ソニ☆モバ

そうです。ウルトラセブンの頭部＆アイスラッガーです。こんなものが一体どこにあるのかというと、池袋サンシャインで開催中の「ウルトラマンフェスティバル2007」に展示されていたのです。先週の23日に、同じく池袋サンシャインのサンシャイン劇場で上演された劇団☆新感線の舞台「犬顔家の一族の陰謀」（最高に面白かった！）の開演前の時間を利用して見てきた次第です。入場料は大人でなんと1,800円。高いなあと思ったのですが、今回のイベントはウルトラセブン誕生40周年ということで、セブン絡みの展示が充実しているとのことだったので思い切って奮発。最終的には高い金払っても見る価値があったと言えます。

文化会館4FのホールBを全面使用したイベント会場は、展示、ステージ、子供向け遊具、物販などのコーナーで構成されておりましたが、目当てはあくまでセブン絡みの展示コーナー。テレビで見たウルトラ警備隊の内部や隊員達が使っていた小道具、人気の高かった宇宙人や怪人の等身大フィギュアなどが所狭しと展示されておりました。あこがれのウルトラホークも実際に撮影に使われたものだとか。四畳半トークが話題になったメトロン星人とセブンが夕日を背に戦うシーンもジオラマで再現されており、その精巧さにただただ驚くばかり。

等身大のジオラマは最終回のパンドン戦を再現。ダンがアンヌに自分がセブンであることを告げる最終回の映像がバックグラウンドで流れ、そのシーンの舞台裏をパネルで解説するなど、セブンファンにとってはたまらない内容でした。

ダンやキリヤマ隊長が実際に使用したヘルメットに混じって、ウルトラ警備隊の内線電話も。なんとも無骨なカタチですが、これが60年代にデザインされたものと考えると、ある意味時代を先取りしたものともいえますね。また、セブンの設定コンセプトを書き記した覚え書きも展示されておりました。レッドマンの名前がしっかりウルトラセブンに修正されていました。アイスラッガーについては、「セブンの頭についている宇宙ブーメランで、敵を倒し、自動的に頭部へ装着する」なんて記述がありました。ポインターのイラストには、「オートスライドの窓」なんて注釈も。

セブンファンにはたまらない内容でとにかく見所は多いのですが、個人的に最も目を引いたのがウルトラ警備隊の隊員服。アンヌ隊員と今はなきキリヤマ隊長が実際に着ていた服、さらにこれまた今はなきソガ隊員のブーツ。いずれも使い古された感バリバリながら、彼らの勇姿を目にした当時の子供達にとっては永遠のシンボルであることには変わりありません。

そして、自分が最も目をキラキラと輝かせて見つめ続けたのがキリヤマ隊長の隊員服の横に置かれていた腕時計型通信端末。昭和30～40年代生まれのオトコ達の脳内ROMに焼き付き、永遠に消えることのない究極のモバイル製品であります。びっくりしたのが、物販コーナーにあったウルトラアイ。これまた、腕時計と並んで当時の子供達のあこがれでしたよね。ダン・セブン役の森次さんプロデュース商品とかで、3千円以上の値がついておりました。3千円でセブンに変身できるのなら安いものですね（＜できないってば）。ちなみに、キングジョーの超合金モデルなんてのも売ってました。すんげー欲しかったのですが、8千円オーバーの値付けにびびって結局買いませんでした。最後の写真は著者近影。歴代ウルトラマンを前にいい歳こいてポーズを決める自分を見て同居人が笑っておりました。

開催は来週末の9/2まで。ウルトラセブン大好きという人は大いに見る価値あると思いますですよ～。

【追記】超合金のキングジョーですが、アマゾンだと30%オフで販売されとりました～。買っちゃおうかなあ...＞超合金魂 GX-37 キングジョー

そうそう、昨日は武道館のニッポン放送主催のオールナイトニッポン40周年記念イベントに足を運んできました。同居人の付き添いです。個人的にお目当てのアーティストは全然出演していなかったのですが、トライセラトップスの演奏は良かったっす。トリオであそこまでちゃんと音を出せるのは演奏がうまい証拠ですね。また、最後に登場したナイナイの24時間テレビパロディも大変楽しめました。なにより、一番衝撃だったのはオーディエンスそのもの。若い子達の黄色い声もさることながら、彼女たちの蛍光グッズの使いこなしにびっくり。ペンライトとかケミカルライトって言うんですかね。もう使うのがひとつやふたつじゃないんですよ。複数本を束ねて扇状に持ったりブレスレットにしたりと実にバリエーション豊富。さらに、使い始めるまでの手際の良さに驚き。開演直前にカバンから取り出して、慣れた手つきでパキパキポキポキと変形させるんですわ。これがねえ、手元をほとんど見ないで友達とだべりながらやっちゃうんだから驚き。どんだけ作り慣れてるんだってな具合です。この手のグッズも決して安いわけじゃないですからね。自分の好きなアーティストを応援するために、というか、少しでも自分の方を見てもらいたいためなんでしょうね。そこに金をかけるのを惜しまない若い子達のパワーにただただ驚きました。いやー、若いって素晴らしい...（なんのこっちゃ）。