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2005年4月19日 アーカイブ

2005年4月19日

SCE、女子プロゴルファーとスポンサー契約

SCEJ、女子プロゴルファー“古閑美保”選手とスポンサーシップ契約締結

SCEは、プレステブランドのイメージアップを図るため、女子プロゴルファーの古閑美保選手とスポンサーシップ契約を締結したそうです。今回の契約により、同選手が試合中に着用するキャップにプレステファミリーのロゴが入るほか、マーケティング活動にも協力していくとか。今回の契約は古閑選手自身が「みんGOL」ファンであり、PSP版をツアー中にプレイするなど、熱心なユーザーだったことがきっかけで実現することになったそうです。

【関連ニュース】
東芝、「RDシリーズ」など映像関連商品の広告に松井秀喜選手を起用
※松井選手の話題以外に、ソニー、IBMと共同で開発中の次世代プロセッサ「CELL」搭載した製品の商品化を2006年秋に予定しているという話題もあります。

投稿者 SPA : 2005年4月19日 10:32 : カテゴリー SCE

AdobeがMacromediaを買収、最終的にはAdobeブランドへ

AdobeがMacromediaを買収、PDFとFlash、スタンダードが1社に

昨日の夕方に飛び込んできたビッグニュース。あちこちのIT系メディアで取り上げられていますが、これはMYCOM PC WEB発のニュース。

今回の買収で、両社の技術や製品が組み合わさり、両社のビジョン達成に高いシナジー効果を発揮する、としている。両社は既存の製品に加え、特にモバイル、エンタープライズ関連の市場での成長を目指していくなど、新しいビジネスモデルの展開を加速していきたい考え

とのこと。両社はともにM&Aで成長してきたライバル会社というイメージが強いようですが、MacromediaはFlashを中心に軸足を完全にWebパブリッシングに向けていたし、AdobeはPDFこそありますが根っこにあるのはあくまでDTPで、その軸足自体は昔からさほど変わっていなかったような気がしています。FlashとPDFという業界スタンダード自体は全くの不可侵状態にあったことも、今回の買収によるシナジー効果を発揮できるとする根拠として正しいと思いましたです。

ということで、問題はスタンダード以外の競合していた一部のソフトウェアです。PhotoshopとFireworks、GoLiveとDreamweaver、IllustratorとFreeHandといった、クリエーター向けのツールが今回の買収によってどうなっていくのかも気になるところではあります。昨今のWeblogツールの発展により、GoLiveやDreamweaverといった定番ソフトの需要が落ち込むのは目に見えているので、そういう意味で「特にモバイル、エンタープライズ関連の市場での成長を目指していく」というコメントも出てきたのかなあって感じてます。

でも、個人的に一番心配なのは、両社合併後の会社に匹敵するだけの競合会社が存在しないことです。このことが製品の価格にどう影響を与えていくのかといったところが気がかりです。

【関連ニュース】
Adobe to acquire Macromedia(米Adobeのプレスリリース)
アドビが特別であるわけ
[WSJ] AdobeとMacromedia合併で、MSの強敵誕生?
Macromedia買収の動機は共通の製品と理念――Adobe幹部が語る
合併の意外な誕生/私はいかにして心配するのをやめてAdobeとMacromediaの合併を歓迎するようになったか

投稿者 SPA : 2005年4月19日 10:43 : カテゴリー 業界動向

ケータイ向けゲーム配信サービスに注力する韓国の携帯電話会社

「モバイル・ゲーム」に力を入れる韓国の携帯電話会社(要登録)

韓国の携帯電話会社がケータイ向けのゲーム配信サービスに力を入れているとするリポート。PC経由でもゲームをダウンロードできる最大100Mバイトのゲームソフトを専用ケータイを使って楽しめるとかで、キャリアはゲーム・コンテンツを収益の新たな柱にしたいのだそうです。

PSPもまもなく韓国で発売されますが、くだんのWebブラウザ搭載もお国事情だけではなく、ケータイという最大のライバルに対抗するための手段となればうなずけるものがあります。果たしてPSPはケータイパラダイス韓国でどれだけ売上げを伸ばすことができるのか…。ソニー関係者ならずとも注目ですね。

【関連ニュース】
ソニーPSPの予約販売、5日目に売り切れに(朝鮮日報)

