« 2005年4月17日 | メイン | 2005年4月19日 »

2005年4月18日 アーカイブ

2005年4月18日

W31Sレビュー&ソニエリ第1四半期の業績に関するニュース

CDやネット配信の音楽も取り込める携帯電話――auのソニーエリクソン製端末「W31S」

NIKKEI ITビジネス&ニュースの新製品レビューでソニエリのW31Sが取り上げられています。
あちこちのメディアで既出の内容が多いですが、わかりにくいなあと感じたのはやはり音楽再生絡みの対応メモステに関する記述。

対応するのは「MAGIC GATE」対応の「メモリースティックデュオ」で容量128メガバイトまでのもの。「メモリースティック」や「メモリースティックPROデュオ」、「メモリースティックデュオ」でも256メガバイト以上の容量のものは非対応なので注意されたい。なお、「着うたフル」や「着うた」を取り込む場合は「メモリースティックPROデュオ」も対応する

今までメモリースティックを使ったことのない人がこれを読んで何を買えばいいのか理解できるとは思えないんですよね。色で説明できればと思ったんですが、メモステスクエアのラインナップページを見ると、正直それも厳しいですね…。一番の問題はPRO版のATRAC3未対応でしょうけど、鋭意開発中が何年も続いている状況下にあっては、PSPやウォークマン同様にハードをMP3対応にしてしまった方が手っ取り早いのかもしれません。にしても、ファームのアップグレードは大変だから、実現されるとしても次世代機からみたいなことなのかなあ…。

ソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズ 2005年度第1四半期業績概要(ソニーのプレスリリース)

それと先週の話ですが、ソニー・エリクソンの2005年度第1四半期(2005年1-3月期)連結業績概要が発表されていました。販売台数は940万台と前年同期比7%増加したものの、売上は12億8,900万ユーロと同4%減少。税引前利益は7,000万ユーロ、当期純利益は3,200万ユーロと、それぞれ前年同期から2,700万ユーロ、5,000万ユーロ減少。

ロイター発のニュースでは、「市場環境が厳しかったことに加えて、新製品がほとんどなかったことが響いた」としていました。

【関連ニュース】
ソニー・エリクソン第1四半期利益、市場予想を下回る◇ロイター
「W31S」都内で店頭に並ぶ~新規は約2万円
-----
音楽ケータイ、ほしいのはどれ?
「901iSシリーズ」「W32K」「Nokia 6680」がJATE通過
大容量化と低価格化が同時に、“好循環”フラッシュメモリー市場

投稿者 SPA : 2005年4月18日 09:41 : カテゴリー MemoryStick , Sony Ericsson

電子マネー利用者アンケート~ソニーFelica採用のSuica&Edyの認知度高い

電子マネーの利用に関するアンケート調査~電子マネーの利用経験者は限定的だが、利便性による評価は高い(BSN総研)

BCN総研が行った電子マネーの利用に関するアンケート調査によると、電子マネーの認知率は6割強を占めたものの、利用経験者は3割台半ばと限定的で、現在利用している人は全体の2割弱程度だったとか。利用意向について、未経験者は『積極派』は16.8%にとどまっているものの、経験者の利便性に対する評価は高く、利用意向も『積極派』が7割強を占めているとか。電子マネーの利用促進には、電子マネーの利用可能な店舗・場所の拡充や、セキュリティ面での安全性や利用上のメリット訴求などにより、今後一段の飛躍の可能性を孕む市場を形成するのではとまとめています。

アンケート結果を見ると、特にソニーのFelicaテクノロジー採用のSuicaとEdyが強いですね。前者は首都圏で利用者の多いJR、後者はドコモのお財布ケータイとしての展開が認知度と利用度を高めているのでしょうね。

【関連ニュース】
BCN総研調査、電子マネーはSuica主導で普及、便利だがセキュリティは?
銀行口座からおサイフケータイの「Edy」にチャージ 三井住友銀行・ビットワレット開発者インタビュー

投稿者 SPA : 2005年4月18日 10:27 : カテゴリー 業界動向

自分好みのコンテンツ追加が可能な電子辞書が人気

電子手帳 自分好みのコンテンツ追加機能が好評

iconicon「自分好みのコンテンツを追加搭載できる電子辞書が人気を集めている」とする毎日新聞のニュース。辞書データが作成できるソフトウェア「辞書工房」を付属し、テキスト文書の閲覧も可能なソニーの電子辞書の新製品についても触れられていました。GfKジャパン調べによると、電子辞書の4月第1週のデータでは、コンテンツを追加搭載できる機種が上位10機種の半分を占めたとの記述も。

