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2006年8月 4日
AVCHDの狙い、秘密とは…
目指すは「ノンリニア・ビデオカメラ」の統一規格 ソニーに聞く「AVCHD」の秘密
AV Watch、西田宗千佳さんのRandomTracking。ソニーが発表したハンディカム「HDR-UX1」、「HDR-SR1」の2機種に採用された新規格「AVCHD」がどんな目的で作られたのか、また両機がはどのような製品なのかを、ソニーの設計と商品企画の責任者にインタビューしています。ものすごいボリュームで、注目すべきポイントが多いことったら…。以下、個人的に注目ポイントを箇条書きにまとめました。あとはこれをどれだけ理解できるかだなあ…。
・既存の企画との最大の違いは、「スタンドアローンではない」ということ。AVCHD対応機器であれば、同じACXHD対応ソフトウエアで、データ保存や編集が可能になる
・大きく変わったことは、HDD搭載機とDVD搭載機を同時展開できるようになっていること。HDVという記録規格があるとはいえ、ノンリニアのニーズにいかに早く答えるかが重要
・今後は、BDなどのステーショナリー・フォーマットとは切り離した形で、先々まで、カムコーダーの専用(普遍的な)フォーマットとして作り上げていく
・今後、DVDプレーヤーはBDプレーヤーで置き換えられていくことになる。その時、BDプレーヤーでAVCHDがかかる、というのはユーザーにとってはわかりやすく美しい姿
・VAIOに関しては、商品とは無関係に、編集ソフトのAVCHD対応をソフトのアップデートなどで行う
・元々のねらいは、新メディアを用意するのではなく、既存のDVDでHD記録を実現すること。だから、H.264しかなかった
・モバイルの世界でプログレッシブ記録ををやりたい、という気持ちはある。どのような形でやるかは検討中
・(H.264エンコーダの搭載について)秘密があったとすれば、それは「やらなきゃいけない」という意識が強かった
・(HDVとの画質差について)HQモード(9Mbps)であれば、全く差はない
・きちんとした環境で、1,920×1,080でピチッと記録された映像を再生すると、これはもう本当にすばらしい。でも、なかなかその環境は揃っていません。すべての撮影テクニック、環境が整い、ユーザーからのニーズが多く、違いがわかるようになってくれば、1920へのチャレンジを考えたい
・(PCへの転送速度について)期待していただいで結構。HDDタイプ・DVDタイプともに、ディスクの転送速度に比例した速度になる
・HD商品で3タイプあることが重要。それぞれのベネフィットを謳っていきたい。これだけ普及したDVのテープを、HDVカメラにかけて再生できるのは大きなメリット
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投稿者 SPA : 2006年8月 4日 11:45 : カテゴリー HandyCam , テレビ・ビデオレコーダー