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2007年2月 6日
mylo日和~キーボードのスライドが気持ち良いっす
昨日出荷が開始されたmyloですが、一日経ってすでにバリバリと使いこなしている方も多いのではないでしょうか。いつものパターンだと、速攻レビューといきたいところですが、IT系メディアでも色々とレビューはあがっているし、使いこなしの基本的なことはイイジマさんのmylo blogを見ればわかることも多いので、いつもとはちょっと指向を変えてmyloを使ってみて感じたことや気がついたことなどを「mylo日和」と題して不定期に書き留めていこうと思います。
まずは手にした感想から。11月に銀座ソニービルで触ってから早2ヶ月。実機の感触もすっかり忘れていましたが、やっとこの手に…。なんだかんだと新製品の使い始めはテンションがあがりますね。色々と持ち替えてみたりしましたが、クリエVZ90、PSP、バイオtype U同様の両手持ちが一番しっくりくる感じです。キーボードのスライド感については、設計担当さんがこだわっているだけあって快適そのもの。スライド時の加速感が特に良いです。VZ90やtype Uはオープンクローズ時の最後も自分の指でカチッとはめ込む感じですが、myloの場合は後半からスルッと指から離れていくんですよね。これがなんとも気持ちよいのです。
クリエほどPCへの依存率が高くないこともあって、CD-ROMのセットアップもラクチンでした。SonicStageの上書きがちょっと気になったけど、インストーラーの仕様だから仕方がないのかな。アプリも静止画、動画、音楽、ユーティリティーがそれぞれ単体で、mylo Launcherでひとつにまとまっているように見せているだけですが、SonicStage以外はシンプルなものなので使いにくいということはなかったです。そんなこんなで、とりあえず夕べはスタートアップガイドのみさらっと目を通して音楽再生とSkypeだけを試しました。
音楽再生はひとまずバイオtype Tに突っ込んであるアルバム(ATRAC 256kbps)を内蔵メモリに転送。付属のマイク付き接続コードに手持ちのヘッドホンを組み合わせて視聴してみましたが、音質については少々こもった感じがするものの、外で聞く分には許容範囲かなあと感じました。その後、メモステ上の128kbpsのMP3ファイルを聞いてみましたけど、さすがにこれはダメでした。フォーマットに関係なく、myloで音楽を楽しむならビットレートは192~256kbpsぐらいは欲しいです。にしても、内蔵メモリとメモステで扱えるフォーマットが異なるのが残念ですね…。
Skypeについては、まずは同居人のMac版Skypeと音声通話してみましたが、タイムラグもなく快適に会話ができました。その後、明日は明日の風が吹くでお馴染みのかつぽんさんからチャット依頼をいただいたのをこれ幸いとmylo同士の音声通話にトライ。かつぽんさんは、電話のようにダイレクトに顔に当てて、自分はマイク付きケーブル&ヘッドホンで会話をしましたが、こちらもタイムラグ無しに快適に通話できました。あまりに問題なく使えるので思わず話し込んでしまい、気がつけば1時間もしゃべってましたが…。にしても、これだけしゃべっても無料ですよ。うまく使いこなせば電話代も節約できますね。ということで、おつきあいいただいたかつぽんさんにこの場を借りて感謝!
夕べはそれぐらいで就寝してしまいましたが、今日はPLAYLOGにも入会して色々試してみました。また、Google Talkも以前取得していたGmailのアカウントを何とか思い出せたので使えるようになりました。いずれも使い始めたばかりなので感想はもう少し経ってからにします。それ以外にもイメコン3で動画を転送したり、PS3に繋いでみたりしましたが長くなりそうなのでその辺についてはまた後日にでも。
こんな感じで始まったmyloとの生活ですが、一日経って感じたのは、その呼び名の通り、AV機器としてよりもコミュニケーターとしての側面が強い新しいガジェットだなあということです。クリエのようなユーザー自身による拡張性は望めないかもしれませんが、PSPのようにソニーがアップデートで機能を追加してくれる可能性はあるので、PDAともスマートフォンとも違う新しいカテゴリーの製品の将来性に期待したいと思います。
(画像は青山のSCE1Fでのみ購入可能なPSP専用アクリスタンドです。座りは今ひとつですが、こういうスタンドがあると何かと便利ですね~。どこか専用スタンド作ってくれないかなあ…)
投稿者 SPA : 2007年2月 6日 20:00 : カテゴリー mylo diary