PS Vita、システムソフトウェアver.2.02アプデでVita版torneに対応


PlayStation?Vitaシステムソフトウェア バージョン2.02 アップデートについて

システムソフトウェアにおいて動作の安定性を改善。明日(12/20)公開されるPS Vita専用TVアプリケーション「torne PS Vita」を使う場合はシステムソフトウェアをバージョン2.02にアップデートする必要があるとか。

開発陣に聞くPS Vita版「torne」のカタチ タッチでもボタンでも操作。「torne PS Vita」

こちらはのtorne PS Vitaに関する開発者インタビュー。注目すべき内容が多数。

・デュアルショックをそのまま持っていただいたような感じで使える。すべての操作が、キーとタッチで使える
・動作速度もPS3版とまったく遜色ない。nasneからの映像呼び出しについては、むしろ若干、Vita版の方が素早く感じるほど。
・PS3用の地デジチューナとはつながらない。PS3にDLNAサーバー機能がないから。
・Wi-Fi(無線LAN)の制約から、nasneからの映像はすべて「480p」(640×480)で再生。nasne側の変更で720p再生も検討はしている。ちなみに、PS3版torneの地デジチューナ「3倍モード」の解像度は720×1080i。
・持ち出しには、ウケトルネ同様、Vitaのメモカ内に作った専用領域への保存が必要。DTCP-IPで持ってきた後に独自暗号化をかける方式で、ほぼほぼnasneの中にあるコンテンツが、そのままtorneの中で使える。転送速度は2倍速から3倍速。
・操作性を重視し、専用の形式にしたため、Vita OSの「ビデオ」からは、nasneから転送した映像は見られない。
・レコ×トルネは、レコーダーのコンテンツをVitaでちゃんと扱えるのか、というところから検証をはじめる。すべてのものがVitaでいけるのか、その辺をクリアーにして、対応を望む声が多ければ(出す)。

色々チューニングに時間がかかったようだけど、iOS版Twonky Beamやレコプラよりは早く出して欲しかったなあ。ともあれ、明日の公開が楽しみであることは確か。早く触ってみたい。

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