« ソニエリの2006年度第4四半期連結業績は過去最高に | メイン | 米ソニー、サイバーショットWシリーズ新製品を発表~乾電池式のSシリーズも »

2007年1月18日

リビングPCは流行るのか…

CESで話題になり、先日正式発表された丸いおひつ型のテレビサイドPC「TP1icon」のレビューが各所で公開されていますね。LAN対応の地上・BS・110度CSデジタルチューナー「DT1icon」やWi-Fiオーディオ「WA1icon」を含め、新しいAVソリューションを提案する製品群「エクステンションライン」として投入されるデスクサイドPCの実力やいかに。

VAIO新展開。PC録画対応地デジチューナなどをチェック-ネットワークを活かした新PCソリューション
【フォトレビュー】奇抜なデザインの“テレビサイド PC” VAIO VGX-TP1
ソニーの新型PCはなぜ丸型か?・写真で見る「VGX―TP1」
フォトレビュー:「白くて円い」VGX-TP1を外見から紹介しましょう

iconicon「TP1」の多彩なテレビ視聴機能と「DT1」のハイビジョン対応ロケフリ実現はすごいなあと思うのですが、価格を考えると専用機の方が運用しやすいのではないかとも思ったり。TP1の多彩なテレビ視聴機能もアナログ放送に限ってのことらしいですし、DT1は手持ちのPCと組み合わせて使えるようですが要求スペックもそれなりに高いみたいですからね…。

ホームネットワークの構築にはPCの存在が重要なことはよくわかるのですが、小寺さんの「PCと組み合わせようとすると、とたんにネットワークが難しくなる」という意見を目にすると確かにそうだよなあとも思ったり…>CES 2007で占う今年のトレンド~ 米国市場の姿は未来の日本と重なるか ~(小寺信良の週刊「Electric Zooma!」)

「Windows Vista肩すかし」のような印象を受けたから言うのではないが、これからのAVソリューションはホームネットワークまで含めて、米国でもPCレスの方向に進むのではないかという気がする。これまでSDの時代は、コンテンツのネットワーク流通が可能だったが、HDがその敷居を上げたために一端リセットがかかったような感じだ

とは小寺さんの総論。リセットがかかったからこその「エクステンションライン」なのかもしれないのだけれども、なんとなーく取っつきにくそうに感じてしまうのですよね…。

投稿者 SPA : 2007年1月18日 11:21 : カテゴリー VAIO