VAIO type PがミニノートPCの市場構成比を拡大

ネットブックの構成比は今後高まるのか?

大河内克行さんのコラム。BCN発表の08年年末商戦におけるミニノートPC需要動向調査をベースに同市場の今後を考察。

平均単価下落によるPC市場全体への金額ベースでの影響、「大画面化や大容量化」「オフィスソフト搭載比率の増大」などのトレンド、国産勢の苦戦、売り場での実態(A4ノートを薦める店員)などがこれまでの動向。

今後は、プロセッサの進化による高速、高性能、多機能化が実現され、モバイルWiMAXのようなインフラ整備が整えば、可搬性に優れるミニノートやネットブックだけでなく、さらに小型なMIDの利用を含めた1人PC3台時代が到来との話題も。

仕様が決まっているネットブックはともかく、VAIO type Pのような高付加価値な製品の投入は、A4/B5ノートユーザーを取り込み、ミニノートPCの市場構成比が拡大する可能性があるとのこと。

Sony Style(ソニースタイル)ソニーにしてみれば諸刃の剣なところもありますが、長い目で見ればtype Pからtype Tやtype Zへのステップアップや買い増しだって期待できますもんね。

そういえば、Windows 7とAtomプロセッサの相性もなかなかみたいです。Windows 7がネットブックやミニノートに正式対応すれば、皆が諸々の呪縛から解き放たれるのかも…>「Windows 7」ベータ版、ネットブックで快適に動作

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