<ブラビア>X1体験レポート~ブラビアリンクを試す(レコーダー編)

先日、Blu-rayレコーダーを<ブラビア>X1につないで、Blu-rayビデオを楽しんでみたわけですが、リモコンを使い分けるのがなんだか面倒ということで、最近の<ブラビア>に当たり前のように搭載されている「ブラビアリンク」を試してみることにしました。

ブラビアリンクは、<ブラビア>に付属するマルチリモコン1台で、<ブラビア>につないだ外部機器を操作できる仕組みの総称で、あらかじめつなぐ機器がブラビアリンクに対応している必要があります。我が家にある<ブラビア>20インチもスゴ録も未対応機器なので今回が初体験になります。

今回お借りしているBlu-rayレコーダー(T50)はブラビアリンク対応機器です。自分、HDMIでX1につないで、電源入れたら勝手に機能すると思ってたんですが、さすがにそれは難しいらしく、あらかじめ設定が必要だということを取説と一緒に同梱されている「ブラビアリンク接続・設定ガイド」という小冊子を読んで知りました。ちうことで、この冊子を見ながら実際の設定を行うことに。

手順は、1.HDMIケーブルで両機をつなぎ電源を入れ、2.X1側のHDMI機器制御設定でHDMI機器一覧でBlu-rayレコーダーを有効にして、3.マルチリモコンの下にあるふたを開けて、「録画機器」を押しながら「戻る」キーを押し続け、「録画機器」が赤く点滅したら指を離し、数字ボタンの1を押して、「録画機器」ボタンが点灯したら、「決定」ボタンを押すだけ。だけとか言いながら3番目がやけに長いですが、それほど手間ではないです。

ちなみに、Blu-rayレコーダーをブラビアリンクで接続すると、マルチリモコン(お気楽リモコン)でこんなことができるようになります。

  • 「見て録」ボタン:テレビを見ている時に押すと、見ている番組を録画(地アナ以外)
  • 「予約する」ボタン:番組予約モードに移行。マルチリモコンでレコーダーのXMBが操作可能
  • 「見る」ボタン:録画してあるタイトルを一覧表示。マルチリモコンでレコーダーのXMBが操作可能
  • 「シアター」ボタン:<ブラビア>X1のシネマモードに適した画質でBlu-rayレコーダーの映像を出力

え、こんなもん?と最初は思ってたんですけど、意外にコレが便利でして。たとえば、テレビもレコーダーも電源オフの状態から、マルチリモコンの「見る」ボタンを押すじゃないですか。そうすると、両方同時に電源が入って、X1の画面にT50のXMB画面が表示された状態になるんです。しかも、ほんの数秒で。これには驚き。

なお、ブラビアリンクを使う場合は、レコーダーの電源が完全にオフにならず、スリープ(待機)状態に移行するから立ち上がりが速いみたいです。消費電力量とのトレードオフではありますが、この手軽さは捨てがたいものがあります。

あと、ここにきてシアターモードの謎が解けました。なるほど、このボタン一発で、テレビとレコーダーを同時に映画を見るのに最適な設定に切り替えるって事だったんですね。

ちなみに、マルチリモコンの下のふたを開け、「録画機器」ボタンを押すと、フタの中にあるボタンでレコーダーの主要な操作が可能でした。ある程度の基本操作もXMBから可能。これなら、レコーダー付属のリモコンを使わなくてすみますね。唯一残念なのが、フラッシュボタン(もしくはその代わりになる設定)が用意されていないこと。これが付いたら100点満点なんだけどなあ・・・。

そういえば、レコーダーとは別にお借りしているネットワークボックスもブラビアリンク対応機器らしいので、後日検証してみたいと思います。(そういえばまだ箱から出してもいないや…)

【参考リンク】
ブラビアリンクガイド