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2007年11月29日

α700ビジネスは地味だがきめ細かく地に足がついた形でじわじわと

「シャッター音にもこだわった」――デジタル一眼ソニー「α700」開発裏話

iconiconBCNランキングにα700「DSLR-A700icon」の開発者インタビューが掲載されていました。すでに聞いた話が多いですが、「高画質」「軽量」「BRAVIAとの連携」がα700の三本柱であり、最後のひとつが、テレビという表示機器を持つ電機メーカーとしてのソニーの強みを生かす戦略になるそうです。体験会で実際にテレビを使って写真を見せるとお客の反応も良いとか。こちらのインタビューも参考になりますね>「カメラ雑誌でテレビの特集があってもいい」──ソニー開発者に聞く、ブラビアの静止画機能

また、スタートダッシュは良かったものの、その後が続かなかったα100の教訓を生かし、α700の販売は「テレビなどと連携し、写真を楽しむシステムとしてお客さんに訴求することで息の長い製品」にしていくそうです。ちなみに、ソニスタの「カール ツァイス DT 16-80 レンズキット(DSLR-A700Zicon)」の販売が終了とか。ボディは息の長い製品だけど、レンズはそうはいかなかった・・・というわけではなく、限定1000台が完売したということですね。268,000円×1000台=二億六千八百万也。うーん、すごい。

また、αラインアップとアフターサービスの構築を3年かけて行うとのコメントもありますね。来年はプロ向けだけでなく、α100にかわる小型軽量のエントリー機の投入にも期待したいですねー。

投稿者 SPA : 2007年11月29日 10:46 : カテゴリー α(アルファ)