「ハイ、チーズ。」から「ハイ、ソニー。」へ
ソニー、「スマイルシャッター」のサイバーショット、CMなどを公開~笑顔の検出精度には絶対の自信
サイバーショットTシリーズの新製品プロモーションに関する記者会見の模様がレポートされています。会見には、テレビCMやカタログなど、今回のプロモに起用されたタレント陣も出席したほか、CMのメインコピー「ハイ、ソニー。」を作ったコピーライターの眞木準氏によるコピー解説やソニー デジタルイメージング事業本郡の石塚本部長による「スマイルシャッター」アピールタイムもあったようです。
「ハイ、ソニー」は最後がイ音で終わり、口角があがるので笑顔には最適なんだそうです。SDC会場で使われたのもそういうことだったんですねー。口角もいいけと広角もね(って結局そこか)。最近のソニーはCMへのタレント起用に全く躊躇がないように見えますが、今回のサイバープロモに関しては、スマイルが命。プロの笑顔にかなうもの無しということなんでしょうか。
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Rolly開発者インタビュー~ロボットの技術が入った音楽プレーヤーがRolly
「まったく新しいものを作りたかった」──Rolly開発者インタビュー
ASCII.jpに「Rolly」の開発者インタビューが掲載されました。前後編あるそうで、前半はSDCのRollyセミナーでもその設計思想を熱く語ってくれたオーディオ事業本部の大口伸彦さんへのインタビュー。
・Rollyは「ロボットの技術が入った音楽プレーヤー」。Q.taroとは直接関係ないし開発者も別。
・スピーカーは、ボーカルなどの声がきれいに聴こえるようにチューニングしている。
・Wi-Fiを選択しなかった理由は、Bluetoothのほうが消費電力が少ないから。また、ソニーがBluetooth対応アクセサリーを数多く作っていたから。
・家で使う場合は必ずしもモーションは必要ないと思うが、個人的には市場がモーションをどう評価するかが楽しみ。
・モーションが多くのユーザーの中で「ないと物足りない」存在になれればいいなと考えている。
・スペースを取るから部屋にコンポを置くのも嫌という人もいる。そういう人には良い選択肢。
・ミュージシャンのROLLY(元「ローリー寺西」)さんとは無関係
などなど、注目すべき内容が多いですが、「まったく新しい商品を作りたかった」というコメントが最もらしい言葉だと思いました。
そういえば、自分も、SDCのセミナー終了後に大口さんに、ローリー寺西をプロモに起用することは考えたのでしょうか?という質問をしたことをすっかり忘れておりました。「それを言うのはあなたで100万人目です!」(絶望先生54話)とは言われなかったものの、失笑気味で「ありません」と答えた大口さん、ベタな質問して本当にすいませんでした。この場を借りて謝罪いたします。
さておき、その後もRollyに関するお便りをいただいていますので、以下にまとめてご紹介。(皆さん感謝でーす!)
(from ゆーじゅさん)※SDC会場で現物を見て
充電池の大きさ(=プレーヤやモーター部の小ささ)に驚きました。再生モードについて聞いてみたところリスト順再生とシャッフル再生モードがあり(本体を振って設定するのには驚きました)、停止させない限り電池が無くなるまで延々と再生し続ける仕様だそうです。
(from yamashitaさん)
Rolly。ソニーさんがいまやるべきことは、ニコニコ動画に「Rollyにxx躍らせてみた」という動画をUPすることではないでしょうか。そこで、みんなが面白がってくれないようなダンスしかできないようなら終了。うまくいったら初音ミクみたいな展開で、調教師とか振付師とか言われて盛り上がるかもしれません。
(form Fighter-KOUさん)※PSP絡みだったのですがRollyにも言及なさっていたのでその部分だけ
新型PSPですが、やっぱりBluetooth内蔵という訳にいかなかったもんでしょうかねぇ... いゃ、PSPでRollyサポートソフトをリリースして、PSPから挙動コントロールしたり音楽転送元としてリンクしたり出来れば、かなり訴求効果が見込めたんではなかろうかと、私的に思っているもので。今からでも、小型Bluetoothモジュール出さないかなぁ。この辺とかを参考にして。
初音ミクと聞いて、mixiで何かが盛り上がっているのかと勘違いしたSPAです。鈍感なんです。モーションといえば、ソニスタの体験空間で、"Rolly"体験 in 「Sony Dealer Convention 2007」として、SDC来場者が作成したモーションの動画が公開されていますね。また、体験空間では9/28から「Motion Editor」の体験版も配布されるとのことで、誰もが実機が無くてもRollyのモーションをバーチャルに体験できるようになります。これもひとつの販促なんでしょうね。
それはそうと、Rolly静観派のFighter-KOUさんの提案するPSPのRollyサポートは期待したいですねー。というか、やっぱBluetooth内蔵しましょうよ、PSP・・・。
type U 「VGN-UX72」・・・? 【追記あり】
以下、寿方さんからいただいたお便りなんですが、自分の反応を含めつつご紹介いたします。
SPAさん、初めて書き込ませていただきます。寿方と申します。いつぞや横浜でSONYのショーがあった時、CLIEコーナーで一度だけお会いさせたいただきました。このサイトも、楽しく拝見させていただいております。
いやー、昔そんなことありましたねー(遠い目)。その節はご来場いただきましてありがとうございました。狭苦しいブースでしたが、お楽しみいただけましたでしょうか。また、引き続き当サイトにもお越しいただき誠にありがとうございます。そして、初めてのお便り、ありがとうございました。
さて、本日は思いがけずVAIO秋冬モデル第2弾の情報に接したため、取り急ぎご連絡いたします。
ふむふむ、それはありがとうございます・・・ってバイオ秋冬モデル第2弾の情報ですとー!?
