« PC+ワンセグの可能性を感じさせるバイオ「typeT」 | メイン | PSPでロケフリは自宅のAVシステムをミニチュア化して持ち歩く印象 »
2006年1月19日
au春モデル7機種発表&独自の総合音楽サービスの提供開始
・総合音楽サービス「au LISTEN MOBILE SERVICE」の提供開始および「CDMA 1X WIN」7機種の発売について【〈別紙1〉・〈別紙2〉】(KDDIのニュースリリース)
KDDIは、au携帯電話とPCがシームレスに連携する業界初の総合音楽サービス「au LISTEN MOBILE SERVICE」の提供を本年1月下旬より順次開始すると発表しました。「au LISTEN MOBILE SERVICE」では、対応機種同士で音楽のプレイリストを交換したり、音楽コミュニケーションサービス「うたとも」 などが利用できる「au Music Player」により、携帯電話1つでユーザー同士が音楽を勧めあうなど、インタラクティブに音楽を楽しめるというもの。携帯電話とPCで音楽の共有を可能にするPC音楽管理ソフト「au Music Port」により、専用のPC向け音楽配信サイト「DUOMUSIC STORE」からPCへの楽曲ダウンロード、EZ「着うたフル」 のPCへのバックアップ、CDからPCへの読み込みが可能になるほか、音楽をPCで再生するとともに、対応携帯電話への転送が可能となり、携帯電話単体では実現できない幅広いサービスを提供し、音楽をより身近に利用できる環境を実現するとしています。また、同サービスに対応する「CDMA 1X WIN」の新ラインナップとして、業界初の4GB大容量HDD搭載モデルや、ワンセグ対応の「EZテレビ」や「EZ FeliCa」などのサービスにも対応する7機種を1月下旬より順次発売するそうです。ちなみに、「うたとも」はソニーが新たに開発し、提供するコミュニケーションプラットフォームを採用することで実現しているとか。
au春モデルは音楽ケータイにフォーカスして、iTMS+iPodにLISMO+ケータイで対抗するというイメージでしょうか。端末では東芝の業界初HDD搭載ケータイ(Bluetoothももち搭載)や日立のワンセグ対応ケータイのインパクトは大きいですね~。ソニエリからは「W41S」が出るようですが、今更感の漂うスペックには正直がっかり…>au LISTEN MOBILE SERVICEに対応し、音楽を快適・簡単に楽しめるCDMA 1X WIN『W41S』の発売について(ソニエリのプレスリリース)
そんなソニエリの2005年度の業績が発表されていますが、ウォークマン携帯の販売台数が導入以来300万台を達成したとか。今回の新製品も国内キャリアのコンセプト主導で「ウォークマン」という固有名詞は使えないのでしょうが、いずれにせよスペックにも機能にも革新性が感じられないんですよね。ソニエリがこんなことでいいのかなあ…>ソニー・エリクソンの2005年度第4四半期および2005年度業績概要のお知らせ
【関連ニュース】
・PC連携の新音楽サービス──対応のWIN 7機種も発表
・au、携帯電話向け音楽サービス「LISMO」を発表-楽曲配信やプレイリスト管理など。対応WIN端末も発売
・au、1X WIN対応の新端末7モデル発表
・総合音楽サービス「au LISTEN MOBILE SERVICE」
・KDDI高橋氏、「auが音楽をもっと身近に」
・「iPod+iTunesに対抗できるサービスだ」──auのLISMO
・KDDI、パソコン/携帯電話向け音楽総合サービス“au LISTEN MOBILE SERVICE”を発表――「iPodに十分対抗できる」
・KDDI、「iPod/iTunesキラー」の音楽サービスを開始
・au、日本初の4GB HDD内蔵東芝製携帯電話au、日本初の4GB HDD内蔵東芝製携帯電話
・ついに登場、4GバイトHDD携帯──「W41T」
・4GBハードディスク搭載の「W41T」
・au、日立製のワンセグ対応携帯電話を発表-「DUOMUSIC STORE」対応。TV風充電台を付属
・ワンセグに対応した「W41H」
・FeliCa機能強化のミュージックケータイ~「W41S」
・マイク付リモコンで音楽を楽しめる「W41S」
・春WIN──「モバイルSuica対応」明言されず
-----
・英ソニー・エリクソン、10―12月期の最終益2.6倍に
-----
・音楽と携帯電話の相性は抜群、欧州携帯音楽市場は7年で5倍増の見込み
・2005年のデジタル音楽売上は11億ドル、2004年の約3倍に~IFPI調査
・携帯電話ユーザー、まだまだ増える? 小学校のジュニア世代にヒットのカギ
投稿者 SPA : 2006年1月19日 13:21 : カテゴリー 携帯電話・PHS