小型テレビ用高音質スピーカー「Olasonic TW-D5TV」をワイヤレススピーカーにする

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発売日が3/27に前倒しになったOlasonicの小型テレビ用高音質スピーカー「TW-D5TV」。入力がステレオミニオンリーのシンプルさがある種の売りになっている製品ですが、スマートフォンやポータブルオーディオ等、テレビ以外の製品と組み合わせるシチュエーションで、もう一つアイテムを追加するとさらに使い勝手の幅が広がるんですよね。

昔から当サイトをごひいきにしている方にはお見通しかと思いますが、追加するアイテムは、そう、Bluetoothレシーバーです。最近はスマートフォンのみならず、タブレットやポータブルオーディオにも標準で採用されるほど、ポピュラーになったBluetoothオーディオ。音楽や動画はもちろん、インターネットラジオ、ワンセグ等、ワイヤレスで送出できる音源も多岐にわたります。

それらの音源をワイヤレスで楽しむために開発されているのがBluetoothレシーバー。なんのことはない、そうしたヘッドホン用に開発されたBluetoothレシーバーに「TW-D5TV」を繋いじゃいましょうってだけのお話。

ソニー製では、古くはVAIO type U全盛期にヒットした「VGP-BRM1」を筆頭に、小型軽量化を目指した「DRC-BT15」や多機能が売りで有機ELディスプレイ搭載の「DRC-BT60」、iPhoneオーナーにも支持されるソニエリブランドの「MW600」やXperiaと高度な連携が可能なSOMCブランドの「MW1」など、レシーバー自体もスマホに負けず劣らず高度に進化してきました。

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ステレオミニプラグが繋がっているのがBT60でその右隣にあるのがBT15です。この手の製品は小型・軽量はもちろん、省電力性もアップしてきているので長時間再生もお手の物。スピーカーが離れた場所にあっても(10m程度)、スマホやタブレット内の音源をワイヤレス再生して楽しめます。

BT60には映像と音声のズレを調整できる「ビデオモード」が搭載されており、Xperiaシリーズとnasne連携のビデオ再生で大いに威力を発揮してくれます。

スマホやタブレット、PS Vitaのような携帯ゲーム機、VAIOなどのPCにもBluetoothは当たり前のように採用されていますので、Bluetoothレシーバーを追加するだけで、「TW-D5TV」の活用の幅が格段に広がると思います。

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ここからはちょっと変わりどころなアイテム紹介。上画像中央は「Solar Sound 2」なるBluetoothスピーカーなんですが、このスピーカーにはLine Inだけでなく、Line Out端子が搭載されているんです。

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スピーカーにスピーカーを繋ぐという違和感もありましたがそれも最初だけ。大きなBluetoothレシーバーだと思えば良いのです。単体で使うよりステレオ感はアップするし、低音の量感も増えて、オーディオらしい音が楽しめます。大容量バッテリーを搭載しているので長時間再生も期待できます。

ということで、Bluetooth製品との組み合わせでTW-D5TVをワイヤレススピーカーにしちゃおうという事例をいくつか紹介してきたわけですが、ぶっちゃけ、Olasonicシリーズ自体がBluetoothに対応してくれれば、さらに便利になると思うんですよね。前から何度も言ってますが、OlasonicならではのBluetooth対応製品を期待しておりますので、どうか願いを叶えてください>東和電子関係者の皆様。

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