投稿者 SPA : 2005年4月19日 11:33 : カテゴリー PSP , 業界動向

BeatJamのHi-MD対応アップデータとオンキヨーのiPod対応Hi-MDコンポ

ジャスト、BeatJamのHi-MD対応アップデータを公開

ジャストシステムは、オーディオソフト「BeatJam」をHi-MD対応とする「BeatJamデジタルオーディオプレーヤー対応強化キット Vol.2」を公開。2月に公開したPSP対応の「強化キット Vol.1」の更新内容も含まれているそうです。今回、新たにHi-MDウォークマンや、NetMDウォークマンの対応機種が追加されたほか、多くの不具合修正も行なわれている。なお、Hi-MDやPSPへの転送はWindows XPのみで利用可能とか。

そういえば、5月に出るジャストの「BeatJam 2005」って売れるんですかね…。PSPに関して言えば、SonicStageの最新版は、MP3だけじゃなくてATRAC3の転送も可能になっているし、何しろ無償配布ですから。

オンキヨー、Hi-MD搭載/iPod接続に対応したミニコンポ-リアルウッド突き板仕上げスピーカーモデルなど

それと、やっとオンキヨーからHi-MDコンポが出るようです。同社のiPod用RI Dock「DS-A1」に対応しており、接続したiPodをリモコンで操作可能にするとか。Hi-MDとiPodという競合(になってないかもしれないけど)製品に対応しちゃっているところがなにげにすごいというか、ソニーにはできない芸当ですね。

【関連リンク・ニュース】
Hi-MD ウォークマン、NetMD ウォークマン、ATRAC CD ウォークマンに対応する「BeatJam デジタルオーディオプレーヤー対応強化キット Vol.2」を本日より提供開始(ジャストシステムのニュースリリース)
Hi-MD搭載、iPod用RI Dockに対応 先進操作と原音を手に入れたデジタル時代の次世代CD/MDコンポ New 「FR」 Nシリーズ(オンキヨーの新製品情報)
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OS XでPSPを愉しむ - 動画活用編

投稿者 SPA : 2005年4月19日 11:48 : カテゴリー PSP , Walkman , iPod , 携帯AVプレイヤー

ネットジューク NAS-A10レビュー

DLNAの対応でネットワーク経由での利用も可能 エニーミュージック対応オーディオ「ネットジューク NAS-A10」

iconiconソニーの、40GBHDDを搭載ネットワークオーディオシステム「ネットジューク NAS-A10」のレビュー。DLNAガイドラインに沿った「Windows Media Connect」とデジオンの「DiXiM Media Server」の両方をサーバーとして利用して接続できたとか。なお、DLNAはクライアント機能のみなのでNAS-A10をサーバーとして利用することはできないそうです。

結論としては、音楽の取り込み時の制約やディスプレイが必須な点など気になる点がいくつかあるものの、「特に同社製のポータブルオーディオプレーヤーを利用しているユーザーは、音楽をため込んでおき、必要に応じて転送するベースステーションとしての利用価値が高い」とか。

【関連ニュース】
Motorola、携帯電話とカーステレオをつなぐ「iRadio」サービス立ち上げへ

投稿者 SPA : 2005年4月19日 13:23 : カテゴリー NetJuke , 携帯AVプレイヤー

ウイルコム関連が強い、モバイル関連機器の売れ筋ランキング

メガ速度でウィルコム一人勝ち PROが人気のモバイル接続環境

ウィルコム一社の独占市場となったPHS市場ですが、モバイル関連機器の売り上げから見たモバイル接続サービスの現状に迫るというリポートがBCNで公開されています。AIR-EDGE[PRO]対応カードが好調なほか、従来にない手軽さが受けて日本通信の「b-mobile hours」が初のトップ10入りを果たしたとか。

また、パソコンのモバイルネット環境では、携帯とPHSの垣根はなくなったとして「それぞれの企業努力でどれだけ特徴のあるサービスを打ち出していけるかが生き残りの鍵といえそうだ」と締めくくっています。

昨日は不振が続くボーダフォン絡みのニュースも多かったようですが、結果的に世界標準の製品が日本では受け入れられなかったみたいなことなんですね。ドコモやauだけではなくウイルコムをあわせた4社が競い合うという特異な日本市場はこれから一体どうなっていくんでしょうか…。

【関連ニュース】
3G端末の失敗認め、“日本向け”に立ち返るボーダフォン
新社長モロー氏、日本ボーダフォンの改革姿勢を打ち出す
Intel幹部、「モバイルブロードバンドは2006年から」

