iPod用Bluetoothトランスミッターで一番優秀なのは国内未発売のソニー「TMR-BT8iP」(だと思う)

Bluetooth対応のヘッドホンやらスピーカーやらの検証で、iPod用の3rdパーティー製Bluetoothトランスミッター(ドングル)をかなりの頻度でとっかえひっかえしておりますが、最近になって結構性能に差があるなあと実感しています。自分の手元にあるのはソニー製(日本未発売)、PCI製、シグマAPO製ですが、繋がりやすさ、扱いやすさ、コンパクトさ、ブルーLEDの目立た無さ(?)等、微妙に違うんですよね。

(中央下のドングルは、iPod+Nikeのトランスミッターで、画像右はBONE LINK製のUSBコネクターです。Dockコネクター製品って事で、なんとなく一緒に写真を撮っただけです。紛らわしくてごめんなさい!)

シグマAPO製は最新機種ということで、iPhoneにも正式対応しているのが売り。「シグマAPOのBluetooth iPod Audio Adapter「SBT01」を軽く試す」というエントリーでざくっとしたレビューをお届けしていますが、その後使い続けてみてわかったことがあります。それがノイズの多さ。音楽再生のミュート時に気がつきました。意外に気になるんですよ、コレが。他の2機種はほとんど無いんですよね。てことで、シグマ製のポイントはかなーり下がってしまいました。

PCIの「BT-DockT」は発売後に左右のステレオの逆層(だったかな?)問題で評判を落としましたが、自分の購入時は不具合解消済み。ペアリング用のボタンが押しにくいとか、押したら戻ってこないとかいう問題もあって、いまだにあまり良い評判は聞きませんが、ミニUSB端子でiPodを充電しながら使えるなど、他のドングルにない特長もあったりして結構気に入ってます。ただ、少々大きめなのとLEDの青点滅が3機種の中で一番うるさいんですよね。

でもって、ソニー製「TMR-BT8iP」なんですけど、ウォークマン用のNWB1を使い慣れているということもありますが、デザイン、サイズ、使い勝手等々、やっぱ一番良くできてるんですわ。ここ数日使い込んでみて改めて実感しました。国内で正式に販売すればバカ売れするはずなのに、ホントもったいないです…。

(てなエントリーで、BT160ASのレビューの遅れをごまかしているわけです、ハイ。ちなみに、BONE LINKのコネクター、コンパクトで便利ですよ。以前はiPhoneの充電ができなかった充電器に、このコネクターを組み合わせるとiPhoneが充電できたりもしています)