« DLNA対応スゴ録とルームリンクの組み合わせで不具合 | メイン | バイオUXの先行展示が旧バイオU&クリエユーザーに人気 »
2006年5月20日
PS3って一体何なんだ?
森祐治さんの「情報経済を読み解く」。ゲーム機としては高い、Blu-ray再生機としては破格、それ以外の機能は全くの未知数。単なるゲーム機にとどまらないエンタメコンピュータとされるPS3の位置づけについて考察なさってます。個人的には最後のページにあるまとめのコメントが印象的でした。
今後、ソニーにはPS3が実現する「リビングルームイノベーション」のビジョンを説明する義務が課されていることには違いがない。この説明責任を果たせない限りは、PS3に対する不安を払拭することはできない。ただただ、高性能のCellチップを搭載している、あるいはBlu-rayを再生できるという単純なスペックだけではなく、僕らの生活がどう変わりうるのかを示すことで、「ゲームとして値段が高い」といった評価を完全に払拭することができるだろう。加えて、イノベーションのソニーというかつてあった栄光を取り戻し、家電製品の新たな幕開けを宣言することすら可能ではないか(個人的には、今度発表されるHDDレスのVAIO UXには、その片鱗を感じて大いに期待するところなのだが)。【下線はSPAによるもの】
PS3の発売は半年先で、しかも詳細のはっきりしない段階で無理に結論づけようとしてもしかたがないような気がします。任天堂の動向いかんでスペックを落として価格を下げることもできるでしょうし…。知識人も業界関係者もユーザーもいいようにSCEに振り回されているだけなのかもしれません。まあ、またそれも楽しからずや。ってなことで、半年後にいい意味でのサプライズを楽しめることができればそれで満足です。
ちなみに、こんな話も出てきているので、SCEはPS3にばかり注力していないで、PSPにも何らかのてこ入れしないとまずいんじゃないでしょうか…>ハンドヘルドXboxはMicrosoftの“iPodキラー”になる
投稿者 SPA : 2006年5月20日 11:02 : カテゴリー PS3