを完全子会社にする動きがあるようです。日本のSMEもアニメ頼みだしなあ。ソニー系レーベルのかつての栄光どこへやら…>ソニー、米音楽会社を完全子会社化へ 独社との合弁解消
ソニーの決算とは関係ありませんが、ソニーが手放した「PLAZA」をTBSが買収するそうです。放送外収入を伸ばし収益力を回復させるためとのこと。テレビ局も大変だ…>TBS、旧ソニープラザを買収
(バイオと言えば、 VAIO E-newsの号外(2008/7/29発信)で「モバイルノートパソコンについてのアンケート」協力依頼が来ました。結果いかんでバイオのモバイル戦略が変わるのでしょうかね。高付加価値プレミアム路線に自信を深めるのか、低価格も参入するのか。いずれにしても、小さいモバイルマシンはは出し続けて欲しいっす)
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