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2005年12月15日

音楽ライター&DJが見たウォークマンAの感想は

第3回 ソニー訪問

使えば使うほど、自分だけのオリジナルな携帯プレーヤーになっていくという「ウォークマン Aシリーズ」。使ってみるのが楽しみです。

日経IT-PLUS、音楽ライター兼DJの島田奈央子さんのデジタル音楽生活というコラムの第3回。2回連続でiPodを取り上げた後ににソニー・ウォークマンが登場。同氏はソニーのコネクトカンパニーを訪問。ウォークマンA開発者インタビューで「“ぬくもりのある音楽”を包み込むWALKMANにしたかった」と語った同カンパニー商品企画部の塚崎氏にA3000/A1000について主に話しを聞いたそうです。

個人的に気になったのは以下の記述。

3年分の再生記録が残り、いつ、どんな音楽を聞いていたのかがわかる機能もあるそうです。つまり、「あ~去年の今日はこんな聞いていたんだ」とか、「誕生日に聞いていた曲はこれか」と思い出にひたれるのです。

再生した楽曲のログは残るのは知ってますが、それを表示させる機能はまだ実装されていないですよね…。インテリジェントシャッフルの空欄にその機能が追加されるのかな?

ところで、このコラムに関してジャイヤさんから以下のようなお便りを頂戴しました。感謝です、ジャイヤさん。

ソニモバさん、いつも楽しく読んでいます!特にWalkman A関連のニュースは楽しい限りです。ソニーはとことん地に落ちましたね....そんな印象を持つ昨今です。(中略)冒頭の『「iPod」生活も板についてきた?私ですが...』を読むと以前ソニモバさんが紹介されていた、閉鎖されたブログ風ソニー広告(Pinkyでしたっけ?)を思い出しました。わざわざこの文章をつけるということは、この記事もソニーが支払っているのでしょうかね?最近、Walkmanに好意的な記事を読むとどうしても記事風広告では?と思ってしまいます。

IT-PLUSの場合、画面右にあるビジネストレンド欄を見ればわかるとおり、広告企画はスポンサー名がはっきりと表示されています。島田奈央子さんのコラムはピックアップ欄でも紹介されていますが、提供の文字は一切見て取れません。つまりは、日経のオリジナルコンテンツで、費用は日経持ちになるのではないでしょうか。

ウォークマンAシリーズ体験ブログについては、ブロガーの選出に意図的なものがあったのかどうか、自分は知るよしもないのですが、コメントやトラックバックをストップするなりして続けることもできたのではと思っています。が、結果的に閉鎖になったみたいで残念です。AシリーズとNetJukeとの連携について書かれていたブログもあったので期待していたんですけどね…。閉鎖せざるを得なくなったということは、書く側または管理する側に何かしらの落ち度があったということなのかもしれませんが真相はわかりません。(ちなみに、自分もロケフリTV体験ブログに参加していますが、So-netブログを使うということ以外は書く内容についてソニー(というかSMOJ)から縛りを受けたことは一度もありません。)

島田奈央子さんにしても、音楽関係のお仕事をなさっているようですが、元々はお皿を回すアナログな方のようですし、iPodの回を読めばわかるとおりデジタルオーディオに触れるのも初めてだというじゃないですか。そんな方が、初めてソニーを訪問して新ウォークマンの話を聞いて、短時間で触った実機の感想を書いただけなのが今回のコラムなんじゃないでしょうか。

一部のレビューやコラムをみて提灯記事とか広告なんじゃないかと邪推してしまうというか、不快に感じてしまうのは、やっぱりウォークマンAシリーズの出来そのものに原因があると思うんですよ。ただ、ソニーが広告主のメディアも多いですし、色々な意味で表現には気をつかわざるをえない状況もあることは確かでしょう。今回、IT系のメディアからウォークマンAシリーズのレビューの公開が遅かったり、出ていなかったりするのは、下手なことを書いて叩かれるなら出さない方がよいという判断からだと思っています。

要はそういう微妙な商品を出してしまったソニーに一番の否があると考えるのが良いのではないでしょうか。

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投稿者 SPA : 2005年12月15日 12:17 : カテゴリー Walkman