BRAVIA ZX1、世界最薄9.9mmの驚異の仕組みとは

世界最薄「つまめるテレビ」、ソニーZX1脅威の仕組み

ソニーBRAVIA「ZX1」の開発者インタビュー。最薄部9.9mmを実現するための仕組みや技術の解説がありますが、自分には何の事やら…。個人的には4ページ目以降に登場するチューナー部とディスプレイ部のワイヤレス化について注目。ロケフリ技術の応用で独自のデジタルワイヤレス通信「BRAVIA1080 Wireless」を開発。5GHz帯のデジタル通信ということで、無線LANとの併用で電波干渉を受ける場合があること、現在の方式で送信できる映像信号が1080iに制限されている、などの制約があるそうです。

Sony Style(ソニースタイル)実売価格49万円前後はやっぱ桁が違うなあ。ちなみに、最後のページにある筆者と編集者のトークでは「ZX1」のデザインは有機ELテレビを狙ってるとして、「有機ELテレビも大画面モデルが登場するときはワイヤレスになりそう」なんてコメントも。まずは11型でいいから、有機EL版のロケフリモニター、出して欲しいっす…。

ネットで高品質のビデオ映像を配信するには――Akamai インタビュー

ネットワーク絡みで無理矢理ですが、こちらはPS3向けHDコンテンツ配信を担当したアカマイ社の関係者インタビュー。ユーザーに一番近い場所、 つまりISPに Akamaiサーバーという特別なサーバーが埋め込んであるんだそうです。これを使って、高品質HD映像を配信できるようにしたのだとか。これまた技術的な話でよくわかりませんが、PS3のためにISPにサーバーを仕込んじゃうってすごいですねー。

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