« 2007年4月26日 | メイン | 2007年4月28日 »

2007年4月27日 アーカイブ

2007年4月27日

久夛良木CEOがSCE取締役を退任~これにてサイロ崩壊終了?

役員人事のお知らせ(SCE)※PDF

SCEI(以下SCE)及びソニーは、07/06/19付で、現在SCEの代表取締役会長兼グループCEOである久夛良木健氏が、任期満了を持って取締役を退任し、SCEの名誉会長に就任する人事を行うと発表。この人事に伴い、現SCE代表取締役社長兼グループCOOの平井一夫氏が代表取締役社長兼グループCEOに就任するそうです。なお、久夛良木氏は今後もソニーのトップマネジメントに対してシニア・テクノロジーアドバイザーとして技術的なサポートを行うそうです。以下は、久夛良木氏のコメント。

4つ目のプレイステーションプラットフォームを導入し終えた今、これらのプラットフォームにより最先端の技術と全世界のクリエイターの皆様の創造力を結び付けることによって、コンピュータエンタテインメントの新しい世界を加速できたことは私にとっても大変エキサイティングな経験でした。今後はこの経験を活かし、更なるチャレンジを、SCEを離れて更に広いネットワークで加速していきたいと思います。

また、ストリンガーCEOも今回の人事に関して以下のようなコメントを発表しています。

しっかりとした技術に基づくビジョナリーであり、また企業家でもある稀有な人、それが久夛良木健です。彼はソニーグループに数千億円規模のビジネスを創出しただけではなく、業界全体を新しい次元に導くことに成功しました。彼の類まれなビジョンと創造力、そして彼が育て上げたSCEという強力なチームからソニーが受けた恩恵は計り知れません。久夛良木氏は次なるチャレンジを続けてまいりますが、今後とも我々は彼の挑戦をサポートしてまいりたいと思います。また、新しくCEOに就任する平井氏は、北米での経験と手腕をもってSCEを更に発展させ新たな次元へと導いてくれるものと確信しています。

このニュースでは、「26日夕方に開いたSCEの取締役会で久多良木氏が退任を申し出、満場一致で承認された」とあります。これで“業界の織田信長”と言われた久夛良木氏のかかげる壮大なビジョンに振り回されることはなくなる、と思っている人がいたかどうかは定かでありませんが、色々な意味でお役目ご苦労様ってことなのでしょうね>SCE、久多良木会長が退任へ・プレステ生みの親

創業者の遺伝子を引き継いだ人がまた一人経営の最前線から退くことになりました。ある種のカリスマがまた一人いなくなったとも言えますね。時代を感じずにはいられませんが、これがある意味、サイロ破壊=新生ソニーへの布石となるのでしょうか…。自分もかつて、「もうソニーにはカリスマは入らない」なんてことを言ったことがありますが、いなければいないでこれまた寂しいモノですね。とにもかくにも、ソニーグループで一転お荷物になってしまったゲームビジネスの立て直しは急務。新体制で頑張って欲しいものです。

ちなみに、中の人に言わせると、久夛良木さんは実際に実力のある人で、皆に尊敬されているらしいです。性格もとっても温厚で、エッジの効いた物言いをする人でもないようです。まあ、そういわれても直接あってお話しを出来るわけでもなく、部外者には理解できないことも多いわけですが…。とはいえ、我々消費者もメディアのブラフに踊らされていることなく、その人となりを見極めなくちゃいけないのでしょうね。

【追記】本田雅一さんが久夛良木氏の退任がもたらすものと題したコラムをアップ。「ソニー本社が失ったものは、SCEと同じぐらいに大きい」と締めくくっています…>SCE久夛良木CEO退任がもたらすもの

また、ITmediaオルタナティブ・ブログの本田雅一さんのパースペクティブ・アイでも関連エントリーがあがってます。「久夛良木さんに対する印象は、報道などで言われているものとは全く違います」とのこと>SCE久夛良木さんがSCE役員を退任

