ソニーマーケティングが年末商戦でベタなプロモを展開する理由とは

なぜソニーは、「らしくない」店頭POPを用意したのか~ 年末商戦の販売戦略をソニーマーケティング・竹村常務に聞く ~

AV Watch、大河原克行さんが年末商戦の販売戦略についてSMOJ常務にインタビューしています。「ハイビジョンはソニーにおまかせ!」を合い言葉にベタなプロモを展開する理由は、「ユーザー目線に立ち、わかりやすさに重点を置いた提案」が求められていたからだそうです。また、販売製品が「個」から「群」に大きくシフトしており、「群」の規模が大きくなっていることもわかりやすさを訴求する要因になったようです。また、Blu-rayディスクレコーダーiconへの一本化や有機ELテレビ「XEL-1icon」の店頭展示優先が年末商戦に向けたソニーの大きな挑戦とのこと。

それこそSMOJが国営と呼ばれていた頃から、本社と営業、作る側と売る側の間には様々な面で温度差があったんじゃなかろうかと思います。街の電気屋さんを相手にする営業の現場ではむしろベタなプロモが当たり前。不思議なことでも何でも無いはずです。作る人だけじゃ会社は動きません。作るための努力と変わらないぐらい、売るための努力も必要ですもんね。なんにしても、現場に活気があるのは良いことなんじゃないでしょうか。個人的には、「デジタルモバイルはソニーにおまかせ!」というかけ声も聞いてみたいです・・・ってあまりに漠然としすぎてわかりにくいっすね。


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