コンセプトや展開方法が似通うウォークマンS730/630と新iPod nano

新iPodは音楽、映像をもっと楽しむための製品-米アップルのiPod担当者に聞くiPod、iTunes 8の魅力
アップル担当者が語る新iPodとイヤフォン、Genius-曲面にこだわるnano。カナル型イヤフォンはiPhone非対応

Apple Store(Japan) 米アップルのiPod担当者へのインタビュー。nanoに関しては、9色カラバリ、本体シェイク(加速度センサー)によるシャッフル、独自技術によるプレイリスト作成機能等々、図らずもソニーのウォークマンSシリーズの新旧製品と非常に似通った機能や展開が多いのが印象的です。ちなみに、新nano本体厚みと重さは6.2mmの36.8g、S730/630は7.5mmの46g。

そういえば、ソニスタでのS730/630の販売価格が発表段階で未定だったですよね。新iPod nanoの値付けによって、販売価格を変えるつもりだったのかもしれませんが、元々の市場推定価格が8GBの『NW-S638F』が18,000円前後、『NW-S639F』が24,000円前後だから、新nanoとほとんど一緒になりそうですねー。

Apple Store(Japan)

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また、インタビューでは、iPod人気の要因については、ハード、ソフト、サービス、それぞれが一体化し、音楽を愛する人、音楽を楽しむ人に向けた機能やサービスをアップルが提供できているからと説明してます。ウォークマンの新しいスローガンは「音楽の力を信じている」。音楽そのものが持つ力なのか、音楽を愛する人たちの力なのか、はたまたそのどちらもなのか…。

【追記】ビサビが新iPod発表記念で旧iPod用品在庫限りのセールを開始しています。大特価商品には「旧iPod在庫限りセール」マークが貼られているそうです。また、早くも、新nano・touch専用液晶保護シートを発表。相変わらず仕事早いですねー。

(関係ないけど、今度のSシリーズの操作ボタン周りのデザイン。世界で一番有名なネズミさんのマークに似ていますよね…)

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