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2005年11月20日
11/20のつぶやき~Good-bye Walkman A1000
到着したウォークマンA1000ですが、Connect Playerのあまりのダメさ加減にあきれて、昨晩はそのままやけ酒モードに突入してしまいました。IT系メディアがレビューを出さない意味がわかったような気がします。つーか、出せないですよ、これでは…。
Connect Playerに関しては、全体的な動作の遅さもさることながら、バイオTX90購入後、今まで見たこともないようなエラーがでるはフリーズするは…。たかだか2GB程度のSonicStageのライブラリを読み込むのに数十分も時間を要し、A1000への転送も恐ろしいぐらいに時間がかかる。Hi-Speed USBの高速転送が聞いてあきれる。アップデート用の常駐プログラムまでインストールさせるのもどうかと思うぞ。やたらとCDDBへアクセスしたりとなんか挙動もあやしい。ソニーBMG問題と同様のことにならなきゃいいけど…。他にも言いたいことは山ほどあるけど書ききれない。きっとこれはベータ版なんですよ、きっと…。そうとも思わないとやりきれない。
A1000も相当微妙。ディーラーコンベンションやソニービルで触ったときと操作性はほとんど変わっていない気がしました。売りのアーティストリンクは全く使い物になりません。カテゴリー的に近いと思っていたアーティスト同士が全く繋がってくれませんでした。インテリジェントシャッフル機能も3種類ありますけど、全曲シャッフルや年代別シャッフルがそんなにインテリジェンスか?と疑問。操作性に関してはボタンが小さすぎて誤動作しまくり。おまけに5方向キーの下ボタンはすでにミシミシ鳴り始めてます。バッテリも色々触っているとみるみる減りますね。予備知識無しで同居人に触ってもらいましたが、「重い、(5方向キー操作時に)持ちにくい、使いにくい」で終わりでした。あ、ソニスタの1000円強の専用ケースも今回はあまりできが良くないですね…。唯一ほめられるのは音かなあ。なんか、書いててむなしくなってきた。
ちなみに、SonicStageでももちろん使えるのですが、SonicStageから更新かけちゃうと日本語の50音用メタデータが吹っ飛んじゃうみたいで、売りの50音検索機能が使えません。再度Connect Playerに読み込ませれば復活するけど、行ったり来たりするのも面倒です。
細かいこと言い出すときりがないですが、正直ハードもソフトもこなれていない感じがします。これがモノクロ液晶iPod全盛時代に出せていたら印象は変わっていたかもしれないけど…。それと、以前、Connect Playerを無償で配るべき、旧製品もファームアップデートで対応すべきと言いましたが、今ここですべて撤回します。今の段階で配るのはやめるべきでしょうね。
結局、繋がる喜びも、おもてなしも、何にも感じられませんでした。フツーは新製品を手にするとうれしくなるはずなのに、A1000を手にして感じるのは怒りを通り越した悲しみでした。個人的には今回のHDDタイプのウォークマンAシリーズは無かったことにして次の製品に期待したいと思ってます。
ということで、さようなら、A1000…。