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2006年3月28日
どうなる日本のスマートフォン~ACCESSの動きに注目
ASCII遠藤諭さんの「ケータイ出たとこレポート」。ウィルコムの『W-ZERO3』にユーザーが白熱する理由というコラムの3回目。遠藤さんがW-ZERO3発売後に個人的に最も興味深かったニュースがPalmSourceを買収したACCESSが“ALP”(ACCESS Linux Platform)を発表したことだそうです。そのALPについては気になるコメントが。
これ(ALP)については、今月29日発売の『Palm Magazine 永久保存版』で、アクセスの副社長兼CTOの鎌田富久氏にインタビューをさせていただいた。パームの神様・山田達司氏と一緒にうかがったその内容は、ぜひとも同ムックで読んでいただきたい。これは、日本のデジタル業界にとってもかなり意義のあるニュースなのではないかと思う。
とのこと。おお~、山田さんと遠藤さんの豪華ダブルキャスト。意義のあるニュースがムックでしか読めないのが残念ですが…。ちなみに、この『Palm Magazine 永久保存版(税込2,100円)』って明日発売なんですね。ASCIIの紹介ページにはあの「プロジェクト・パーム」未発表作品も一部抜粋して掲載との記述が。これはもう絶対に買わねば。
それはそうと、ACCESSと言えばこんなニュースもありました。
「ホーム・ゲートウエイ開発競争はもう始まっている」--ACCESSが米IPI社を買った理由(要登録)
IPルーター向けミドルウエア「ZebOS」の開発で知られるベンチャー企業米IP Infusion Inc.(IPI)をACCESSが買収したねらいについて同社幹部にインタビューしています。同社は以前から多くの顧客企業からホーム・ゲートウエイ製品の提供をオーダーされていたとかで、具体的なサービスの準備を急ピッチで進めていたそうです。買収はそのためで、PalmSourceとIPI社の製品と組み合わせることで、OSまでを含めたソフトウエア・パッケージを顧客企業に提供できるとしています。
PSPにも搭載されているNetFront、そしてホーム・ゲートウエイ製品とALPの連携とくれば、いろんな事を期待しちゃいます。クリエビジネスは終わってしまったけど、別な形でPalm OSがソニーの製品に活かされる可能性が大いに浮上してきました。