21%小型に20%高速になったKindleが飛んでいく先は

米Amazon、新型Kindleを発表

AmazonがKindleの新製品を8/27に発売すると発表。画面サイズは6インチで、電子ペーパーディスプレイが刷新され、従来機と比較してコントラストが50%向上したほか、ページ送りの速度も20%高速化。本体もかなり小型・薄型・軽量化されたようです。内蔵メモリーも倍増され約3500冊の保存が可能で、Twitter、Facebookとの連携機能、音声読み上げ機能なども搭載。内蔵バッテリーの駆動時間は無線オフで約1カ月、無線オンで約10日間。価格はWi-Fi版が139ドル、3G+Wi-Fi版が189ドル。ボディカラーはgraphiteとwhiteの2色。

あ、タイトルに深い意味は無いです。にしても小さくなりましたネー。フットプリントこそ文庫本まではいかないけど薄さと価格の安さが際立ってます。シャープとAmazonに続き、後出しじゃんけんのソニーがどう出るのか。ある意味楽しみです。なお、kindleのTwitter機能は、従来機でもアップデートで使えるらしく、塩田さんのコラムで取り上げられてます>KindleからTwitter

アマゾンの堅調を支える「Kindle」–「iPad」との差別化要因

Amazonの「急速な成長」分野であるところのKindle。iPadとの差別化要因は、ワンソースマルチユース。Kindleブランドを自社ハードだけに固定せず、コンテンツをより柔軟でオープンな形で購入・利用できるようにしたことと、全般的に安価で品揃えが豊富なこととか。

iPad向け読書ビューアのインターフェイスを比較する(前編)
iPad向け読書ビューアのインターフェイスを比較する(後編)

PC Watchでもタイムリーな企画。玉石混淆なiPadの読書ビューワの比較レビューです。

自分はいまだに「i文庫HD」いれてまへんが、「CloudReaders」は使ってます。PDFの表示が速いので取説など入れておくと便利っす。縦型のウォークマン活用ガイドが読みやすい事ってば…。

あと、有料のものでは昨日初めてマガストアから雑誌コンテンツを購入しました。音楽誌「ストレンジ・デイズ」8月号。AOR特集だったんで。ちなみに普通に買うと980円ですが、マガストアでは450円でした。一応フルバージョンと言うことで、広告無しで全てのコンテンツが読めるわけですが、個人的は全部が全部読みたいわけじゃないので、特集だけを150円とかで切り売りしてくれた方がうれしいかなあ…。

ちなみにビューワーはやっぱYAPPAです。元々の雑誌サイズがA5なんで、iPadで見る場合のサイズ感はちょうど良い感じ。ただ、解像感が今ひとつでフリックして拡大する方が読みやすいかも。

カラーページが多い雑誌を読む場合はKindleよりiPadですが、シャープの新製品はカラーだし、使い勝手によっては勢力図が大きく変わる可能性もないこともない…どっちだ。いずれにしても、後出しじゃんけんのソニーのハードルはぐんぐん上がり続けていることだけは確か?>電子書籍、iPadでどう楽しむ? 各社のコンテンツ配信新規事業に期待

【関連ニュース】
Andoirdのdynabookはノートパソコンを駆逐するか?
iPad次世代機に求めるのは軽さと文字入力環境の強化、「iPad利用実態調査」(後編)
「Kindle」は何も新しくない、「iPad」ならではの表現を目指す
(丸ごとPDF化編) 雑誌を裁断機で解体!丸ごとPDFに