ソースは本日発売の「日経パソコン」9月24日号。
「9月25日に発表された...」新VAIOの記事が「なぜか」掲載されていました。
その記事によると「今回発表された」のは、type L,type N,type A,type G に加え、type U VGN-UX72!!
キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ !!!!!
ふむふむ、L、N、A、Gときて、Uですとーっ!あまり使わないフレーズなんですけど、とりあえず自分も、
キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ !!!!!
って、ホント?
ということで、続きを読み進めていくと・・・
記事によると。重さ532g、4.5型横長液晶装備、HDD40GBで予価19万円だそうです。型番から分かるとおり、これは店頭販売モデルでしょう。オーナーメイドモデルがどんなスペックになるか、楽しみでもあり、心配でもあります。
スペック的には現行モデルと大差なさそうですね。ということは、新筐体ではなく、またしてもマイナーバージョンアップ止まりなんでしょうか・・・。それともVOMでSSD倍増とかあるんですかね。いずれにしても、そのうち発表されるんでしょう。期待して待つことにします。
ということで、ドキドキのお便りありがとうございました!>寿方さん。
【追記】日経パソコンをお読みになったアラゴロクさんからのお便りを追記します。
日経パソコン見ました。「25日に発表した」なんて未来の記事を過去形で伝えてるのが斬新です(笑)。
NとLは海外で既報の新筐体モデル。Lは新たに22型ワイド液晶(1680×1050)モデルが登場。Aは3ラインナップ全てでBD/IEEE802.11n対応。Gは新たに防滴、ドレインポートを装備。Uの詳細はHDD増量のみしか情報がないですね。N/L/Gは10月6日、A/Uは13日発売とのこと。来週25日の正式発表が楽しみ~。
おおー、Gは防滴っすか。なんにしても連休明けが楽しみですね。詳報お知らせありがとうございましたー!
