Xperia Tablet Zの今後を占うタブレット端末市場の動向

xptbz_ss

「Xperia Z」の好調がタブレット市場にもうまく飛び火してくれるか。「Xperia Tablet Z」の今後を占う最新のタブレット関連情報をクリッピング。

「アンドロイド」搭載タブレット出荷、「iPad」を逆転へ=調査会社
スマートフォンのメーカー別シェアは、「アップル」「シャープ」「ソニー」の順。 タブレット端末でもアップルが依然圧倒的シェア。2番手にはグーグル。

上はIDCの市場予測記事。今年のiPad市場シェアは46%へ低下し、Android搭載機種は49%へ上昇する見通しとか。今年のタブレット出荷台数予想は1億9,090万台。今四半期に出荷された端末の半数が8インチ以下の画面サイズで、2013年以降は、より小型のタブレット端末が伸び続けると予想。下は以前取り上げたビデオリサーチインタラクティブの調査結果。

Amazon「Kindle Fire HD 8.9」~8.9型、1,920×1,200ドットの大画面/高解像度タブレット
これは最強のコンテンツ消費マシンである! – Kindle Fire HDを3カ月使ってみて感じたこと
Kindleを購入! 重さにうんざりして電子書籍アプリを使い出しました
アマゾンが仕掛ける「製造と物流」そして「マネー」の壮大なる実験 プライベートブランド、そして仮想通貨まで

Kindle Fire HD 8.9」の日本市場投入でバリエーションが一気に増えたKindleシリーズ。iOSやAndroidのとは異なる独自の操作体系を持っているが、慣れればとくに違和感なく使えるとのこと。「RECOPLA」は使えないけど、Twonky Beamとnasneの組み合わせなら使えてしまうのはなんだかんだで驚異…>したたかな戦略兵器、Kindle Fire HDを試す

【検証】2万円を切る低価格タブレットの実力は? 約1万円の激安タブレットも登場、画質から処理性能まで使い勝手を検証
シルバーウイン、日本初の6型Androidタブレット「ポケタブ6」
恵安、低価格な7型Android 4.0タブレット
恵安、Mini HDMI出力も備える7型Androidタブレット
進研ゼミの学習用タブレットPC、ウルシステムズが開発支援

低価格タブレットや学習用タブレットも続々。1万円切りも当たり前になってきた。WiiU Game Padのタブレット端末としての可能性なども含めると、周りは競合というか驚異だらけ。

過熱する第三のモバイルOS争い–勝利を収めるための条件とは
グーグル、「Android」責任者を交代–A・ルービン氏に代わりS・ピチャイ氏に
「iOS 7」に欲しいもの–15の可能性を勝手に予測
協業と競合、日本MSの苦悩

MWC開催以降、OS関連の話題が加熱中。CNETの記事では、OSの第3勢力の有力候補は、Mozilla(Firefox OS)でもTizenでも無く、MicrosoftとBlackBerryだそう。MSのSurface日本投入に関する記事ではiPadとNexus 7以外のタブレットがほとんど売れていないという販売店のコメントに注目。

Xperia Tablet Zは“ソニーらしさ”復活の象徴になるのか?
「Xperia Tablet Z」フォトレビュー 薄くフラットな10.1インチタブレットの使い心地
ドコモの最新Androidタブ「Xperia Tablet Z SO-03E」を写真でチェック!!
ソニーモバイルコミュニケーションズ、Xperiaのファッションアイテムとしての魅力を提案
ソニービルでXperia tablet Z Wi-Fiモデルを見てきた(当サイト)

最後に最近見かけたXperia関連の記事を自分のレポート含めまとめて。モノ(ハード)としての完成度は突出しているのは間違いが、他のソニー製品や各種サービスとの連携等、総合力とでも言おうか、真のパフォーマンス発揮にそれ相応の出費がともなうところが最大のネックか。投資価値が見いだせれば買いなんだろうけど、他社製品と価格差が開きすぎているのが気になる…。

Xperiaでスマホとタブレット市場のトップ3キープレイヤーを目指すSOMC。まずは、3/22のドコモ版タブレットと4月のWi-Fiオンリー版の販売動向に注目。

にしても、タブレットの勢いはすさまじいね。VAIOビジネスへの影響がマジで心配…。

【関連ニュース】
タブレットが激安! GALAPAGOSが8480円、64GBの最新iPadは3万4800円
モバイルPCは非タッチ型が堅調、タブレット利用者も拡大――ヤマダに聞く
MWC2013開幕!技術革新は一段落、スマホは価格勝負へ