業界初、1チップで国内3波TV放送対応のシリコンチューナーIC搭載チューナーモジュール


業界初、1チップで国内3波テレビ放送方式対応のシリコンチューナーIC を搭載したチューナーモジュールを商品化 – 従来比 約25%小型化、消費電力約20%削減 –

ソニーが業界で初めて1チップで国内3波テレビ放送(地上デジタル、BS/CSデジタル)の受信に対応した新開発シリコンチューナーIC搭載のチューナーモジュール商品群『SUT-PJシリーズ』を10月下旬に発売。今まで培ってきた地上/衛星それぞれの受信用シリコンチューナーの開発技術やノウハウを生かし、発振回路やロジック回路などの共通化を実現。1チップICながら、地デジ用ICと同一サイズまで小型化しモジュール搭載。サンプル価格はテレビ・レコーダー用共に、シングルが5,000円、ダブルが7,000円、トリプルが10,000円。10/13から発売するBDレコーダー商品群に搭載とか。以下、主な特長。

1. 従来比約25%の小型化
新開発の国内3波テレビ放送対応の1チップシリコンチューナーICを搭載し、高周波回路技術及び高密度実装技術を駆使することで、基板の実装面積比で約25%の小型化を達成。

2. 従来比約20%の消費電力削減
シリコンチューナーICを搭載したチューナーモジュールの特長の一つである低消費電力をさらに追求。回路構成を見直し、歪み特性などの受信性能を損なわず、従来比約20%の消費電力削減を実現。

3. 安定した受信感度と優れた妨害耐性を実現
独自の高周波回路技術により不要な信号を除去し、優れた相互干渉妨害耐性を実現。周辺回路からの飛び込みノイズの影響を受けにくい優れた妨害耐性も実現。

特長の1と2を活かしたコンパクトな製品を期待。

【関連ニュース】
ソニーとパナソニックのトップ2人対面、テレビへの姿勢に差も
パナソニック・ソニー・シャープなど、スマートTVで研究会-普及に向け環境整備
ソニー社長:高精細でTVにも注力、業績は正しい方向-IT見本市で