プレミアムなiPhone 4専用ジュラルミンケース「BLADE」限定版を試す

12/22のつぶやきで取り上げたiPhone 4用のジュラルミン製ケース「BLADE」ですが、これを取り扱っているリテールコムさんがサンプルを貸してくれたのでプチレビューをば。

今回貸していただいたのは「Metal Bumper ロマンス　FlowerPink/LeafGreen」という2010・2011年冬季限定モデルで、ピンクとグリーンのツートンのカラーリングが目立つクリスマス仕様らしいです。価格は6,980円（2010/12/27現在）。というか、クリスマスが終わってからのレビューですいません。

パッケージはブリスターパック。中身は、BLADE本体（フレーム＆ベゼル）、固定用のビス（予備含め計8本）、ビス用ドライバー、ボタンパーツ（3個）、クッション用のゴムパッド（長方形×1,円形×8）、ペラ紙の取説。これらのパーツから想像できるように、iPhone本体への固定にビスを使います。装着方法は以下の通り。

１．出荷状態でBLADEのフレームとベゼルはすでにビスで固定されているのでいったんこれを外します。
２．フレーム（ピンク色の方）に、クッション用のゴムパッドを取り付けます。BLADEとiPhoneが直接接触しないようにすることで衝撃を吸収するみたい。（今回は貸し出し商品なので割愛してます）
３．フレームに電源＆ボリューム用ボタン3個をはめ、iPhone本体をはめ込み、ベゼル（グリーンの方）をビス留めしたらおしまい。

不器用な自分でも組み立てできました。なんというか、ちょっとした工作（改造）気分を味わえますね、これ。でもって、装着後の見た目はこんな感じ。

色味が色味なので画像では伝わりにくいかもしれませんがですが、作りは実にしっかりしております。なんてったってジュラルミンですからね。プラ＆ゴムな純正品と違って高級感もあふれてます。ケース装着時はケースの厚みにより、デスクトップなどに置く際にiPhone 4本体が直接デスクトップに当たるのを防いでくれます。

手に持って最初に感じるのは堅牢性からくる安心感と素材から感じるひんやり感（？）。当然後者は寒さも影響してのことですが…。フレーム分、縦横方向が長くなるので手に持った印象も随分と変わります。手のひらのサイズによっては本体のみでできていたキーボードの片手打ちなどに影響が出るかも。

ボタンやコネクタ関連について。3つあるボタンは本体のボタンとしっかり連携できてます。フレームの強度の関係からか、BLADロゴのある左側面をぎゅっと押すと音量下げボタンが影響を受ける現象が確認できましたが、おそらくゴム製クッションを入れれば解決するはず。サイレントモード切替スイッチは若干操作しにくい程度。

右側面にはSIMスロット用の開口とストラップホールがあります。SIMをしょっちゅう入れ替える人には便利かもしれません。ストラップはiPhone本体の装着前にセットアップしておかないといけないのが若干面倒かな。あと右上という位置がベストなのかどうか…。

でもって問題はDockコネクタとヘッドホンジャック。予想はできていましたが、フレームサイズが影響して一部の製品しか使えなくなってしまいます。Dockコネクタは純正ケーブル以外はほぼ全滅。ヘッドホンも手持ちのものでは純正品以外ではソニーの安価なカナルタイプやウォークマンA808付属のものが使えたぐらいでした。

個人的にBluetooth製品を組み合わせて使うことが多いのでヘッドホンに関してはあまり影響はないのですが、Bluetoothのドングルも多用するのでDock部の仕様はかなり残念。純正バンパーなら手軽に外して使えるけど、ビス留めの本製品ではそうもいきません。てことで、Dockコネクタ関連製品を多用している人は要注意です。