世界最小・最軽量ハンディカム「HDR-TG1」、純チタン筐体採用の裏側

「ハイビジョンスナップ、はじまる」のコピーとともに登場した世界最小・最軽量のハイビジョンハンディカム「HDR-TG1icon」も発売(4/20)まであと一週間。人気の高さからか、ソニスタでも珍しくエントリー制が採用されましたが、本日いよいよ先行受注が始まります。メモステDuo(Mark2)の8GBが付属して128,000円ですが、スタメンの15%オフクーポンとelioを使えば105,000円ほどになり、特典のソニーポイントが13,000beatを差し引くと92,500円ほどで購入できる計算になります。10万切るとなぜだかすごくお得に感じてしまうのは気のせいでしょうか。(自分もエントリーこそしましたが、BDレコA70の登場で物欲がシフト中…)

ソニー,小型ビデオ・カメラで新規開発の純チタン加工技術を採用

iconiconさてさて、そのHDR-TG1。民生用ビデオカメラで初めて軽くて丈夫なチタンボディを採用していますが、ソニーが純チタン製の筐体を採用するのは、ウォークマン「NW-MS70D」、PCMレコーダー「PCM-D1」に引き続き3回目で、いずれも岩崎精機が手掛けてきたそうなんです。ただ、純チタンは硬いことからプレスなどの塑性加工が難しい上、板厚が0.6mmと薄い、隅Rの小ささへの要求が厳しい、などの悪条件が重なり、液晶パネルを覆う筐体には従来と異なる加工技術を別の加工メーカーと共同で開発しているんだそうです。技術の詳細や開発に協力したメーカーは「今のところ明かせない」とのことですが、ソニーの世界最小・最軽量なプロダクツの開発には今も変わらず国産の技術というか職人芸が生かされているんですねー。素晴らしい!

ところで、TG1に必須のメモステ。スタンダード版のDuoがソニスタでも販売終了になり、TG1同梱のメモステDuoはMark2の8GBということから、Mark2が今後のスタンダードになるのではということを以前のエントリーで書きましたが、実際のところどうなんでしょうね。スタンダード版のラインナップが欠けているのは気持ち悪いので、とっとと新製品発表して欲しいところです。

ちなみに、唯一の同胞(?)、サンディスクのメモステDuo Ultra IIシリーズがいつの間にやらリニューアルしていました。旧製品の4GBがアマゾンでバカ売れしたのは記憶に新しいですが、新製品もそこそこリーズナブルな価格で売られています(8GB:12,000円強4GB:6,000強)。とっととラインナップを揃えないと、サンディスクに美味しいところを持っていかれちゃいますよー>ソニーのメモステチーム

それと、ソニスタでは販売終了の純正品もアマゾンならまだ在庫ありますね。4GBの5,879円は結構リーズナブルかも…。