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2005年12月30日
デジタル家電はWebサービス型に
「デジタル家電は今後,Webサービス型になる」--米UIEvolution社CEO(要登録)
現在のデジタル家電はすべての機能が最初から盛り込まれた完成品ですが,将来は後で新しい機能が加わったり,ガラッと変わったり,ユーザーの好みに応じて自動的にカスタマイズされるといったサービス提供が当たり前になる。(中略)よいサービスを提供することで,ユーザーを離れがたくできるのです。自分向けにカスタマイズし,蓄積したデータがあると,ユーザーは次に別のメーカーの製品を選べなくなる。iTunesは自分のパソコンの中にデータをためていますが,今後はサーバ側にデータをためてくれるようなサービス付きの製品も出てくると思います。そうなれば,なおさら離れにくくなる。
ベンチャー企業CEOが語るネットワーク家電の今後。Webサービス型のデジタル家電はいつ頃成功を収めると予想するかという問いに、すでに「iPod」が成功しているとして、iPodは直接インターネットに繋がらなくともiTunesのアップデートによってiPodの機能をトータルで改良、強化していると説明してます。
オーディオやビデオのファイルをネットワーク上にある個人のオンラインストレージにストックしておいて、ネットワーク接続に対応したデジタル家電やパソコンから出先からでも利用できる。これぞ真の「ワンソース・マルチユース、ロケーションフリー」って感じでしょうか。
ハードありきの時代からサービスありきの時代に。ソニーは、ソニスタやSo-netが独自のネットワークサービスを数多く手がけていますが、肝心のハードとうまくシナジーしていない感じがします。モノづくりの精神はハードだけにあらず。カタチにならないソフトやサービスにだってソニーらしさを発揮できるはず。久多良木さんには先見の明があるし、CONNECTそのものの理想だって決して間違っていないと思う。あとはやり方。あなた方ならできる。もとい、あなた方にしかできない(と思いたい)。がんばれ、ソニー!
(下にあるような厳しい現実もあるけど、それを乗り切った先に明るい未来が開けるさ…)