« ロケフリベースステーション「LF-PK1」を新製品のTVボックスと液晶モニターに対応させるアップグレードソフト | メイン | PSPでPS1のゲームをプレイ »
2006年11月24日
ゲーム機としては冷めた空気が流れ、AV機器としては熱い視線が注がれるPS3
日経BPの「デジタルエンタメ天気予報」。国内では100万台まで順調に売れ続けることが最低ラインで、それを達成してはじめて要注目のゲーム機と認められるのだとか。だからこそ、スタートダッシュで一気に100万台を目指すことが大事なポイントなんだそうです。そういう意味では、PS3もまずは100万台を目指さないといけないわけですが、ゲーム愛好者たちの間にPS3に対する「どことなく冷めた空気」が流れており、これがスタートダッシュの最大の敵になるかもしれないとしていました。また、PS2ソフトの互換性問題について、完全互換性は難しいと理解を示しつつも「どの程度の互換性があるかを事前に明示せず、発売日当日に発表するというのは、明らかにゲームファンから相応の反発を招く行為」釘を刺しているのが印象的です。
PS3専用ゲームで遊びたいタイトルが無いというのも冷めた空気の要因かもしれませんね。反対にAV機器としてのPS3は大いに盛り上がっているような雰囲気です。
・「PS3」ガチンコ対決! SACDの音質を専用機「SCD-XA1200ES」と比較する
・PDP-5000EXでチェックする「PS3」のBD画質(山之内 正の週刊AVラボラトリー 第42回)
・プレイステーション 3にAMGのメディア認識技術、LASSOを採用
自分もBlu-ray版のMI:3を入手したのでPS3で再生してみました。DVDと比較したら雲泥の差で確かにキレイなんですけど、手持ちのWEGAがフルHD対応じゃないこともあって、BSデジタル放送のクオリティとあまり差が無いように感じました。テレビもフルHD&HDMI1.3対応にしないと真のパフォーマンスは体験できないって事か。となると新しいBRAVIA Xが…って、この物欲連鎖はまずい。やっぱりPS3は金食い虫っす。
【追記】ひろさんからBRAVIA XのHDMIについて、こちらのニュース記事を引き合いに、完全にHDMI 1.3の機能が入っているわけではなく、フル対応は来年のモデルからと予想します、とお知らせいただきました。細かいツッコミ感謝です。まあ、今買えるテレビの中では一番理想に近いというようなニュアンスで受け取っていただければと…。
【関連ニュース】
・フトコロに優しい大画テレビはどれだ! ぶっちゃけバイヤーズガイド「液晶テレビ編」その1
・「BRAVIA」で見る“色”のチカラ、銀座ソニービルで特設展示
・ソニー、品質重視で薄型テレビのコモディティ化に挑む
・ようやく買える? フルHD SXRDプロジェクタ~ SXRD三兄弟の末っ子は“できる子”「ソニー VPL-VW50」 ~
・ソニー 西谷清 SVPがBlu-rayレコーダを語る-「2層非対応の理由」と「家電プラットフォームの今後」
・「ブルーレイ」、ソニーなど7社が共同宣伝活動
・れこめんどDVD:「M:i:III(HD DVD)」
投稿者 SPA : 2006年11月24日 12:38 : カテゴリー BRAVIA/WEGA , PS3 , ブルーレイディスクレコーダー