ソニーがRGBW方式の液晶モジュールを商品化~スマホにも応用可能


デジタルカメラ向け新開発「RGBW方式」の3型VGA液晶モジュール “WhiteMagic™ ”を商品化~消費電力約50%削減*や 屋外視認性向上(輝度約2倍*)を実現し、スマートフォンにも応用~(Sony Japan)

ソニーは、デジタルカメラ向けに液晶パネルの画素にW(白)を追加した、新開発「RGBW方式」の液晶モジュール“WhiteMagic”を商品化すると発表。出荷時期は2011年10月上旬でサンプル価格は5,000円(税込)。

“WhiteMagic”は、従来の液晶パネルの主流であるRGB画素にW画素を加え、画面全体の明るさを向上させることで、液晶の消費電力を約50%削減するモードと、屋外視認性向上のために輝度を約2倍に上げるモードを搭載した、3型VGA低温ポリシリコンTFT液晶モジュール。

W画素を加えても、入力された画像の解析と、最適な画質処理アルゴリズムにより、画質の劣化なく表示できるとか。また、スマートフォン向けのディスプレイにも応用が可能とのこと。

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