【関連ニュース】
SCE、久夛良木CEOが取締役を退任。名誉会長へ-6月19日付け。新CEOには平井一夫氏が就任
SCEI、久夛良木健氏が6月19日付で取締役を退任。平井一夫氏が代表取締役社長兼グループCEOに就任
SCEI、久夛良木会長の退任と平井社長のグループCEO就任を発表
久夛良木氏、SCEI名誉会長に。平井氏が代表取締役社長兼グループCEOに就任
SCEの久夛良木CEOが退任、名誉会長に
久夛良木氏退任でPS3の失地回復を目指すソニー
2002年に、久夛良木氏が語ったこと
【特別企画】SCEI・久夛良木氏、退任までの軌跡
-----
任天堂株式会社、平成19年3月期決算説明会を開催 岩田聡社長、「ソフト3億本を販売するためにハードの販売を伸ばしていく」
任天堂「Wii」を生んだ「ブルー・オーシャン戦略」とは?
2006年は「第2のアタリショック」の年だった
SCEJ、PS3「THE EYE OF JUDGMENT」USBカメラやトレーディングカードを同梱して今秋発売
PS3用USB接続カメラ「PLAYSTATION Eye」同梱で今秋発売決定――「THE EYE OF JUDGMENT」

投稿者 SPA : 2007年4月27日 09:10 : カテゴリー SCE , ゲーム機 , ソニー全体

サイバーショットG1の売り上げは柔軟なサービスの提供と機能アップデートにかかっている?

無線LANデジカメのマイルストーンになれるか・ソニー「DSC-G1」

ちょっと前の記事ですが、日経IT-PLUS「田村安史のパソコン進化論」にサイバーショット「DSC-G1icon」が取り上げられました。無線LAN搭載デジカメはニコン、サンヨー、キヤノンが先行しており、決して新しいモノではありませんが、いずれも「業界標準」には至っていないとして、G1が本流となれるかどうかを探っています。

iconicon基本的なスペックは、内蔵メモリー以外は一般的ながらも「手持ち夜景」機能が面白いとのこと。無線LAN対応については、「既存の活用法をフォローするよりも、技術的に無理のない範囲で新提案をしたい、ということなのかもしれない」との前置きはあるものの、実際はG1が複数台ないと利用することもできない機能が多いため、販売実績を伸ばすならこれらの「使い勝手をさらに向上するべく機能のアップデート図れるかどうか」と、「無線LANによる柔軟な接続性を生かしたサービスの提供、また、DSC-G1と機能的な互換性を持つモデルを、今後どのくらい増やしていけるか」にかかってくるとまとめていました。

あらゆる機器がワイヤレス対応になる時代がもうそこまで迫ってきているような今日この頃ですが、ただ無線対応しただけでは意味がないと。「eyeVio」のようなサービスが生まれた背景とも無関係ではなさそうです。ひとりよがりなハードじゃいかんよということなんでしょうね。とはいえ、アナログ停波の頃にはデジカメもマイナス成長とのことですから、ソニーらしさが感じられる製品作りには引き続き果敢にチャレンジして欲しいです…>デジタルカメラの出荷台数、2011年にはマイナス成長

カメラそのものではないですが、こういう商品もこれから面白くなりそうですよね。スタパ齋藤さんも注目しているようですよ…>シーエフ・カンパニー、Bluetooth対応の7型デジタルフォトフレーム

【関連ニュース】
実写速報 ソニー サイバーショット DSC-W80~ISO3200対応の薄型720万画素機
実写速報 ソニー サイバーショット DSC-T20~スライドカバー採用のスタイリッシュモデル
「FONはビジネスに使えない?」の本当とウソ
無線LANに地殻変動? 無料相互利用の「FON」専用ルーターがシェア1位獲得

投稿者 SPA : 2007年4月27日 09:57 : カテゴリー CyberShot

ウォークマンB100シリーズの噂~ATRAC非対応でSonicStageいらず

ソニーからSonicStage不要・ATRAC非対応の新ウォークマン?!

Engadget JapaneseにUSBスティック型のウォークマンB100シリーズの噂に関する情報が掲載されています。ATRACLife経由の情報とのことですが、SonicStageいらずでファイルのドラッグ&ドロップだけで使えるらしいです。驚きはATRAC非対応。その他、メモリが1/2/4GBの3タイプ、カラー有機ELディスプレイ、ボイスレコーダ機能搭載。なお、FMチューナーは搭載、非搭載モデルの2種類あるようです。

wmb100.jpg

ATRAC非対応はありえないと思うのですが、画像はかなり信憑性高そう。見た目はUSBメモリそのまんまですけど。これにワンセグチューナーも採用されたら買っても良いかなあ…って、そんなの誰も買わないか~。ということで、真偽の程やいかに~。

投稿者 SPA : 2007年4月27日 11:13 : カテゴリー Walkman