投稿者 SPA : 2005年4月19日 13:38 : カテゴリー 携帯電話・PHS

4/19のつぶやき~「ソニー本社六階」読みました

sony6f.jpg昨日、leavileさんからご紹介いただいた「ソニー本社六階」が地元の書店にあったので購入、昨日のうちに読み終わりました。

著者の竹内さんは、冒頭、この書籍に関して、医者から「ガンの疑い」をかけられたことで自分のサラリーマン人生を総括しておくために書いた体験記を元に編集されたものあり、「元いた会社の内情を暴露したり、ことさらセンセーショナルに書き立てる意図を持ったものではない」と断りを入れていますが、ソニーファンの自分が読んでも充分センセーショナルな内容でした。

実際のところ、竹内さんがソニーに在籍していたのは1988年の新卒入社から2000年の秋であり、その時代に起こったことが中心に書かれていますが、先頃起こったソニーショックや経営者刷新人事に至る経緯が充分推測できるような事実に、ファンのひとりとして驚きととまどいを感じずにいられませんでした。

読み終わってふと感じたことは、ソニーという会社はあの大ヒット映画「マトリックス」の虚構の世界そのものなんだなということ。ソニーを離れ転職した竹内さんに元米ソニー幹部が送ったメッセージが、「Welcome to the real world」だったというのもそう感じさせた要因です。

そして、ここに書かれていることがすべて事実だとすれば、歴代経営者のO氏(って書かれてますが誰でもわかるってば…)の院政経営がすべてを台無しにしてしまったということになりそうです。きわめつけはコロンビア・ピクチャーズの買収にまつわる話。トカゲのしっぽ切りに使った金のせいで、無借金経営が大借金経営に逆転。その時の借金がいまだに尾を引いているということらしいです。

Oさんに対する印象が随分と変わってしまいました。書かれていることが事実なら、ある意味ソニーを今の状況に追い込んだ張本人でA級戦犯と言われてもおかしくないですから。そういえば、ストリンガー氏も盛田さんを引き合いに出すことはあってもOさんの名前を出すことはなかったような。スパイダーマンがここ数年のソニーを救っているということも因果な話ですけどね…。

社員がこの本を読んでこんな会社辞めてやるなんてことが起こらないことをファンとして祈るばかりです…。

投稿者 SPA : 2005年4月19日 14:09 : カテゴリー SPAのつぶやき

ソニー、デジカメ機能搭載「ビジュアル ICレコーダー」を5/21に発売

デジタルカメラ機能を搭載し、音声と写真を同時に記録できる“ビジュアル ICレコーダー”発売(ソニーのプレスリリース)

ソニーマーケティングは、ステレオICレコーダー本体に回転式レンズと有効130万画素CCD、開閉可能な1.2型カラー液晶を搭載した、音声と写真を一台で同時に記録できる“ビジュアルICレコーダー”『ICD-CX50』を5/21に発売します。

録音しながら写真撮影が可能で、撮影後に音声コメントをつけることもできるとか。写真と音声ファイルは連動させることができ、本体液晶画面を見ながら写真で音声ファイルの検索などができるなど、ファイルの検索・管理に便利な“ピクチャーブックマーク”機能も搭載。256MBの内蔵メモリーに、約11時間のステレオ録音と約2000枚の写真の記録が可能。記録した音声・写真のデータは付属のパソコン用アプリケーションウェア「Visual and Voice Editor」を使って、パソコン上で一元管理できます。価格はオープンで、市場推定価格は42,000円前後。

あれれ、メモステで拡張できないんだ。カメラ付きとはいえ256MBで42,000円という価格では、ターゲットとなる層でも手が出しにくいのでは。画像に音声を付加できるデジカメもありますよね。そっちと比べてどうなんだろう…。どことなくクリエNXシリーズの匂いもちらほらとしますが…。

【関連リンク・ニュース】
ICD-CX50製品情報(ソニーeカタログサイト)
ICレコーダー(ソニスタ)icon(ICD-CX50の製品情報は未掲載)
ソニー、デジカメ機能搭載のICレコーダー~有効130万画素CCDや1.2型カラー液晶などを搭載
ソニー、カメラ付きのステレオICレコーダー
ソニーマーケティング、音声と静止画を記録できる“ビジュアルICレコーダー”『ICS-CX50』を発売
ソニー、音声と写真を同時に記録できるデジカメつきICレコーダー

投稿者 SPA : 2005年4月19日 15:35 : カテゴリー 携帯AVプレイヤー