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2005年3月28日 アーカイブ

2005年3月28日

3/28のつぶやき~ミスターAORの新作

bc_pin.jpgミスターAORと呼ばれるボビー・コールドウェルの6年ぶりのオリジナル・アルバムをゲット。ボーナストラック入りの日本語版にしようかどうか迷ったのですが、財布と相談して約1,000円安価な輸入盤にしました。日本語版と比べるとジャケットのビジュアルがかなり微妙(言い方を変えるとダサイ)でしたが中身は変わらないのでよしとしました。

輸入盤のクレジットを眺めてみて思ったのは、LogicやProToolsが多用されているということ。楽器演奏に関しては元々マルチな才能を発揮するボビーさん、その腕前もさることながら、プログラミングを含むエンジニアリング的な作業までそつなくこなすようです。ギターの腕前もなかなかで、1曲目のストラトのハーフトーンソロなんて結構自分の好き系でした。その他、制作に携わっているメンバーで目立ったのがTom KeeneとMark McMillen。両者ともにはAORファンにお馴染みですよね。

輸入盤の収録曲は12曲で最後の曲があの「スキヤキ」です。日本語版にはこの「スキヤキ」のオリジナル「上を向いて歩こう」の日本語バージョンも収録されているようです。全体的な感想は、ボサノバ・ラテンフレーバーが際だっており、AORというより良質なポップスアルバムという印象。可もなく不可もなく、おじさん達でも照れることなく夜のドライブのBGMに使えるいう感じです。

(実は、昔はボビーって大っきらいだったんですが、ここ数年で自分の中で再評価したアーティストなんですよね。イメージばかりが先行していた某たばこのCFの影響も大きいのですが、自分の偏見だったということに気がついたという…)

パーフェクト・アイランド・ナイツ(日本語版・ボーナストラック入り・税込2,520円)
Perfect Island Nights(輸入盤・税込1,580円)

投稿者 SPA : 2005年3月28日 09:24 : カテゴリー SPAのつぶやき

消費者から見たらソニーは元々ひとつなんだけど…

ソニースピリットはよみがえるか 第22回~組織の壁を現場が壊した

「ソニースピリットはよみがえるか」の第22回。コンシューマ向けハイビジョンカムコーダー「HDR-FX1」の開発には数々の難関があり、特に「HDコーディックエンジン」の開発が最大の難関で、実現には組織の壁を打破する必要があったとか。

読んでいて感じたのは、組織の壁を壊しているのは偉い人たちではなく、現場の最前線にいる人たちだということです。ただ、今回の場合、ハンディカムチーム、つまりソニーの中でも勝ち組とされる部署の人たちが乗り込んでいったのではなく、半導体チームが乗り込んできたということはしっかりと意識しておきたいなと思いました。

関連して、ちょっと古いのですが、日経BPのTech On!にソニーの経営者刷新発表を受けて書かれたコラムがいくつか掲載されていましたのでリンクしておきます。

グッドリスナーの時代(日経エレクトロニクス)
「行き詰まり」を感じていませんか(日経ものづくり)

投稿者 SPA : 2005年3月28日 09:41 : カテゴリー ソニー全体