Sony Dealer Convention 2007 視察レポート(14)~完結編
前回の「その他もろもろ編」まで、13回という過去最長規模でお届けしてきた「Sony Dealer Convention 2007 視察レポート」も今回がいよいよ最終回。これまでのレポートいかがでしたでしょうか。12日はとにかく感動したーっ!的なエントリーしかアップできませんでしたが、13日からは毎日最低でもひとつ、徐々に薄れる記憶をたどりながら8日間かけて書き続けてきました。ぶっちゃけ、みている方も飽きましたよね。そりゃそうですよね。
まとめ編として、何を書くべきか色々と迷ったのですが、ひとりのソニーファンという観点でとりあえず言わせてもらうとしたら、最初に戻るんですけど、やっぱり「感動をありがとう」なんですよね。これは、実質の主催者であるソニーマーケティングさん、アテンドしてくださった社員の方、ブロガー限定セミナーのためにわざわざ特別にプログラムを用意してくれたそれぞれの商品ご担当者さん達、そして、このイベントを支えてきた裏方さん達の皆さん、全てに言わせていただきたいです。
これも最初に書きましたけど、ぶっちゃけ期待していなかったんですよ。会期直前まで毎日のように続いた新製品発表の内容を見て、キター!と来るものは正直ありませんでしたし、Rollyのティーザーも結果的には逆効果だったような気もしないでもない、ソニーがやることなすことネガティブに取っていたところがありました。ただ、ああいう日常とは異なる空間の中で、実物をしかも理路整然と見せつけられると、やっぱり印象も違うんですよね。
既発表のものも多かったけど、全くの未発表な商品を間にはさんだりと、構成そのものだけでなく、導線やホスピタリティの部分もよく考えてるなあと感心したのが今回のSDCでした。だてに過去何回もやってきてないです。自分も過去に何年もイベントの仕事をしてきているので、普通の人が意識しないところにも目が行ってしまうのですが、そこかしこに創意工夫の跡がありましたし、ひとつのイベントとしての出来の良さにも感心しました。下世話な話ですけど、相当金もかかっていると思います。
ただ、ここで勘違いしていけないことがひとつだけあります。このイベントはそのタイトルが象徴しているとおり、基本的には、ディーラーさん達、つまりソニーの商品を普段お店で売っている人たちのために開かれる特別なイベントであるということです。最終日の一般招待にしても、始めからあったわけではありません。過去3回のもっと前から、ディーラーの上得意先の皆さんは招待されていたのかもしれませんが、ソニスタが公募しはじめたのも昨年が初めてでしたよね。ま、そんな状況でしたから、元々プレスを除いて一般客が入れるようなイベントでなかったことだけは確かです。
プロローグ編をお読みいただければおわかりだと思いますが、自分がSDCにご招待いただくのは今回が3回目。いずれもメディアとしてではなく、もちろんディーラーとして招待されたわけでもありません。ただ、過去の2回とは大きなな違いがありました。今回に限っては、新たな試みとして設けられたブロガー枠に招待されたこと。そして、決定的な違いが、写真撮影OKだったこと。
嫌な予感がしてたんですよねー。
案の定、一部の人の怒り爆発で、その矛先が招待されたブロガーや企画を仕切った部署に向かうものもあれば、ルールを無視した同業者に向けられたものなど、まあ、色々あったみたいです。
確かに写真撮影できるメリットはあるんですよ。今回、自分もそれを痛感しましたけど、写真があるとそれをを見ながら記憶がたどれるんです。これは大きい。でも、反対にデメリットもあって、それは今までのレポートを読んだ皆さんならわかっていただけますよね。自分は撮影ができようができまいが、所詮はあんなもんしか書けません。プレスのようにこういう発表会に慣れているとか、専属のカメラマンがいるならともかく、ひとりで何でもかんでもやろうなんてどだい無理な話でした。ということで、個人的には結果的には撮影NGでも全然問題ないというか、正直そっちにしてくれた方が良かったという思いが強いです。
ちなみに、今回のブロガー枠で招待された人は、(オレはよく知らないんですけど)巷で話題のαブロガーさんとか、超有名なコラムニストさん達もいました。それでもほんの30人前後です。ソニーファンでもなんでもない人が自由にといわれてあそこまで書いてくれるんですね。自分が企画担当だったら中身やクオリティをとやかく言う前に、記事にしてくれたことだけで泣いちゃうだろうな。
結局、今回も終わってみると何かと心に引っかかるところがあって、今後は呼ばれても行かない方が良いと思う自分がいます。こんなこと書いちゃうと、新しい試みに果敢にチャレンジしようとした関係者が一番悲しみますよね。ホント、すいませんです。ということで、結論。
やっぱ復活させましょうよ、「Sony Dream World」。
自分、今回のレポートの画像の保管先のディレクリを無意識にSDW2007にしてましたよー。2002年に開催されたSDWのようなイベントになるなら話は別ですからねー。たぶんに運営は大変だと思いますが、次回は、関係者もディーラーも一般もファンもアンチも関係なく、誰もが等しくソニーを身近に感じられるイベントとして開催されることを期待しつつ、これにて、「Sony Dealer Convention 2007 視察レポート」(と名の付くエントリー)を全て終わらせていただきます。
読者の皆様におかれましては、長期間に渡るおつきあい、本当にありがとうございました。また、このようなレポートを書く機会を与えてくださった、ソニー関係者の皆様方に、この場を借りまして厚く御礼申し上げます。
【追記】ソニスタで、SDC2007上得意様招待会レポートが公開されました。来場者アンケートの結果も発表されています。上得意さん達の最大の関心はテレビ(BRAVIA)に集まったようです。αは意外に少ないんですね~。