アップルの新デバイス投入は「次世代の音楽アルバム」のため

「Appleタブレット」:標的は音楽と書籍市場か
注目は新サービス"Cocktail"? 噂のApple製タブレットは9月登場か – 英FT
Appleの「新たな音楽アルバム」、Macタブレットと一緒に9月立ち上げか
Apple、アルバム販売強化でレコード会社と提携?

Financial Timesが報じたアップルのタブレット型の新デバイスとそれに付随する新サービスに関するニュースがあちこちに。新デバイスは3G通信が可能なネット接続機能を備えた10インチ大のタッチスクリーン採用端末らしいのですが、今回はこのデバイスに付随する新サービス「Cocktail」に注目が集まっているようです。

新デバイス投入の主要目的は、音楽アルバムの売上を復活させることにあり、「ライナーノーツやビデオクリップのオマケなど、音楽をさらに楽しくする要素を盛り込むのがCocktailの狙い」なのだとか。物理メディアにとらわれない「次世代の音楽アルバム」ってことみたいです。すでにUniversal Music Group、Warner Music、Sony、EMIといったの大手レコード会社と交渉中とか。

これ以外に電子書籍市場も標的に入っているようです。新型デバイス&新サービス登場(発表?)は9~10月頃を見込んでおり、クリスマス前には市場に投入される見込みとか。価格帯は600~1,000ドル程度。

詳細はわからないけど、レコードやCDがそうであったように、「次世代の音楽アルバム」もフォーマットは共通であるべきものと考えるので、アップルのデバイスだけでしか見られないって事にはなって欲しくないなあ…。あと、純粋に音楽アルバムのデータはCD化出来たらうれしいなあ。音楽に関してだけはパッケージにこだわってしまうので…>オリジナル楽曲を販売できる「myspaceCD」を試す~ 登録は無料。リスナーは楽曲をCDに焼いて購入 ~

さておき、投入時期がWindows 7搭載PCが出てくる頃ってことで、今年の冬は業界的(?)に大変なことになりそうっすねー(<人ごと)。もちろん、噂が真実なのであればですが…。

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