« ウォークマン専用ビデオレコーディングクレードル「VRC-NW10」は5/24発売 | メイン | ソニースピリットを象徴するモルモット像も展示されている「ソニー歴史資料館」 »
2008年5月 8日
AV機器のワイヤレス化がもたらすもの
デジタルメディア評論家の麻倉怜士氏がAV機器のワイヤレス化と、それがもたらす新しいライフスタイル、クリエーション、ニーズについて、とりわけハイビジョン映像の世界に及ぼす影響を中心に解説。ハイビジョン向けワイヤレス伝送の仕組みとして、1つの部屋の中で使われるワイヤレスユニットのほかに、部屋の壁を越えるソニーのロケフリHome HD(LF-W1HD)も取り上げられています。
この2つは利用される技術こそ異なるものの、DLNAを含めどこかで融合していくのではないかと思うとのこと。レイアウトフリーと高画質の両立により、テレビは家庭へ入っくる多種多彩な映像を室内のどこでも楽しめるディスプレイとなり、私たちのライフスタイルを変えることになるとしています。今後は電力のワイヤレス化が課題になるそうです。
ロケフリは有料放送サービスとの組み合わせで1チューナーで2つのテレビの視聴が可能になることで、アンテナ端子のない部屋でもテレビ視聴を可能にしてくれるとしてその利便性を解説。「アンテナ端子のない部屋でも見られるテレビ」は家電業界の夢なんだそうです。
テレビはマルチディスプレイ化し、チューナーユニットはストレージを取り込んでサーバー化していく。サーバーは必ずしも一台ではなく、家の中でそれら全てがワイヤレスでシームレスに繋がっていて、出先からもアクセスできるようになる。昔から語られてきたような気もしますが、それらがやっと現実味を帯びてきたということなんですかね。
そういえば、昨日発表されたバイオブランドのエクステンションライン新シリーズもそういう流れの中で出てきたものなんでしょうね。また、一方でこんな調査結果もあるということも知っておきたいところ…>デジタル機器の複合利用はごく少数、ネットワーク利用に関する調査
投稿者 SPA : 2008年5月 8日 10:08 : カテゴリー テレビ・ビデオレコーダー , ロケフリTV