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2005年4月27日

リムーバルHDD「iVDR」で広がるモバイルAVライフ

リムーバブルHDD「iVDR」がデジタル放送録画対応に-コンテンツ保護規格「SAFIA」を策定

リムーバブルHDDの規格団体「iVDRハードディスクドライブ・コンソーシアム」が報告会を開催。新フォーマットの策定や新著作権保護規格「SAFIA」などが発表されたそうです。報告会では、HDDが従来のPCやサーバー用途から、HDDレコーダーやポータブルオーディオなどのデジタル家電向け用途が広がっていることから、同市場の「成長にあわせて、従来“部品”として扱われていたHDDをアプリケーションに最適な容量や仕様を実現しながら差別化を図り、iVDRでは“商品”へと転換」していくことが語られたとか。

新たに策定された著作権保護機能「SAFIA」では、ブロードバンドネットワーク配信やデジタル放送録画などの用途を想定しており、あわせてiVDR用のアプリケーションフォーマットとして、静止画用、オーディオ用、テレビ録画用の3つのフォーマットも定義されたとか。静止画は、デジカメの標準規格「DCF」との親和性を重視、音楽はMP3/AAC/LPCMをサポートしたほか、プレイリスト機能やアルバム管理、著作権保護などについての標準規格を策定。テレビ番組は録画フォーマットをMPEG-2 TSとし、プレイリスト機能やフォルダ管理形式などの仕様を定めているそうです。

会場では各社のiVDR対応機が参考出品されたとかで、iVDRレコーダ、メディアサーバー、カーナビ、オーディオプレーヤー、ポータブルビデオプレーヤーなどが展示されたようです。

搭載レコーダーからiVDRを取り出してポータブルビデオプレイヤーに差し込んで持ち歩くというイメージでしょうか。これなら著作権云々を気にしなくて良いし、エンコードだなんだという作業も必要ないということなんでしょうね。

投稿者 SPA : 2005年4月27日 10:41 : カテゴリー 業界動向