「見ても使っても全く新しい商品にしたかった」~ソニーの音楽プレーヤー「Rolly」(2)
「音楽をみんなで聞く楽しさ」を改めて提供したい~ソニーの音楽プレーヤー「Rolly」(3)
10/18のエントリーで紹介した「Rolly
」の開発・関係者インタビューの続編が掲載されていましたので、個人的に注目したポイントをまとめて。
【大口氏】
・最近はブログで自分の趣味・嗜好や主義・主張を公開し、ネット上で積極的にコミュニケーションを取る人が増えている。「Rolly」でも、モーションを通じた自己表現やコミュニケーションができればと思った。
・商品性を広げるための工夫(Bluetooth機能、オートモーション機能)を途中で加えた。それが商品化の決め手になったと思う。
・「Rolly」の本当のカギになるコンセプトは、どこにでも持ち運べる小さなサイズながら、非常に良い音質で音楽が聴ける点。音には非常にこだわった。とにかく、“想像を超える音”にしたかった。
・音楽再生プレーヤーとしての機能にこだわっているのは、「音楽をみんなで聞く楽しさ」を改めて提供したいから。今、スピーカー付きでどこにでも持ち運べるデジタルオーディオ機器があまりない。音楽には本来、複数でオープンに聴く楽しさがあり、「Rolly」ではそれを改めて提案したかった。「どこでも聴ける」という機能には、多くの需要があるのではないか。それに動きも加われば、より楽しい。
【小久保氏】※一連のプロモについて
・「Rolly」は全く新しい商品で、万人に受けるタイプの商品ではない。マス媒体を使ったマーケティングではなく、“同士”が情報を広め合うようなマーケティングが向いていると思った。
・ティザーサイトは「『Rolly』を初めて見たときには、こんな気持ちになる」という内容の動画を集めた。連動ブログではティザーサイトの動画を取り上げ、伝えたいメッセージのヒントを文字で提供するようにした。
・これからの季節、クリスマスのプレゼント需要なども期待できるのではないかと考えている。ユーザーの意見を聞いて、今後のマーケティングやシリーズ展開に生かしていく。
Rollyのモーション作成が自己表現になるかどうかはともかく、一部のコアユーザーにだけ売れるニッチ商品ではビジネスとして難しいという判断からBluetoothが採用されたというのが面白いです。日本ではBluetoothそのものがまだまだニッチで、どちらかというとコアな人たちが求めている機能だから。でも、実際、Bluetoothが搭載されていなかったら自分も購入していなかったと思います。

プロモについては・・・どうなんでしょう。YouTubeに動画があがってしまった段階でサクッと情報公開してしまっても良かったのではないかと。「ばれちまったら仕方がねー。ほらよー!」ぐらいの柔軟性のある対応ができれば、Rollyだけでなくソニーへの印象も違ったものになったような気もしなくないです。ブログってそういうことに使う(使える)ツールなんじゃないんですかね・・・。
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