投稿者 SPA : 2005年4月18日 10:45 : カテゴリー EBRシリーズ(電子辞書) , PDA/電子辞書

元ソニー社員が内部告発?書籍「ソニー本社六階」が発売中

leavileさんから、「ソニー本社六階」という3月に発売された書籍の情報をいただきました。以下、leavileさんからの投稿内容です。

こんにちは。

ソニー製品ではなくて、ソニー関係の本の紹介です。
「ソニー本社6階」
発行 株式会社アンドリュース・プレス
著者は、元ソニー社員の竹内慎司というひとです。

ソニーが「ソニーショック」を起こす前後の社内の様子が元社員ということもあり詳しく書かれています。
(もっとも詳しくといっても、個人名などが書かれているわけではないので、限度はありますが)

もしこの話が本当なら、現在のソニーのような体たらくは当然かもしれないと思います。
印象的なのは、フラットテレビの時代になるとわかっているのに、あまり有利でない条件でブラウン管工場を建設したエピソードです。

とにかくソニーファンなら一度は読んでみる価値があるとおもいます。

なお、私は作者、発行所とはなんら関係はありません。
(と書くと逆に疑われるかな?)

元ソニーで、ソニー本社の6階にある『経営企画部』に所属し、幹部候補だったという竹内慎司さんという方が執筆した内部告発的な内容の本とかで、個人的にもすごく興味があります。ということで、速攻で入手しようと思ったんですが、アマゾンでは1~2週待ちとのことなので、まずは近場の書店で探してみようと思います。お知らせ感謝です!>leavileさん。

投稿者 SPA : 2005年4月18日 11:00 : カテゴリー ソニー全体

4/18のつぶやき~ムービーのエンコードは、ホントじれっタイガー

先週金曜日からスタートしたテレビドラマ「タイガー&ドラゴン」。同居人と違って、この春は見たいと思う番組が少ない中、これだけは見逃すまいと誓っている数少ないドラマです。第一話目は「芝浜の回」。見所として言いたいことはほとんど同居人に書き尽くされてしまいましたが、やはりマコトとぶっさん、もとい、虎児と竜二のカラミもさることながら、西田敏行を初めとする名脇役陣の演技+α(=小ネタ)の数々でしょうか。

落語が大きなテーマになっていることもあって、舞台の中心が浅草になってますが、どん兵衛家も2世帯同居で弟子達を含めた大家族ですね。下町風情の家で懐かしのTBSドラマ「寺内貫太郎一家」や「ムー(一族)」の匂いがぷんぷん。そこに「池中玄太」テイストまでがミックスされているもんだからたまらない。西田敏行氏はさすがに以前のようなキレた演技は難しいかもしれないけど、ジェンガ絡みの親子げんかのシーンでは昔を彷彿とさせる動きとセリフで笑わせてくれました。

そして、このドラマのトリックスター、メグミ(伊東美咲)を媒介(?)に、老若入り乱れるオトコたちの関係性がどうなっていくのかも楽しみなところ。

t_d_1.jpgドラマとは話は変わって、右の画像は同番組をDVDに保存したものをMPEG-2にエンコードし直してHMP-A1で再生しているものと、そのMPEG-2ファイルをImageConvertor2で標準画質でコンバートしたものを見比べているときの画像です。動画のクオリティは前者の方が圧倒的なのですが、HMP-A1は液晶が白っぽいので赤の発色が今ひとつなんですが、右のクリエVZ90は有機ELの赤の発色が素晴らしく、MPEG-4の384kbpsでもたいして見劣りしません。さすがに動きの速いシーンなどは厳しいですけど、この手のドラマぐらいなら全然問題なし。ちなみに、MPEG-2のファイルは1.8GB、クリエ用のMPEG-4のファイルはたった218MBと約9分の1です。そういえば、このファイルを作成するのにえらい時間がかかってるんですよね。やっぱり、PSXとかスゴ録でもっと手軽にこういうムービーが書き出せるようになると良いのになあってつくづく思います。

投稿者 SPA : 2005年4月18日 14:27 : カテゴリー SPAのつぶやき