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2005年12月 9日
SCE、ソフトメーカー買収でPS3やPSP向けに開発強化
SCEE、ソフト開発会社のGuerrilla B.V.を買収しPS3やPSP向けに開発強化
SCEの欧州地域を統括するSCEEが、全世界で200万本近い出荷を記録したPS2向けアクションゲーム「Killzone」を開発したオランダのソフトメーカー「Guerrilla B.V.」を買収。 SCEワールドワイド・スタジオの開発力強化の一環だそうです。Guerrilla社は現在、PS3向けに同タイトルの次回作やPSP向けの新タイトルを開発中とか。ソニーカルチャーとは違うことをしきりにアピールしてきたSCEも、結局は買収でしかソフト開発力を増強できないってことなのでしょうか…。
関連して、SCEが国内で実施中のクリエイター発掘プログラム「ゲームやろうぜ!2006」の概要を、過去に同プログラムで合格した開発者のインタビュー交えて紹介しています。「どこでもいっしょ」作者の南治一徳氏が同プログラムの合格者だったんですね。そんな同氏はPSPについて、「ちょっといいハードだなと思っているんですよ。最初のプレイステーションに近いし、ゲームが作りやすくて」とコメントしてます。
以下、雑感ですが、「どこでもいっしょ」ってポケステで出たことに意味があって、それ以降の据え置きゲーム機用タイトルは正直「どこいつ」では無いと思うのですよね…。そういえば、かつてクリエが盛り上がり始めた頃に同タイトルをPalm向けに移植を期待する声が多かったように記憶してます。クリエのDAアプリ的な感覚こそ「どこいつ」だと思っていたのですが、キャラクター人気が先行してコンセプトが曖昧になったのが残念。"らしい"PSP版が登場しましたが、コアなファン以外は手を出さないニッチなタイトルになってしまったように思いますです。というか、今のPSP自体がどこでもいっしょに持ち歩きたいサイズじゃ無いんですよね…。
【関連ニュース】
・SCEE、「KILLZONE」を作り上げたGuerrilla B.V.を買収
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・SCE ワールドワイド・スタジオが、「Killzone」など開発したGuerrilla B.V.を買収
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