« ソニー、Appleから幹部引き抜きでソフトウェア開発担当上級副社長に抜擢 | メイン | 8GBフラッシュ搭載ウォークマンが2006年6月に登場?~Samsungがメモリ供給 »

2005年12月27日

ウォークマンA全機種がWMAに対応~週一アップデートがソニー流のおもてなし

NW-A605/A607/A608本体ソフトウェア Ver.2.00 バージョンアッププログラムのご案内
NW-A3000本体ソフトウェア Ver2.01 アップグレードプログラムのご案内
NW-A1000/A1200本体ソフトウェア Ver2.01 アップグレードプログラムのご案内

ソニーのパーソナルオーディオカスタマーサポートは、ウォークマンAシリーズのファームウェアを公開しました。対象はHDDタイプのA3000/A1200/A1000とメモリタイプのA605/A607/A608の全機種。WMA形式の音楽ファイルの転送に対応。これにより、CONNECT Player上のWMA形式のファイルが、ATRAC形式に変換されることなく転送できるようになります。また、「A608」で本体ソフトウェアアップデートの際に、エラーが表示されてアップデートできないことがまれにあったのを改善したとか。

今回のバージョンアップ(アップデート)でバージョンがひとつあがったと…。これで各シリーズとも通算4回目。11/19発売から1ヶ月強で4回。ほぼ週一ペース。これがソニー流のおもてなしなんでしょう。

-----

“日本人”に最適化した選曲機能でiPodに差を付ける ソニー「NW-A1000」

デジタルARENAの「ソニーはiPodに勝てるのか? ウォークマンの“One more thing...”探求」の第3回が公開されていました。A1000のレビューですが、ハードそのものの評価は高いものの、転送ソフトに難ありとしてCONNECT Playerの未熟な出来に不満を爆発させています。CONNECT Playerが「これから時間をかけて徐々に改良が進んで行くものと期待したいが、それを我慢できるか否かが、このモデルを選ぶ際の分かれ目になりそうだ」とまとめているのが印象的。

ちなみに、自分は我慢ができなくなったので新NetJukeに走りました。CONNECT Playerは50音並べ替えソフトとしてだけ使わせていただいております。なので、アーティストリンクボタンが邪魔で邪魔で…。ということで、あのボタンを他の機能に割り当てられるようにアップデートして欲しいのです。さもなくばボタンが機能しないように封印したいのですが、何とか対応していただけませんでしょうか、ソニーさん。

そういえば、NetJuke経由でファイルを入れた本体をCONNECT Playerに認識させるとPC側には一切音楽ファイルを入れていないのにもかかわらずなぜかCDDBが立ち上がるのですが、これは何なのでしょう。しかも、立ち上がるのにまったくリンク情報を本体に送ってこない。こういった挙動不審なところが本当に気持ち悪い。こんなに使っていて腹が立つソフトも珍しいです。最近はフランツなんたらの曲を聴くだけで腹が立ってきますから…(パブロフ?)。

-----

ソニー、ウォークマンA用のクリアケース-NW-A1000/A3000用。装着したまま操作/充電が可能

関連して、ウォークマンA3000/A1000用の純正クリアケースが来年2月に発売されるそうです。ポリカーボネート製で、表面がUV塗装仕上げとか。価格はオープンプライスですが、店頭予想価格はA3000用が3,000円前後、A1000用が2,800円前後の見込みとか。

サードパーティーも静観している感のあるウォークマンAシリーズ周辺機器。そりゃそうですよね、あのデザインじゃ手間もコストもかかるってなもんです。それはそうと、このケースをつけたら持った感じも随分と変わるでしょうね。デザイナーが試行錯誤して決めた質感やらなんやらも意味無し状態じゃないですか。なんだかなあ…。

【関連ニュース】
ソニー、「ウォークマンA」シリーズ全機種がWMAに対応
ソニー「ウォークマンA」がWMAに対応(Engadget Japanese)
“ソニーは「一度EULAをクリックさせれば何をやってもお咎めなし」と思っている節があってなかなか勇気がでません”というコメントが印象的。
-----
iPodのビジネスモデルとモバイル動画マーケット その1
iPodのビジネスモデルとモバイル動画マーケット その2
iTunesに挑むオープンソースソフトウェア「Songbird」

投稿者 SPA : 2005年12月27日 10:31 : カテゴリー Walkman